2016年1月19日火曜日

ジャニーズワールド2015-2016 感想

乃木坂46ファンのみなさまは、ジャニー喜多川という人をご存知でしょうか。「ジャニーズワールド(Johnnys' World)2015-2016」の企画をして、演出している人ね。
ジャニーズワールド2015-2016
http://music.jocee.jp/user/dolce_box/3d9e6289d9264302d39c

ていうか、日本最大の男性アイドル事務所「ジャニーズ事務所」の社長です。もう80歳を超えているんですけど、数十年に渡って現役で、ジャニーズアイドルの采配をしているすごい人です。いい加減、飽きないんですかね。
ジャニー喜多川氏
http://girlschannel.net/topics/475762/

いえいえ、そんな言い方しちゃ、いけません。日本の男性アイドルの芸能スタイルを確立した、敬意を表せられるべき人です。開いたコンサート回数、世界No.1で、プロデューサーとしてギネスブックにも載っている人です。

そもそも日本じゃ、男性アイドルって言ったら、ジャニーズ事務所に属さないとやっていけないくらい、すごい事務所です。そういう事務所を作って育てたすごい能力&審美眼の人です。でも最近、変な采配が多いから、そろそろ引退しても良いかもね。ほんとに事務所を経営しているのはお姉さんのメリーさんみたいだしさ、、、、思い切ってメリーさんともども、、、、あっ、いえ、なんでもありません。

■ジャニーズワールド(Johnnys' World)とは何か。
そのジャニー喜多川氏が、情熱を燃やして企画&演出までしている「ジャニーズワールド」に行ってまいりました。出演者は、若手ジャニーズアイドル達です。もう何年にも渡って同じ題名で公演されていて、でも毎年内容は変えています。基本的にミュージカルで、メインテーマは「13月を探す(???)」です。
公演会場の帝国劇場玄関

ジャニーズワールドは、何年も同じテーマで公演されているし、ジャニー喜多川さんは、すごい人だしから、プロットから映像まで、細部に渡って緻密に練られた華麗で豪華なエンターティメントと思うでしょ。

華麗で豪華は、そのとおり。売り出し中のジャニーズアイドル総出演で、歌もダンスも衣装も舞台装置も場面を構成するアイデアも、そこいらのミュージカルの5倍くらい華麗で豪華な感じです。売り出し中のジャニーズアイドルを見るという観点であれば、これ以上ないくらいすばらしい公演です。

一方、ミュージカルとしてみるとどうでしょうか。ジャニーズワールド2016は、劇中劇で、俳優役のSexy zoneの佐藤勝利と中島健人と、プロデューサー役の内博貴が衝突しながらも最終的に理解しあってすばらしいステージを作るというストーリーです。そういうストーリーを共感してみてもらうのって、緻密な状況設定とかさりげない解説的なことが必要です。

そういうものが、すごーくサラッとなっちゃっています。なんか舞台的説明要素が希薄な感じです。

人って、若いうちは忍耐強い人でも、年を取ると、作品を緻密に組み立てるとかのこらえ性がなくなっちゃうんですかね。例えば、大映画監督の黒澤明監督の映画は、エンターティメントとして緻密な組み立ての初期の「七人の侍」から、細かい説明よりも映像の華やかさを追及した晩年の「夢」みたいな作品に変化していると思いますけど、ジャニーズワールド2015-2016も、そういう「夢」的な作品ね。

ジャニーズワールド2015-2016も、ストーリー自体は分かりやすいですけど、その流れの必然性が、うぅぅ、、、爺さん!大丈夫かいっ!!(いえ、失礼しました。ジャニーさんは偉大すぎる方なんで、わたしが理解できないだけです、きっと)

ジャニーズワールド2015-2016は、設定が劇中劇です。そんな設定で、佐藤勝利と中島健人が劇をやっているのに、なんで宇宙に行ってしまうのだろうか?とか、劇をやっている二人が、なぜ人類の未来まで担ってしまうのだろうか?とか、突然、時代劇になってしまうのはなぜだろうか?とか、劇なのに中島健人にほんとに斬られちゃった人は死に損?とか、斬られそうになった佐藤勝利は、なんで納得しちゃうの?とか、そういうことを強いたプロデューサーの内博貴となんで理解しあえるの?とか、佐藤勝利&中島健人と、和解した後もプロデューサーの内博貴は宇宙にとどまっちゃって良いの?そもそも宇宙じゃ息ができなくて死んじゃうじゃん?とか、疑問が湧くのですが、、、、

ま、でもそんな疑問は、たぶん乃木坂46のコンサートを見て、「ストーリーとか状況説明がねーじゃねーか!」とか騒ぐ変な人の発言みたいなものなのかも。ジャニーズワールドの見どころは、若手ジャニーズアイドル&ジャニーズJr総出演!の華麗な舞台!!ってところです(そうですよね?)

どんな感じに華麗かをちょっと書いてみましょう。でもわたしは、実はジャニーズには、大して興味がないので、出演者をあんまり把握しておりません。ジャニオタに連れて行かれたから、見ただけ&書いてみただけ。読んでいただいているジャニーズファンのみなさま、もうしわけございませんが、そんな人が書いた感想文です。

■華麗さだけですばらしい
最初から、主役のSexy Zoneの佐藤勝利と中島健人が、ワイヤーアクションで、空中を飛び回ります。それが見どころね。飛ぶときのポーズがカッコ良いです。観客席のかなり高いところとかを飛ぶので、わたしだったら恐怖で顔が引きつるくらいの感じです。でも二人とも両手を広げて胸を張って、片足をちょっと曲げてもう一方の脚は後ろに反り気味でつま先はピンと伸ばして、すばらしく決まったポーズで飛び回ります。
中島健人&佐藤勝利
http://www.amazon.co.jp/で売っているクリアファイルよりw

これは乃木坂46のコンサートじゃちょっと難しそうな芸だし、ほんとに初っ端から飛んでいるので、おおぉぉ!と素直に感動させていただきました。やるじゃーないのジャニーさん(と、ため口)。

それにしても、佐藤勝利は、すばらしい美形です。乃木坂46でいうと齋藤飛鳥ちゃん的小顔&華奢な美形です。性格はかなり違うみたいですけど。男なのにフィギュアにしても鑑賞に堪える容姿です。しかも、それ欲しい感じ。わたし、ヤバイ感想を書いちゃってます?
佐藤勝利
http://matome.naver.jp/odai/2139428392612768001/2140785026142874303

その佐藤勝利が、宙を飛んでいるときに舞台の彫像に、ぶつかります。おっ!事故?!と息を呑みますが、劇中劇の事故です。くそっ、ジジイにだまされたぜ。くやしい。でも、ほっとします。

そこから、そういう無理な舞台をプロデュースする内博貴と、二人(特に中島健人)の意見が衝突するんですけど、劇中劇での華やかなステージは続きます。

そのステージの初期からマンション(注1)が3基も並べられます。普通は、舞台の平面上にしか並べられないアイドルを垂直に見やすく並べて見せてくれます。ジャニーズJrが60人(?)くらい、その中で派手な衣装でそろった踊りを見せてくれるし、電飾とかもついて、うーん、それは豪華で華麗ですばらしい。このマンションってジャニーズ以外のステージじゃ見たことないけど、これってジャニーさんの発想だとしたら、やっぱジャニーさんの美の追求はすごいよね。
(注1)これがマンションです。それぞれのBOXでジャニーズJrが踊ります
http://prcm.jp/album/863e310b9c3b/pic/26155739

それで、劇中劇のステージは続きます。ジャニーズJrのマンションを背後に、ステージ上は入れ替わり、売り出し中の(=ジャニーさんが売れると認めた=個人的お気に入りの)アイドルオーラ出まくりのジャニーズアイドルSexy Zone、Mr. KING、ABC-Z、HiHiJET、SixTONES、Snow Manが、きらめく衣装&舞台装置で、総出演で歌って踊ります。

これがすばらしくなかったら、日本の男性アイドル芸能は、何のために存在しているか分からないよね。だから、すばらしい。いえ、「だから」じゃなくて、ショーとして純粋にすばらしい。わたしは男ですけど、ほんとに震えるくらいすばらしいと思いますぜ。世界的に見ると特殊化しているショーかもしれませんけど、とにかくすばらしい。日本人なので理解できる感性を持っていて幸せです。

こういうきらびやかな光景って、ジャニーさんの偉大な芸能プロデューサー人生の集大成なんでしょうか。そう思えるくらい、ほんとに最高に華麗で豪華な美意識で統一されたすばらしいステージです。

■舞台は進む
それで全員赤の衣装を着けたステージの場面で、中島健人が、またプロデューサーの内博貴と衝突します。途中のつながりを忘れちゃったけど、中島健人がビルの壁とかを走り出します。みなさまは、何のことか分からないでしょ。わたしも、そのつながりを思い出せません。たぶん、そんなに意味もないから思い出す努力もしていません。

でも、緞帳をスクリーンにして、プロジェクションマッピングを使って、中島健人がワイヤーアクションでビルの壁とかを走るシーンは、見ものの一つです。これは壮大でかっこいい。垂直のビルの壁を、上下左右に自由に走るんです。これは、みなさまにも見て欲しい。見ないと後悔します。

それで、中島健人は走り続けて、宇宙まで来ます。えっ??そういう展開って、みなさまも度肝を抜かれますよね。意味不明でしょ。でもジャニーさんの演出・脚本なので、しょうがないです。うーん、そういう飛ばしっぷりがステキ。むしろうれしい。

でも、こういうシーンでの中島健人のすごいところは、そのジャニーさんのキチ○○な脚本さえも、自然に感じさせる演技力ね。この人のソロコンサートに行ったことがありますけど、なんかオーバーアクションなのに、ファンとのお約束なので、それがすばらしさに昇華しています。ジャニーさんの演出との親和性が高いです。世の中には、すごい人がいるものですねぇ。
わたしの思う中島健人のイメージwww
※ちなみにこの写真元は、すごい情熱のSexy Zoneファンブログです

宇宙に来て、それからなんでしたっけ?場面転換がありすぎて、細かいシーンやせりふのやり取りは、全部忘れちゃうから、ストーリーを俯瞰できないぜ。それで、タイタニック号、飛行船ヒンデンブルグ号の悲劇のエピソードがあって、戦争のシーンが続きます。

でも、なんで、戦争のシーンを入れるんでしょうねぇ。ジャニーさんの崇高な意思がそうさせるんでしょうけど、戦争反対ってメッセージだけじゃ、意味ないじゃん。戦争で死ぬなんて、誰も望んでないなんてあたりまえすぎて、なんのために戦争反対のメッセージを入れるのか、意味不明だよねぇ。入れるなら具体的に「中国の南シナ海の基地建設阻止!」とか、戦争を防止するために人々が行動を起こせるぐらいのメッセージを入れるべきだよね。

などと、秋Pと並んで、日本で最も成功した芸能プロデューサーのジャニーさんの演出に、ケチをつけておりますが、ま、そんな感じで、暗くてちょっとイマイチな戦争関係のシーンも終わって、日本の復興期のテーマのステージが続きます。

東京オリンピックのシーンでは、Sexy Zoneの「Cha-Cha-Cha-チャンピオン」を佐藤勝利と中島健人が、歌って踊って盛り上がっていました(記憶違いかも)。個人的になじみの曲で、乗れるし、超カッコイイよくてすばらしい。

それから、時代劇です。なんで時代劇になったのか思い出せません。でも見ている時にも「なんで時代劇?」と思ったので、その接続の合理的な説明は、ジャニーさんの頭の中だけにあるのかも。ていうか、そろそろ集中力が切れて、意識が飛んでいたかも。

でも、われながら、ジャニーズファンでもないのに、あのジャニーズワールド2015-2016を断片的にでも記憶していて、よくレポートを書けるよね。自分を褒めてあげたい。そのくらい、どう書いて良いか分からないジャニーさんのジャニーズワールド2015-2016ですぜ、ほんと。

それで時代劇の内容は、ほとんど忘れちゃったけど、龍が出てきたりして、その戦いで誰か捕まっちゃうんでしたっけ?助けに来た(?)中島健人が、ほんとに人を斬っちゃいます。「迫真の演技をするためには、このくらいする必要があるんだぁ」みたいな感じで、佐藤勝利にも斬りかかります。宙に浮いた館のファサードの骨組みの上でも、斬りあいをします。
龍が出ます、、、、

ここで、みなさまは、なんで本気の斬りあいになってんの?と思うでしょう。なんででしょう?わたしも分かりません。ていうかジャニーズに詳しい人は、後半のストーリーの合理的な意味を教えてくれっ!

だいたいHi Hi JETが、ところどころ4回(?)も出てきて、そのたびに同じ「Hi Hi JET」(デビュー曲)を歌うなんていう、斬新なプロデュースのしかたとか、この人(ジャニーさん)の脳の構造を教えてくれよ、ほんと。

※Hi Hi JET自体は、子供でかわいいです。男のグループにかわいいというのもなんですけど、ほんとにかわいいから、しょうがない。
Hi Hi JET
http://wintomorrow.at.webry.info/201510/article_32.html

それで、その後、なんだっけ?ABC-Zが宇宙人で、佐藤勝利&中島健人&内プロデューサーを導く役なんですけど、えー、その絡みで歌とダンスのステージが続いたんでしたっけ?読んでいただいているみなさま、思い出せなくて、すみませんねぇ。

バスケとかダブルダッチとかはこのへんでしたっけ?でもああいうサーカス的なことは、アイドル芸能とはちょっと違うよねぇ。個人的にはどうかと思うんですけど。あっ、なんかケチを付けたっぽくなっちゃたけど、あくまで個人的好みで、そう思っただけなので、ジャニーズファンのみなさまはお気になさらずに。

たしかそれからちょっと後だったような気がしますが、SixTONESのジェシーが独唱しました。ううううまっ!めちゃめちゃうまっ!!すばらしい歌声ですねぇ。さらに森本慎太郎(でしたっけ?)が続きますけど、ううううまっ!そのあと京本大我も続きますけど、ううううまっ!労力省いて3人とも同じ文で賞賛するんじゃねーってね。でもさ、この人達、最高に歌うまいですねぇ。感動いたしました(Six TONESの他のメンバーも上手だったような気がします)。
Six TONES
http://prcm.jp/album/4c2814268f01b/pic/44683507

最後の方で、いろいろなメンバーが宙のりします。佐藤勝利が、観客席の上の宙に浮かんだ立方体のパイプの枠組みの中で、立方体の回転と自分の回転をコントロールしながら、くるくる回る出し物なんて、うーむ、と唸るすばらしいできです。

でも、これは危なすぎじゃないでしょうか。セーフティーワイヤーなしで、バンドを自分で絡めるだけで、あの宙乗りはないでしょ。他のメンバーも布ロープに座るだけで宙のりするとか、ありえねー。これはマジに止めるべき。どんなに気をつけても手滑らせる可能性はあるから、セーフティワイヤーがない状態であんなことはさせるべきじゃないよね(実は見えないようにセーフティワイヤーをつけている?)。これは、ほんとに強く言いたい→ジャニーズ事務所&帝国劇場の安全管理者へ。

、、、などのシーンが、あって最後は、中島健人がピアノを弾きながら宙を飛んで、佐藤勝利がギターを弾きながら、高く昇ります。変な演出と思われるかもしれませんが、この二人は、こういうシーンを魅せてくれます。歌&演奏はもちろん、その演奏している姿が「キマル」。ほんとこれはしっとりして、おぉ!と思わせる美しさがあります。すばらしい。

乃木坂46のコンサートでも生田絵梨花ちゃんに宙乗りでピアノを弾いてもらって、深川麻衣ちゃんと橋本奈々未ちゃんには、宙乗りでギターを弾いてもらいましょうぜ。きっと感動的に美しいコンサートになると思いますぜ。

それで、ジャニーズワールド2015-2016は終了なんですけど、乃木坂46ファンのみなさま、驚くべき事に、ジャニーズワールドって、アンコールがないんですぜっ!驚くよね。幕が下りると終了のアナウンスがあります。それで観客のみなさまは、そのまま帰ります。えっ?うそでしょ、と思うんですけどほんとです。結構、衝撃的終わり方です。だからこの世は面白い、なんてね。

そんな感じで、ちょっとケチをつけたように感じられるかもしれませんけど、ジャニーズワールド2015-2016は、とーっても面白かったです。ジャニーさんの演出は、アヴァンギャルドで、予定調和がなくて良いよね。乃木坂46ファンのみなさまも、一度ご覧になってはいかがでしょうか。

---------------------------------------------------------------------------------------
2019/7/9追記 ジャニー喜多川氏がご逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。
---------------------------------------------------------------------------------------

■ジャニーズJrの作間龍斗が最高なんですけど、、、
中島健人ソロコンサート2015で、中島健人に絡まれていたジャニーズJrの作間龍斗も出演していましたよ。うーん、作間龍斗は、めちゃめちゃ最高にカッコイイよねぇ。マンションで踊っていても目立つよね。和風のつるっとした顔で、クールな表情なんですけど、良いなぁ。絶対、売れて欲しいなぁ、、、なんなんでしょうか、この気持ち、、、、草津の湯にでも行ってこようかなぁ。
作間龍斗
http://prcm.jp/album/ryo20/pic/41723427

※はげしく記憶違いがあると思いますので、訂正のご指摘などはコメント欄からお願いします。

※ジャニーズの写真の制限は、厳しいですね。ネットにジャニーズワールドの見どころの写真がないのが残念(ちゃんとパンフレットを買えってね)。個人ブログ等から勝手に画像を借用してすみません。差し支えある場合はご連絡ください。

--------------------------

■<<おまけ>>帝国劇場の設計はひどいんです
ジャニーズワールドの会場は、帝国劇場です。うぅ、って感じのひどい劇場なんですよ。2階席の最前列に普通に腰掛けたら、舞台の手前側が見切れてます。ぐわっ!って思いますよね。しかもわたしは男だから、後ろの人に気を使って、浅く腰掛けて、ちょっとでも座高を低くしてあげて、後ろの人が見えやすくと気を使うじゃん(女子の座高くらいに調整しました)。するってーと、ますます舞台手前が見切れて見えません。しくしく。

ちなみに、一階席はさらに見にくいです。昔、一階15列目くらいでミュージカルを見たら、床に前傾がないので、前の女子の頭が邪魔になって、視界の1/4は遮られました。出演者の1/4は見えないので、ストーリーが分からなくなるレベルです。めちゃめちゃストレスが溜まって、せっかくのミュージカルが楽しめませんでした。座高の低い女子が、前席に普通に座っても、そんな感じなので、それから帝国劇場での出し物は見ないことにしていました。みなさまも帝国劇場での出し物は見ないほうが吉ですぜ。

こんな帝国劇場の観客席&舞台配置を設計する建築家って、どーしようもない建築家と思うでしょ。谷口吉郎という建築家です。ホテルオークラ本館(取り壊し中)とか東京国立近代美術館とかの、うぅ、わたしの好きじゃない無機質で装飾のない作風の建築家です。帝国劇場は、ロビーと客席が、谷口吉郎氏の設計ですが、この人は、舞台とか見たことなかったんですかね。ちょっと席に座って、劇を見てみろってね。見たことなくても、2階席からの舞台の見え方とか、1階で前席の人の頭が邪魔になるかどうかなんて、ちょっと考えれば分かるのにねぇ。

さらに言うとトイレが異常に少ない!座席数1,897に対して、1階2階併せて男子トイレ便器数(小)6個、(大)2個。いくらなんでもありえねーだろっ!!って思いますよね。この点でも、建築家・谷口吉郎氏の恐ろしさが分かりますよね。なにものなの?この人。

仮に全員男性客として,幕間で1/4の観客がトイレに行って,1人30秒で済ませるとしても,全員が、はけるのに40分もかかる計算です。帝国劇場で、乃木坂46関係の公演をやったら暴動が起こるレベルです。キ○ガ○の人の設計だよね。

※ちなみに、ジャニーズワールド2015-2016じゃ、観客は、女子率99%超なので、男子トイレは、わたし以外、誰もいません。個室の扉を開けて、ウ○コしてても大丈夫なレベルです。反対に女子トイレは、すごい長蛇の列で、幕間内に間に合わなかった人もいるのではないでしょうか。だから「劇場外のトイレもご利用ください」とアナウンスがあるという恐ろしさです。そもそも幕間を30分もとること自体が、他の劇場じゃ考えられないよね。

よろしかったら、クリックしてね

2016年1月17日日曜日

衛藤美彩ちゃんのブログの写真が好き

衛藤美彩ちゃんは、すばらしく美しいです。だから超好きです。でも内心、ブログに載っている自撮りの写真って、なんかご本人の美しさを表現しきれていないよねぇ、とちょっと前まで思っておりました。でも近頃の衛藤美彩ちゃんのブログの写真は、とーーーーっても良いです。

ていうか、乃木坂46のメンバー全体の写真技術が、昔より断然向上していると思っていますが、写真の撮り方講習会とか、あったんでしょうかね。

そんなふうにうれしく感じている昨今ですが、みなさま、衛藤美彩ちゃんのブログ(2016/1/14)の写真を見ていただきましたか?特にすばらしいですぜ。すばらしいっていうか最高。むしろハァハァするくらいです。ハァハァは褒め言葉か?イエース、わたし的にはマックスの褒め言葉です。この写真は、わたしの中では、乃木坂46メンバー個人ブログ2106年写真大賞決定です(まだ、一月ですけど)。
まずポーズが最高。最初にブーツのファスナーを閉める手に目が行きます。そこから足首が、折れそうなくらい細くて白くて美しいねぇ、などと男目線の気持ち悪い感想にひたりつつ、タイトフィットのデニムの脚の組みかたが最高、、、とみなさまも思いますよね。さらにユルユルの淡いピンクのニットが似合うよねぇ、などと思いつつ、上に目を向けると、デコルテの見せ具合が、すばらしいでしょ。鎖骨の陰影とか、ちょっとした前傾の取りかたとか、計算ですか?恐ろしい人です。

しかもなにか含みのある笑顔が良いよねぇ。目線を伏せているのもセクシーだし。さりげなくかわいくバランスをとっている左手もかわうぃ。ちょっとほつれた触角みたいな垂れた髪&後ろで高くまとめた髪型も最高ですね。そういうふうに、構図からディテールまでの仕上げにキレがあります。

というわけで、乃木坂46ブログ2016年写真大賞は、衛藤美彩ちゃんのこの写真で早々と決定でよろしいかと。

■他の気に入っている写真も貼ってみました。
https://tokyopopline.com/のいつかの写真です
この13thの濃赤色の制服は良いです。これまでの制服の中で、10thの緑のチェックの制服と並ぶくらい好き。濃赤色の制服って発想が良いですよね。さらに衛藤美彩ちゃんが、最前列メンバーなった記念でもあるから最高に好きな制服の写真です。

初フロントおめでとう
13thの最前列は、衛藤美彩ちゃんの人気、実力から言って、当然といえば当然なんですけどほんとに良かったよねぇ。次はセンターね。「いたずらな片想い」(作詞:衛藤美彩、作曲:吉田ゐさお)のフルバージョンを14thシングルにしましょうぜ。

でも、同じく最前列になった深川麻衣ちゃんは、卒業しちゃうんですね。辞めて欲しくないけど、前向きな卒業とご本人も言っていたから、喜ぶべき?でも悲しいよね、、、まいまい、、、、
深川麻衣ちゃんも最高に美しいですね。横顔最高!卒業しないで!!
 
UTBのオフショット(?)です。なんとも良いですねぇ。さすがプロの写真です。首から肩のラインとか肌の質感とかはぁはぁするし、表情の柔らかさもすばらしいし、めちゃめちゃ良いなぁ。個人写真集まだぁ?

これまた、良い構図ですね。普通の女子の写真は、下から取るとかわいくなくなる傾向にありますけど、衛藤美彩ちゃんは下から撮ると、なんか良いです。昔のチャイナドレスの写真もそうですけど、見下されている快感を感じます。もっと見下して欲しい!とにかくすばらしいです。

これは自撮りなんですけど、ずーっと昔の自撮りより、はるかに美しく取れてます。超イイですよねぇ。ちょっと引き上げた口角がかわいい。横を見ているパッチリお目目もすばらしい。ツヤツヤの髪の毛を一本、売って欲しいよねぇ、、、、、あ、つい変質的な本音を、、、

この服の胸の部分て、抜けているように見えるんですけど、そうなんですか?肌が見えているように見えますけど、そうなんですか?いくらなんでもそれはない?でも抜けていると思ったほうがうれしいのでそう思い込みます。わーい、わーい。めちゃめちゃうれしいじゃーないですか(単なる妄想?)。

そういう服でデートに来られたら、視線をどこにもって行って良いか困るよね。でも、そこを全然見ないのも、かえって挙動不審だから、デート中、5回くらいチラ見するのが、一番感じの良い視線のもって行きかたじゃないかと思うんですけど、どうですか?女子のみなさま、、、などと妄想なのにまじに質問を考えてしまふ。ふぅ、、、、

以上、リアル女子として最高に好きな衛藤美彩ちゃんの美しい写真を並べてみました。みなさまも衛藤美彩ちゃんの応援よろしくね。

よろしかったら、クリックしてね

2016年1月14日木曜日

能條愛未ちゃん出演 「カードファイト!!ヴァンガード」感想

今さらですが、新年おめでとうございます。

最近、更新が滞っておりますが、仕事のせいです。ほんと死ぬ。そのうえ乃木坂46が人気ありすぎて、アンダーライブもMerry X'mas Show 2015も、抽選で外れて見れなかったので、残念すぎてクリスマスから正月は寝込んでました。チケットを買えたみなさま、コンサートはすばらしかったですか?

でも、能條愛未ちゃんの「カードファイト!!ヴァンガード」のチケットは取れたんで、見てきましたぜ。
戸倉ミサキ=能條愛未ちゃん。原作がアニメなのでピンクの髪です

その「カードファイト!!ヴァンガード」なんですけど、アニメを舞台でやるって難易度高そうだし、アニメの内容も子供向けっぽいし、能條愛未ちゃんが出演しているとは言え、主役じゃないから、つい見なくても良いかなと一瞬思っちゃうじゃん。

でも、そう思って、この舞台を見なかった人は、後悔して死にます。やーい、やーい。そのくらい面白い舞台でした。いえ、さすがにちょっとオーバーかも。でもほんとに面白かったです。

■あらすじ
カードファイトを楽しむお店(カードショップ)「カードキャピタル」の店員さんの戸倉ミサキ(能條愛未ちゃん)は、カードファイターです。お店の常連のやたら強いカードファイターの櫂トシキ(健人)、初心者なんですけど急速に強くなっている先導アイチ(大平峻也)、クソガキだけど強いカードファイターの葛木カムイ(相馬眞太)と4人で、Q4というチームを作って、カードファイトの大会に出ます。1年目は地区大会で敗退しますが、2年目は4人で力を合わせて、ライバルのAL4を破って優勝します。

ほんとは、主役は先導アイチで、準主役が櫂トシキで、敵役がAL4の雀ヶ森レン(染谷俊之)です。そういう人達の物語です。ポイントは、各自の持つカードの中のキャラクターが、バトルするってことね。
出演者の方々(チームQ4関係)
http://www.animate.tv/news/details.php?id=1451993083

■実は、ミュージカルです
なんで「ミュージカルです」と宣伝しないのでしょうか。「舞台・劇」と「ミュージカル」じゃ、面白さのレベルが全然違うじゃん。そう思うのはわたしだけかもしれないけど、わたしは「ミュージカル」のほうが、圧倒的に好き。どの位の差かというと「会社の同僚の一般女子」<<<<「能條愛未ちゃん」くらいの差で、「ミュージカル」の方が好き。

ストーリーに歌&ダンスがついてるミュージカルって、人類最高峰のエンターティメントだと思うわけ。「カードファイト!!ヴァンガード」は、どう考えても、単なる「舞台」じゃなくて「ミュージカル」に属するエンターティメントなので、だからすばらしいです。うーん、これ良いよねぇ。

ネルケプランニングがプロデュースしているのに、なんでミュージカルって言わないんでしょうね。そういうのは手馴れていると思うですですけどねぇ。もったいない、、、などと、舞台の内容以外のことをグダグダと書いておりますが、実は舞台の内容は、すばらしいです。特に、すばらしいのはなんと言っても能條愛未ちゃんね。

■能條愛未ちゃんは、演技がすばらしい
カードファイトを楽しむお店(カードショップ)の「カードキャピタル」の店員さんなんですけど、能條愛未ちゃんの演技はうまいです。
クールな戸倉ミサキを演じる能條愛未ちゃん
http://blog.nogizaka46.com/staff/2016/01/030026.php

序盤は、あんまりストーリーに絡まないんですけど、そういう場合でも、目線の持って行き方とか、クールな表情の作り方とか、うまいよねぇ。わたしは、乃木坂46ファンなので、メインのストーリーをバックグランウンドにして、能條愛未ちゃんのそういう演技を見ておりました。普段の乃木坂46のコメディー担当の能條愛未ちゃんも良いんですけど、こういう舞台で真剣にやっている能條愛未ちゃんは美しくて存在感があって、さらに最高に良いです。こういう面を、乃木坂46ファンに見ていただいて、もっと人気が出て欲しいなぁ。

この舞台では、店員さんの能條愛未ちゃんが、布巾(ふきん)でテーブルを拭くシーンがあるんですけど、そういうのだけ見ても激ウマだって、ご存知でしたか?

話は2年前に遡りますけど、このブログを読むくらいの乃木坂46ファンなら「16人のプリンシパルdeux」ってご存知ですよね?ならば5/6の昼公演で、能條愛未ちゃんが、一幕目で家政婦の「栄」役のオーディションの演技で、床を拭くシーンから入ったのをご存知ですか?そんな瑣末な話、知るかってね。

でもさ、その床を拭くシーンから入った能條愛未ちゃんの演技は、そのアイデアもそうだけど、その拭き掃除の体の使い方といい、セリフの自然さといい「こ、この娘は何者っ?」と驚愕するくらいのうまさだったです。しかもシロウトが演じているオドオド感とか、ギクシャク感が、ゼロ。力が抜けてめちゃめちゃ自然。どう考えても二幕目の出演者に選ばれるべきうまさだと思いましたよ。

そのころは、わたしも乃木坂46ビギナーで、能條愛未ちゃんのことをあんまり知らなかったし、今も昔も生田絵梨花ちゃん一推しファンなので、同じく「栄」に立候補した生田絵梨花ちゃん(=生真面目な正調の舞台演技者タイプの演技が売りです)に投票しちゃったけどさ、そういう能條愛未ちゃんの演技の才能には、昔から注目しておりました。

などと、懐古談も交えて書いちゃうくらい、能條愛未ちゃんの演技は、良いです。ま、でも、クールな役だし、主役じゃないから、序盤はそんなに演技で見せる場面が少なくて、ちょっと残念だったんですけど、「布巾でテーブルを拭く」くらいの演技でも、うまさが際立ってましたってこと。

ちなみに舞台なので、演技中の声は、普段の能條愛未ちゃんより一段ハイトーンですね。そのちょっと高めの声も心地良い声です。

■能條愛未ちゃんは、歌が超すばらしい
能條愛未ちゃんのすごさは、演技のうまさだけじゃありません。演技以上に、歌がうまいし、上手な歌い手だし、グッドシンガーなんです。つい3重の冗長性を持たせた文を書いちゃったぜ。ま、そんな文を書いちゃうくらい歌がうまいです、能條愛未ちゃんは。
歌を歌う能條愛未ちゃんの良い表情

「乃木坂工事中」(2015/1/11)の日村賞争奪のカラオケバトルとか、10thシングルの能條愛未ちゃんの個人PV「Last teen」とか、聞いたみなさまは、歌のうまさはご存知かと思いますが、「カードファイト!!ヴァンガード」では、ステージ上で独唱します。だからそれを聞くだけでもAiiA 2.5 Theater Tokyoに行く価値あります。
乃木坂工事中(2015/1/11) カラオケバトル

比較的前半で、チームQ4を結成したときに、4人(先導アイチ、櫂トシキ、戸倉ミサキ=能條愛未ちゃん、葛木カムイ)が、順にそれぞれキメポーズをしてから独唱するシーンがありますけど、戸倉ミサキ(=能條愛未ちゃん)が、(亡くなった)両親に勝つことを誓う歌(でしたっけ?)が、震えるくらいのうまさです。
かっこいいー!

他の3人は、役柄上も(たぶん)本人の性格上も、気合が入った歌い方で、それはそれでうひょー!ってな感じでカッコ良くてすばらしい歌声ですが、能條愛未ちゃん=戸倉ミサキちゃんは、クールなキャラで、両親がなくなってしばらくカードファイトから離れていて、先導アイチに出会ってカードファイトへの情熱を取り戻した後のシーンなので、最初はクールに穏やかに歌いだします。

そういう感じを出せるのが、才能だよね。テレビ番組のおバカっぽい能條愛未ちゃんしか知らないライトな乃木坂46ファンは驚くと思いますが、単なるおバカな人じゃありません。きっと彼女の脳の神経接続は、勉強とかじゃなくて、こういう舞台芸能に特化しているんだと思いますぜ。

そういう風にクールで穏やかな歌いだしなんですけど、後半は情熱が盛り上がる感じで、でも他の3人ほどの熱さを感じさせないクールキャラを表現しているのが、うーん、うまっ!柔らかで良く通る美しい声だよねぇ。しかも能條愛未ちゃんの声って、さらにウェットな感じもあって、それがまた良いよね。あえて言っちゃうけどチームQ4の中で一番うまいです。すばらすぃ。

■さらに能條愛未ちゃんのすばらしいところ
能條愛未ちゃんの衣装は、超ロングスカートです。右側だけに太もも上端部分からスリットが入っています。その衣装で、ダンスしたり、決めポーズしたり、椅子に腰掛けたりします。そういう場合は、スリットから美しい脚が見えます。

普通は正面を向いて演技をしますから、舞台に向かって左側の席の観客しか美脚が見えません。ちなみにわたしは、左側のかなり前方の席でした。激しくうれしい。同じ料金払って、右側の席だったら、悔しさに発狂しているよねぇ。というふうに恐ろしく不公平で不条理な「カードファイト!!ヴァンガード」です。

※一応2幕目の冒頭で、ミニスカートで登場してくれるので、右側の席の人も少しは癒されるかもね。

一般に能條愛未ちゃんのセクシーさについて語られているサイトとかを見たことがありませんけど、そういう点、普通の乃木坂46ファンの視点は「あまい」と思うわけ。この「カードファイト!!ヴァンガード」じゃ、ずーっと能條愛未ちゃんの白い美脚がちらちらしています。ほんとさー、すばらしくセクシーなんですぜ。これからは、能條愛未ちゃんのセクシーさを語るファンが増えるべきだよね、ほんと。
知りうる限り最もセクシーな能條愛未ちゃん!

■さらに左側席の良いところ
出演者が、観客席の前方通路を通ってステージに向かうこともあるんですけど、そのシーンでも能條愛未ちゃんは、「左側」の観客席通路を通ってステージに向かっていました。すぐ目の前を通ってくれて、うれし過ぎ。カードファイト前の凛々しい横顔が最高!もうほんと好き。

、、、でも、なんでここまで左側席の観客が優遇されるんでしょうねぇ。不条理の世界だよね。

■ファイトシーンをちょっと書いてみました。
「カードファイト!!ヴァンガード」のバトルシーンはどんな感じか、ちょっと書いてみましょう。戸倉ミサキ=能條愛未ちゃんと、鳴海アサカ=柴小聖(しばこのな)ちゃんが戦います。2回目の戦いの状況を書いて見ましょう。
柴小聖ちゃんと能條愛未ちゃん
http://ameblo.jp/kononablog/

両者対戦なんですけど、うーむ、能條愛未ちゃんもかわいいけど、柴小聖ちゃんもかわいいねぇ。衣装もロングスカート+スリットVSミニスカート+ニーハイ。これは、どっちも超好みの衣装すぎ。引き分け?

ファイトが始まると、それぞれ手持ちのカードのキャラを登場させます。能條愛未ちゃんのカードのキャラは「和風衣装」の3人女子。対する柴小聖ちゃんのカードのキャラは「レオタード+ニーハイブーツ+網タイツ」の3人女子。おぅっ!カードキャラは、柴小聖ちゃんの側の勝ち?(純粋にわたし的好みですけど)。
後ろの3人が柴小聖ちゃんのカードキャラです
http://gamebiz.jp/?p=154880

ファイトが始まり、柴小聖ちゃんのターンで、柴小聖ちゃんの独唱があります。グラビアアイドル出身なのに、歌が力強くてうまいじゃないのよ。やっぱ舞台のオーディションを勝ち抜いた人ですねぇ。敵ながらアッパレ(いえ、柴小聖ちゃんは敵じゃありませんけど)。
柴小聖ちゃん。かわいいでしょ?
http://ameblo.jp/kononablog/

次のターンで、能條愛未ちゃんの攻撃です。このターンでも独唱していただけます。独唱の応酬なんて、なんつー最高の演出なのさ。このお二人のファイトがわたし的に、この舞台で一番良かったです。

そのファイト中の能條愛未ちゃんの歌が、これまたすばらしい。うぅ、シャープで張りがあるんですけど自然でケレン味がなくて、ほんと良いなぁ。加えて、歌いながらの戦いの身のこなしのかっこ良さとか、さらにロングスカートのスリットから美脚も見えたりして、ステージ上の身体表現として最高のコンビネーションです。能條愛未ちゃんは、すばらしい!!
舞台の写真が切れたので、わたしの好きな写真を貼ってみました。
超かわいい!ほんとかわいい!!ウルトラかわいい!!!

というふうに、衣装良し、カードキャラ良し、歌良し、何より出演者がすばらしいのが良しと、最高のファイトシーンでした。これはほんとに見るべきシーンでしたぜ。

■原作・アニメを知らなくても超わかりやすい
ところで「カードファイト!!ヴァンガード」のカードバトルって分かりにくそうじゃないですか。ていうか世界観を理解するのが大変そうなので、舞台が始まる前まで、理解が追いつくか心配で、テスト前のようにドキドキしてました。

でも、みなさま、ご安心を。超わかりやすいです。クールなイケメンの「櫂トシキ」が、初めてカードファイトをする「先導アイチ」に、カードファイトの世界観から説明してくれます。だから、アニメを知らずに、初めて見た観客もカードファイトのやり方&世界感が分かります。なんという親切な舞台でしょうか。
カードファイトのシーン
http://gamebiz.jp/?p=154880

でもみなさまは、「そんな説明してたら舞台としてつまんなくね?」と思われるでしょう。でも、そうじゃないんです。櫂トシキ(健人)のそーいう説明自体が、カッコイイです。やたらアニメっぽい様式美のかっこよさね。

櫂トシキを演じる「健人」氏の技量なんでしょうけど、かっこ良く、でも親切に説明してくれます。理解力の大半を、ストーリー&人間関係の解釈じゃなくて、身のこなしとかセリフとか歌&ダンスに使えます。「カードファイト!!ヴァンガード」部外者には、涙が出るくらい演出家の心遣いが感じられてうれしいなぁ。ちなみにカードファイト自体もカードのキャラクターが登場してバトルしてくれるので、超わかりやすくて、うれしい。

※この分かりやすさの点では、カードファイトのディープなファンの方にはどうなんですか?カードの能力の詳しい説明とその意外な能力の展開なんかが省略されているので、そういうのに重きを置くファンは、不満かも(そーでもない?)。

■他の出演者もすばらしいです
主役の先導アイチ((大平峻也)、櫂トシキ(健人)とか敵役の雀ヶ森レン(染谷俊之)もすばらしいです。でもわたし的に好きなのが、クソガキだけど強いカードファイターという設定の葛木カムイ(相馬眞太) です。
葛木カムイ(相馬眞太)
http://gamebiz.jp/?p=154880
パキパキに立った髪の毛とか如何にもアニメっぽい姿が良いし、それ以上に、この人は決めポーズが、ほんとに決まります。膝と腰を曲げた姿勢で、爪先立って片手を上に突き上げる決めのポーズが、めちゃめちゃ決まる。変なポーズといえば、変なポーズなんですけど、それが決まっていてカッコイイ。なんか強引な美しさがありますねぇ。

、、てな感じの出演者のすばらしい舞台でした。能條愛未ちゃんはミュージカルにもっと出て欲しいよね。とにかく、最高にかわいくて、歌うまで、演技上手で、さらにコメディ能力もすばらしい能條愛未ちゃんの応援よろしくね。

よろしかったら、クリックしてね