2014年8月28日木曜日

10thシングル選抜基準

みなさま、10thシングル「何度目の青空か?」のセンターは生田絵梨花ちゃんです。日本国民待望のセンターで、とっても喜ばしいですね。なにをとっても最高レベルの生田絵梨花ちゃんなので、最高のセンターになるのではないでしょうか。でも、そういう生田絵梨花ちゃんを、なぜ最初からセンターにしなかったんでしょうか。

よく言われるのが、元AKB48センターの前田敦子ちゃんと雰囲気が似ているから秋P(秋元康氏)が、乃木坂46のセンターにするのを反対した、という風説です。今では、生田絵梨花ちゃんと前田敦子ちゃんって全然似ていないと思いますけど、たしかに、初期の頃は、「似ている」という意見がありましたよね。
こういうふうにするとマジスカ学園の前田敦子ちゃんに似ているかも、、、
(というか、髪型とメガネ効果?)
http://blog.nogizaka46.com/erika.ikuta/2014/08/019894.php

そういう風説を信じて、わたしは、これまで秋Pのことを、ぐるぐる巻きにして、木に吊るしたいくらいに思っていました。でも、今回、秋Pも心を入れ替えて、生田絵梨花ちゃんをセンターにしたので許す。ていうか生田絵梨花ちゃんをセンターにして、歌の冒頭で長く独唱させてくれたので、むしろ好き。

でも、なぜ秋Pが心を入れ替えて、生田絵梨花ちゃんを10thセンターにしたのでしょうか。さらに、なぜ白石麻衣ちゃんと西野七瀬ちゃんという最高に美しいセンター経験者が、両脇という超豪華キャストなのでしょうか。さらにAKB48の神7松井玲奈ちゃん&すごい切れ味の美しさの橋本奈々未ちゃんを、左右端に配置する意味はなんでしょうか?

、、、ミステリー小説のご紹介っぽくなっておりますが、要するに、今回の記事は、なぜ生田絵梨花ちゃんがセンター(で、他のメンバーのポジションもなぜああいうポジション)なのか、知りたかったので、重回帰分析っていう難しそうな名前の分析をしてみました、という内容です。

その結果、生田絵梨花ちゃんがセンターになった理由は、そういう解析ではわからない、ってことが分かりました。ぜんぜん意味ねー解析だろって突っ込まないでくださいね、みなさま、一応がんばってみましたので。

でも、実はそれだけじゃーありません。この選抜基準の重回帰分析って6th選抜のときから続くマンネリ企画なんですけど、一応今回も、生田絵梨花ちゃん以外の大部分のメンバーについては、選抜メンバーに選ばれる理由(ポジションを決める要因)が、ある程度分かったんで、ご紹介させていただきます。
10th選抜メンバーの斎藤ちはるちゃん&生田絵梨花ちゃん。
お二人ともすばらしく美しいですね。
http://blog.nogizaka46.com/erika.ikuta/2014/06/019058.php

■重回帰分析とは?
6th選抜基準」「7th選抜基準」「8th選抜基準」「9th選抜基準」のあたりに書いているので、興味ある方は読んでみてください。でもたぶん誰も読まないと思います。わたしもそういうめんどくさそうな解説は読みません。なので、今回どういうことをやったのか3行で説明いたします。

1.選抜ポジションは、握手会人気が高い順にだいたい決まる、ってよく言われてますが、
2.その他に「歌唱力」とか、「容姿」(美しさ度合い)とか、身長とかも関係あるかもしれないので、
3.「握手会人気」や「歌唱力」や「容姿」などの高低が、選抜ポジションにどのくらい影響しているか推定してみました。

あれ?4行に掛かっちゃいましたか?スマホだと6行ぐらいになっちゃってます?めんごー。

■「歌唱力」とか「容姿」とかの高低ってどう決めるの?
重回帰分析をするのに、「握手会人気」とか「歌唱力」とか「容姿」などの項目を数値にする必要があります。「握手会人気」は、握手券の販売状況が数字で出るので、数値化するのは簡単ですけど、「歌唱力」とか「容姿」とかの項目をどう数値化するかが問題です。

こういう項目は、ネットに散らばっている評判を平均化して、+2から-2の範囲で数値にしました。川村真洋ちゃんとか衛藤美彩ちゃんは歌唱力+2とか、XXXXちゃんは-2とかというふうに設定してみました。わたしの個人的思いではなくて、あくまでネットに散らばっているファンの書き込みの平均になるように努力しました(あくまで目分量ですけど)。「容姿」「ダンス」「バラエティ適性」も同じようにして、数値化しました。

※他に「握手会人気」「身長」「年齢」のように、もともと数値で発表されているデータを、どのように重回帰分析用の数値するのかと、「選抜ポジション」をどのように数値化するのかは、「9th選抜基準」とかの記事を見てください。

■考慮した要素
選抜ポジションに影響を与えそうで、かつネットからデータを拾えそうな要素って「握手会人気」「歌唱力」「容姿」「ダンス」「バラエティ適性」「年齢」「身長」くらいだと思いますので、今回も、この六つについて、選抜ポジションとの関係を調べました。

※ブログ更新回数とかブログコメント数などは、8th選抜のときに解析に加えてみましたが、選抜ポジションにまったく影響なかったので、今回は除外しました。さらに「協調性」とか「リーダーシップ」などは、選抜ポジションに関係あるかもしれませんけど、ネットから情報を拾えないので分析に入れられませんでした。

■こまごました例外処理
今回の分析は、一期生全員、二期生の堀未央奈ちゃん&北野日奈子ちゃん、交換留学生の松井玲奈ちゃんについてのみ行っています。理由は、他の二期生の「歌唱力」とか「容姿」とかの評判があまりネットに載ってなくて、数値化できなかったから。もうしわけない。

10th選抜基準を解析する元データは、9th時点におけるいろいろなデータなんですけど、生田絵梨花ちゃんは、9thのときは、お休みしていたので、9th時点の「握手会人気」のデータがありません。仕方がないので、直近数次の「握手会人気」のデータを目分量で平均化して、松村沙友理ちゃんより少し下、に設定しました。

松井玲奈ちゃんの9thにおける「握手会人気」も、握手会枠がもともと5枠しかないので、どう設定するか困るんですけど、松村沙友理ちゃんと同じとしました。お二人とも、そのくらいですよね。

その他の例外処理も、9thまでと同じ感じなので、気になる人は「9th選抜基準」を読んでね。

■解析した結果
表1の右端が10th選抜ポジションを決める標準化偏回帰係数です。参考として、既報の5thから9thまでの標準化偏回帰係数も載せました。

表1 選抜ポジションに関する標準化偏回帰係数
標準化偏回帰係数というのは、例えば「容姿」が、どのくらい選抜ポジション(+過去の選抜ポジションの重みをちょっとだけ加味。理由は、、、長くなるので省略)に関係があるかの程度を示す数値です。大きいほど選抜ポジションに影響を与えていると考えられます。表で「---」となっている欄は、分析した結果、その項目は選抜ポジションに影響がない(統計学的に適切でない言い方ですが、分かりやすさ優先ということで)ということを意味しています。空欄は、その項目は、分析していないことを意味しています。

だから、表1の数値は、10th選抜においては、「握手会人気」が高くて「容姿」が良い(あくまでネットでの評判ですが)メンバーが、良い選抜ポジションになりやすい(決定係数0.77@表1=かなりそう言える、という意味)ということを意味しております。

この表1の数字によると、驚くべきことに、7th選抜からは、「歌唱力」とか「ダンス(の上手さ)」というアイドルに必要そうな項目で、選抜ポジションを選んでいるわけじゃないんです。これって良いの?「歌唱力」や「ダンス」も考慮して欲しいよねぇ。ちなみに5thと6th選抜じゃ、「歌唱力」をマイナスに評価してましたから、それに比べれば、良いかも。でも恐ろしいことですね。

それはともかく、「握手会人気」と「容姿」が良いメンバーが良い選抜ポジションになりやすい、という結果からすると、10thセンター生田絵梨花ちゃんは、乃木坂46の中で「容姿」(何回も言いますけど、ネットでの評判)と「握手会人気」の高さの総合点が高いから、10thセンターなの?って思いますよね。

■生田絵梨花ちゃんだけ、特別な理由でポジションが決まっています
でも、そーじゃないんです。図1を見てください。この図は横軸に実際の選抜ポジションを取って、縦軸に、重回帰分析から(=表1の標準化偏回帰係数から)推定される選抜ポジションを取っています。青の点は、それぞれのメンバーの数値をプロットしたものです。
図1 実際の選抜ポジションと分析から推定される選抜ポジション

この図を見ると、ほぼメンバー全員の点が、点線の楕円の中に入っていて、横軸と縦軸の値に相関があることが分かります。つまり、「握手会人気」と「容姿」の総合点で、実際の選抜ポジションが、かなり決まっていることを意味しています。

でも!生田絵梨花ちゃんだけ、その楕円からぽつんと外れたところにいます。縦軸の値があまり大きくないですが、これは、「握手会人気」がトップクラスじゃないし、「容姿」も乃木坂46一番ってわけでもないことを意味しています(注1)。

(注1)正確には、「握手会人気」×0.67+「容姿」×028という加重平均値があまり大きくない。

不敬な言葉を並べてるような気がして、もうしわけないのですが、「握手会」の枠数とか完売数とかのデータと、ネットで拾った評判としての「容姿」は、そんな感じらしいです(注2)。

(注2)「容姿」に関しては、あくまでネットでのいろいろな評判を平均した値です。わたしは生田絵梨花ちゃんの美しさは乃木坂46で一番だと思いますが、、、、、、でも白石麻衣ちゃんより美しいかと言うと、それもまたかなり抵抗がある感じがするけど、、、、、こういう場合、なんて言えば良いの?

一方、横軸は、運営部が決めた選抜ポジションです。生田絵梨花ちゃんはセンターなので、横軸の値は、当然、一番大きいです。その結果、生田絵梨花ちゃんだけ、横軸の値と縦軸の値の乖離が大きくて、点線の楕円の範囲から外れています。だから、明らかに「握手会人気」と「容姿」の総合点で、生田絵梨花ちゃんをセンターというポジションにつけたわけではないことが分かります。

なお、これまでの当ブログの解析において、5thから9thの歴代センターで、こういうふうに図の楕円の外側に外れたセンターは、いませんでした。だから10thセンター生田絵梨花ちゃんだけ、なぜか特別なんです(8/28追記:すみません、7th選抜の時は、データが全くなかったので、7thセンター堀未央奈ちゃんについては、分析してませんでした)。

■では、生田絵梨花ちゃんをセンターにした決め手は?
残念ながら、こういう統計手法では、なぜ生田絵梨花ちゃんだけ、特別な評価をしてセンターにしているのかは、分かりません。めんごー。でも、「歌唱力」でも「ダンス」でも「バラエティ適性」でもなんでもトップクラスだし、容姿も声も最高に美しいし、ピアノはほんとに「ピアニスト」だし、頭も良いし、演技もすばらしいし、ミュージカルもできるし、むしろこれで生田絵梨花ちゃんが、センターじゃない方がおかしいですよね。

というか、「容姿」はともかく「握手会人気」をメインに、選抜ポジションを決める乃木坂46の選抜方法が、おかしいと思うんですけど。だから、歌唱力もダンスも、なんでもすばらしい生田絵梨花ちゃんが、いままで、なぜセンターじゃなかったの?って思うのが正解だと思います。だから、この段落は、あんまり意味ないですね。
悪魔の顔もできるから?
http://www.colorful-hp.net/archive/entry-204.html

■まとめ
以上の話をまとめますと、
1.10th選抜では、「握手会人気」と「容姿」で、ほぼ選抜ポジションを決めているようです。
2.でも生田絵梨花ちゃんだけは、「別の理由」で選抜ポジション(センター)が決まっています。
3.「別の理由」は、この解析では分かりません。

そんなところでしょうか。いずれにしても、わたし的には、生田絵梨花ちゃんのセンターは、最高にうれしいです。だから最高に応援したい!みなさまも、応援よろしくね。

おしまい。
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