2014年2月21日金曜日

浅田真央ちゃん 2014年ソチ冬季オリンピック

今回は乃木坂46ではなくて、ソチオリンピックの浅田真央ちゃんのお話です。わたしは、フィギュアスケートのことって、ほとんど知らないんですけど、さすがに浅田真央ちゃんのことは、2つ前のトリノオリンピック(2006年)の前のジュニア時代から知っています。

でも、まず、あれこれ書く前に、本当にお疲れさまでした、って言いたいです。何年間も大変な努力の生活を送られたことと思います。

6位入賞という結果は、ご本人の望むものではなかったかもしれないけれど、それまでのストーリーは、これからずっとファンの記憶に残るすばらしいものだったと思います。日本人(だけかどうか分かりませんが)の良いところは、結果だけじゃなくて、結果を出そうとする努力の過程を、すばらしいことと認めることですよね。

今回のソチオリンピックで、世界が注視するプレッシャーの中で、すべてのパターンのジャンプをプログラムに織り込む志の高さとか、そう決断するに至るまでの技術を得る努力とか、それを支える才能とか、でも迷ったりしたであろう心の揺れとか、そういう背景や過程を含めて、日本のファンなら賛辞を惜しむ人はいないと思います。

だから、ソチのスケートリンクを滑る浅田真央ちゃんは、美しい容姿をさらに超越して、神々しいよね。
http://www.nikkei.com/news/image-article/?R_FLG=0&ad=DSXBZO6716662021022014I00001&bf=0&dc=1&ng=DGXNASDH2100F_R20C14A2000000&z=20140221

オリンピックで金を目指すための何年間もの修練ってどんなものか想像もつきませんけれど、たぶんオリンピックでメダルを狙える数人しか、肉体的にも精神的にも耐えられない、厳しいものでないかと思うんです。

そういう修練をつんでも、それは、オリンピックでメダルを取るための「必要条件」でしかなくて、特にフィギュアスケートのように技術系の競技は、ほんのちょっとした偶然に左右される幸運を味方にしないと、望む結果が得られないというのは、ほんとにおそろしい競技ですよね。
http://sankei.jp.msn.com/sochi2014/photos/140221/soc14022102290008-p3.htm

浅田真央ちゃんは、メダルにふさわしい才能があって、それにふさわい努力をして、とてもすばらしい舞台に立ちました。今回の結果は、単なる結果です、とわたしは思います。だから、

浅田真央ちゃんは最高にすばらしい

って、思います。まともな人ならば、全員そう思うと思います。最後に、フィギュアスケートのしろうとのファンだから思う言葉かもしれませんが、これからは、今回の結果への思いを残さず、楽しい人生を歩んで欲しい、と心から思います。ぜったいに楽しい幸せな人生を送ってね!

2014年2月19日水曜日

衛藤美彩ちゃん、かわいすぎ

衛藤美彩ちゃんは、なぜ8th選抜メンバーじゃないんでしょうか。ぜったい運営部がアホだからですね。みなさまも乃木坂46の運営部って、心底アホだって思いますよね。「8thシングル選抜基準」で、あれこれ検討した結果でも、そう言えるんですけど、そんなことより、この写真みたいにかわいい衛藤美彩ちゃんを選抜メンバーに入れないなんて、乃木坂46運営部が、いかにアイドルグループの運営にセンスがないか分かるよね。
この衛藤美彩ちゃんって、この世の中で一番かわいいのではないだろーか、、、、、
(市來玲奈ちゃんもお久しぶり&とってもかわいいですね)

この写真がさー、ほんとに最高に美しくてかわいいんですぅ。あらゆる意味で激かわで、ぐーかわで、エクストリームにプリティーです。握手会の私服の写真なんですけど、格子柄のワンピースが、普通のおねーさんっぽくって、最高に感じが良すぎ。髪型もさー、ちょっと前からしている、このボブが超似合ってて、最高に美しいよねぇ。はぁはぁしちゃうよぅ。表情もちょっと微笑んだこの感じが、WiiiiiiLiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!!!!って、獣のように叫んじゃうくらい最高って、みなさまも思いますよね。

※握手会のその日、着ていた服に、昼食のハンバーグを落としちゃって、急遽、予備の服にしたのが、この写真ということなんですけど、握手会に予備の服を持っているってのが、プロフェッショナルですよね、とっても偉いなぁ。他のメンバーと服がかぶったときのためとか、他のメンバーが困ったときなんかにも貸してあげてたそうです。ほんとに良い人です。そういうのを、

>( ̄ー ̄)どや

って、自慢するところもかわうぃぃぃ、、、顔文字もかわうぃぃ、、、お茶目でかわうぃぃぃ、、、

だから、西野七瀬ちゃんの8thセンターも、たぶんとっても最高にかわいくて美しいと思うんですけど、この写真のかわいさなら、衛藤美彩ちゃんがセンターやったって、全然おかしくないじゃんかよぅ。最低でも、フロントに並ぶべきメンバーですって。

ほんとにさー、こんなにかわいくて美しくて、歌も飛び抜けて最高に上手で、感じが良くて、握手会人気もすごくあって、舞台演技も最高で、MCもできて、記憶力もすばらしくて、料理もできて、怒った顔も美しくて、運動神経も良くて、大分県の消防署の一日署長もやって、、、、、、、「衛藤美彩ちゃん 7th選抜メンバーになるよね」と同じこと書いてんじゃねー、って読者のみなさまに、怒られるかもしれないけど、そのくらいなんでも出来て、すばらしいのに、なんで8th選抜メンバーじゃないの???
長い髪もとっても似合ってました。この普通の表情も最高です。

というわけで、今回は、衛藤美彩ちゃんの公式ブログの写真が、あまりにもかわいすぎたので、8th選抜メンバーに選ばなかった運営部への怒りが、ふつふつと湧き上がりました、ってお話でした。

みなさまも、乃木坂46運営部への抗議のお手紙の送付&衛藤美彩ちゃんの応援よろしくね。

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2014年2月15日土曜日

握手会人気は何で決まる?

乃木坂46の選抜メンバーを決めるのに、ずーっと重視されている「握手会人気」ですが、「握手会人気」自体も、何によって決まるか、知りたいじゃーないですか。それで「握手会人気」が、「7th選抜順位」「容姿」「年齢」「身長」「歌唱力」「ダンス」「バラエティ適性」とどのくらい相関があるかを、重回帰分析(+ステップワイズ法による変数選択)っていう方法で解析してみました。

※この記事は、「8thシングル選抜基準」の続編です。「8thシングル選抜基準」を読まないと、意味が分からないかもしれませんので、先にご一読を。

※「星野みなみちゃん 8th選抜メンバーに入るよね」で、古いデータを使ってちょっと検討した、握手会人気についての内容を、8th選抜直前の、2013年12月末時点のデータで解析しなおして、解釈しなおした結果です。

※「歌唱力」「ダンス」「バラエティ適性」は、一期生について、この3つの変数を入れて分析してみましたが、この3つの変数は「握手会人気」には、関係ありませんでした。だから少なくと一期生については、「歌唱力」「ダンス」「バラエティ適性」は、握手会人気と関係ないようです。この3つの説明変数は、二期生のデータがないので、一期生+二期生の解析の際には、説明変数に入れませんでした。でもこの変数がなくても、決定係数はかなり高いので、この3つの変数は「握手会人気」には、たぶん関係ありません。
http://blog.nogizaka46.com/mahiro.kawamura/2014/02/016787.php
記事とは関係ないけど川村真洋ちゃんです。
最近、とっても美しくなってます。選抜枠のパワー?

■「握手会人気」は、どんな要素と関係しているか
分析結果は、下の表の通りです。

表1 「握手会人気」(7th 12月末時点)の標準化偏回帰係数
決定係数(自由度調整済み)は、0.79です。

表の数値の大きさは、「握手会人気」との関連の大きさを示しています。「握手会人気」は、「7th選抜順位」と「年齢」でかなり決まってしまう、ってことなんです。もうちょっと定量的に言うと「握手会人気」は、各メンバーの「握手会人気」と「年齢」(注1)(を正規化した数値)を持ってくると、0.82×「7th選抜順位」(注1)-0.15×「年齢」という順に並ぶと推定されます。

(注1)「握手会人気」「選抜順位」「年齢」の数値化の方法
「握手会人気」=(枠数+売り切れ数×13/(完売時次数))
「選抜順位」=(7th選抜メンバーなら1点、違うなら0点)
'       +(7th八福神なら1点、違うなら0点)
'       +(7th前列3点、2列目2点、3列目1点)
'       +(7thセンターの直横は1点加算)
'       +(6thまでの選抜回数/3):7thでは2で割っていましたが、今回、二期生も加えた解析なので、二期生との差を考慮して、昔のデータの重みは小さくしました。
「年齢」=((生年+(生月-1)/12)-1994)/2:年齢が低いほど値が大きくなる式です

■握手会人気って、選抜順位とすごく関係しています
この結果の解釈なんですけど、「選抜順位」が、「握手会人気」と深い関係があるのって、当たり前なんです。だって、かなりの部分「選抜順位」を「握手会人気」で決めているから(→「6thシングル選抜基準」「7thシングル選抜基準」「8thシングル選抜基準」を参照してください)。もちろん「選抜順位」を決めるのは、1つ前のシングルのときの「握手会人気」だから、ちょっとタイムラグがあるんだけど、でも「選抜順位」が、そのときのシングルの「握手会人気」に大きな影響があるのは、当たり前ですね。

さらに、選抜メンバーに選ばれると、メディアへの露出が大きくなって、「握手会人気」につながりやすいってことも、もちろんあると思います。たから「選抜順位」が「握手会人気」に深い関連がある、っていうことは当たり前の結果って感じで、ここまでは、へー、あたりまえですね、って感じですよね。

内容と関係ないけど16才になった星野みなみちゃんです。
かわいえすとですよねぇ。
最近、ブログを更新していただけて、ほんとにうれしゅうございます。

■年少メンバーって「握手会人気」の点では、とっても不利で、かわいそう
次に表1の「年齢」が、「握手会人気」に与える影響です。「年齢」は、若いほど数値が大きくなるように正規化という操作をしたので、表2の標準化偏回帰係数が、マイナスということは、年齢が低いほど「握手会人気」がない傾向ということを示しています。

もう一度、言いますけど、年齢が低いほど、握手会人気がない、ってことです。これは、あたりまえっていうか、中学生とか高校生のメンバーと握手するのって、なんか躊躇しちゃうよね。大人メンバーと握手する(+お話する)ほうが、抵抗感が小さいからだと思うんです。

だから年少メンバーは、多少「握手会人気」が、なくてもしょうがないよね、、、、、って乃木坂46運営部が思っていれば、問題ないんですけど、そーじゃないんです。

乃木坂46の選抜順位って、(特に6th以降)「握手会人気」が、最も重要な選考基準なんです。しかも「年齢」で補正していないのは、重回帰分析してみると明らか(=「年齢」が有意な説明変数にならないので)なので、年少メンバーにとっては、すごい不利な選考基準になっているわけ。ただ単に、”若い”っていうだけで、不利になっちゃうわけ。

というわけで、年少メンバーがかわいそうって、みなさまも思いますよね。

※ちなみに、「年齢」で不利があるように見えるのって、選抜順位上位(≒「握手会人気」上位)のメンバーが、比較的年齢が高いから、年齢が高いほうが「握手会人気」が高い(=年齢が低いと「握手会人気」が低い)せいじゃないの?って思われるか知れませんが、そういう相互に関連したデータから、「選抜順位」と「年齢」を独立に評価できるのが、重回帰分析の特徴なので、「年齢」単独で、「握手会人気」が不利になるのは、ほぼ確実なんです。

堀未央奈ちゃんのブログの写真も、最高にうつくしいから載せちゃったよ。
ちなみに、当該ブログって、たぶん乃木坂46公式ブログ史上最長。
未央奈ちゃんは、最初から、二期生トップの握手会人気です。すばらしいですね。

■特に星野みなみちゃんや齋藤飛鳥ちゃんは、とってもかわいそう
星野みなみちゃんや齋藤飛鳥ちゃんは、8thで選抜メンバーじゃなかったんだけど、「8th選抜基準」で、ちょっと書きましたけど、実は数字的には、8th選抜メンバーに入っても、おかしくないメンバーなんです(「8thシングル選抜基準」を見てね)。

上に書いた年少メンバーの不利を跳ね除けて、「握手会人気」を、とってもがんばったのにね。きちんと年齢補正をしてあげれば、絶対、8th選抜メンバーに入るべきメンバーなんです。

だから、今回の8thの選抜結果は、運営部の知恵が足りなくて(あるいは分かっていても握手会売り上げ目当てで)、きちんと評価できてないからなので、年少メンバーは、めげずにがんばってね。

齋藤飛鳥ちゃんです。ほんーっとにかわいくて美しいよね。
年少メンバーなんですけど、握手会人気が、もっとあっても良いと思うんだけど、、、、

■乃木坂46ファンって、なにを基準に握手会に行ってるの?
というわけで「握手会人気」は、「選抜順位」と「年齢」で、だいたい決まっちゃうんだけど、それにしても不思議なのが、普通は、握手会人気と、「容姿」とか、対応の良さと相関ありそうな「バラエティ適性」の高いメンバーとか、歌が上手なのが好きだから、とかだったら「歌唱力」が高いメンバーの握手会に行くんじゃーないのかと思うんです。

でも今回の解析の結果を見ると、「選抜順位」が高いから、そのメンバーの握手会に行こうっと、って感じなの?そうじゃなくて、「8thシングル選抜基準」でも解析手得られた結果のように、いろいろな要素を含んで握手会人気が高いメンバーから順に、選抜順位を高くしているから、結果的にそうなっちゃっているんでしょうか。それしても、「握手会人気」って、「容姿」とか「バラエティ適性」と、もうちょっと強く関係しても良さそうなのに、まったく関係なさそうってのが意外な感じです。

それともネットで言われている「容姿」とか「バラエティ適性」なんかの評価と、間近で見る容姿とか感じの良さって、違うんですかね。なんか不思議。

■数値で推定する握手会の良さ!!!!
さて、こういうふうに「握手会人気」に関するデータをいじくると、次に握手会に行って、うれしいメンバーって、誰か?って知りたくなりますよね。

普通に考えられる、握手会がうれしいメンバーは、たぶん「握手会人気」の高いメンバーです、、、っていうのは、超あたりまえすぎて、それだけだと、ここまで引っ張ったのに、読者のみなさまに、殺されそうな感じ?

でも、今回の「握手会人気」の解析結果を、見るとちょっと別の見方もできるので、それを図1にしてみました。
図1 実際の握手会人気と、表1から推定される握手会人気

まずこの図の意味ですが、横軸が、実際の「握手会人気」です。握手会枠数とか完売数から、(注1)の式で求められる数値です。縦軸は、表1の標準化偏回帰係数と「選抜順位」と「年齢」から推定される「握手会人気(推定)」です。

まあまあ、相関がありますね。決定係数っていう相関を評価する数値が0.78だから、そこそこ相関が高いって思ってください。だから握手会人気は、「選抜順位」と「年齢」で結構、決まるって言えるわけ。

「選抜順位」と「年齢」から推定される握手会人気と、実際の握手会人気は、乃木坂46メンバーの平均では、図1の斜めの点線の関係になっているんです。斜めの点線より、右側に点が来ている西野七瀬ちゃん、秋元真夏ちゃん、衛藤美彩ちゃんは、「選抜順位」と「年齢」から推定される平均的な握手会人気より、実際の握手会人気のほうが、高いメンバーってことなんです。

それで、ここからの解釈が難しいんです。なぜかというと、重回帰分析の結果って、説明変数(=選抜順位、年齢)が、従属変数(=握手会人気)の原因なのか、単に相関を表しているだけなのかが、分からないから。おまけに「選抜順位」と「握手会人気」は、正のフィードバックループになっている可能性がとっても高いので、そこを解釈するのには、重回帰分析みたいな静的な解析だけじゃーちょっと弱くて、動的なシステム同定みたいなことをしないとだめなんです。でも、それをするためのデータがないので、できません。

※「6th選抜基準」「7th選抜基準」「8th選抜基準」の記事では、説明変数を、従属変数の原因って解釈してアレコレ言ってました。なぜかというと、そう解釈するのが総合的に考えて妥当だから。

それで、それ以降の解釈の仕方についてぐだぐだ書いても、超つまらないだけなので、全部省略して結論だけ書くと、以下の2つの解釈が考えられます。

解釈1
握手会うれしさ度合いは、図1の横軸の並びの順番どおり(=実際の握手会の順番どおり)。図1に書いてある斜めの点線(=乃木坂46メンバーの平均)より、3人の点が、右側にズレているのは、同じくらいの「選抜順位」とか「年齢」のメンバーよりは、握手会がうれしいっていうことを意味しています。(でも、そうであれば、選抜順位はもっと上げるべき、というふうにも解釈できます)

解釈2
握手会のうれしさ度合いは、図1に書いてある点線から右側に離れるほど高い。つまり図1に書いてある3人は、握手会のうれしさ度合いが、乃木坂46の中で、飛びぬけて高い。

という2つの解釈が、考えられるんです。実際には、解釈1と解釈2の中間くらいが、真実なんじゃーないかなぁ、と思うんですけど、どうなんでしょ?

、、、、と、無責任にも、謎が残ったまま、おしまい。メンゴー。

※ほんとは「選抜順位」を、説明変数からはずして解析してみるべきなんですけど、そうするとメンバーの生の評価値っぽいことを書かなきゃならないので、今回は、ここまでということで、、、、それも含めてメンゴー。

最後は生田絵梨花ちゃん。
気品があって最高にうつくしすぎ、、、、


謝辞:この解析をするにあたって「乃木坂46握手会情報まとめ」http://ameblo.jp/seto-kasumi/のデータを使用させていただきました。すごいデータ蓄積のブログです。当該ブログに、普通のコメント欄がなくて、お礼のコメントができませんので、ここでお礼を述べさせたいただきます。

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2014年2月12日水曜日

8thシングル選抜基準

衛藤美彩ちゃんが、8th選抜メンバーじゃなかったんで、ショックで寝込んでいましたけど、久しぶりに更新しちゃったよん。今回は、8th選抜メンバーって、どういう基準で決まっているの?っていう内容です。こういう記事って「6th選抜基準」「7th選抜基準」で書いているから、なんかマンネリっぽいんですけど書いてみました。

■8th選抜メンバーは、握手会人気と容姿でほぼ決まり、みたいな感じ
結論を先に書いちゃいますけど、8th選抜メンバーは、「握手会人気」が高くて「容姿」が良いメンバーが、選抜メンバーに選ばれています。5thから8thまでまとめて、どんな感じの要因で、選抜メンバーを決めているかという表を作ってみました。

表1 選抜メンバーを決めるための標準化偏回帰係数(5thから8thまで)

表の数値の大きさは、選抜メンバーを決める影響度の大きさを示しています。たとえば今回の8thであれば、「握手会人気」:「容姿」=0.79:0.18という影響度の比率を示しています。もうちょっと詳しく言うと「握手会人気」×0.79+「容姿」×0.18、の数値が大きい順に、選抜順位が決まる傾向にあります。だから「握手会人気」がトップで、「容姿」も、とっても良い西野七瀬ちゃんが、センターなんです。というか、そういうメンバーのいろいろな特徴を逆算して、こういう分析結果を得ています。

この表1は、重回帰分析(+ステップワイズ法による説明変数選択)という方法で解析した結果です。解析内容については、記事末の「■付録:解析方法について」をご覧ください。なお、7thでは、堀未央奈ちゃんは、解析に入れてません(統計的に解析できる理由で選ばれたわけじゃないでしょうから)。8thからは二期生も解析に入れています。

なお表1の「----」の欄は、説明変数にしたけれど、選抜の評価には使ってなさそう、ということを意味しています。また、空白の欄は、説明変数にしていない、ことを意味しています(ネットで検索したら、いろいろデータを入手できるようになったので、最近、説明変数を増やしています)


■なぜ、こういう評価項目で選抜メンバーを決めるのか
乃木坂46運営部って、どういう方針で、こういう要因を決めているんでしょうね。「握手会人気」の重みが大きいのは、売り上げを考えると運営部としては、譲れないでしょうし、ファンも応援しているメンバーが上位に来るのは納得と思います。でも、それ以外の「容姿」とか「歌唱力」とか「ダンス」とか「バラエティ適性」も、毎回、大きな値にしたほうが、ファンも喜ぶと思うんだけど、なんで選抜と、無関係にしちゃう場合があるんでしょうね。それどころか、5thと6thでは、「歌唱力」が負の重み(=歌が上手じゃないほうが、良い選抜ポジションを得やすい)っていう、変な選抜基準になっていたし、何なんでしょうね。

■この解析結果の確からしさ
でも、この解析は正しいの?って、みなさま思いますよね(注1)。
図1 実際の選抜順位と、分析結果から推定される選抜順位の関係

それで、8th選抜メンバー発表時点における,「実際の選抜順位」(注2)と今回の解析結果から「推定される選抜順位」の関係を、図にしました。横軸が「実際の選抜順位」で、縦軸が、表1から「推定される選抜順位」です。

(注1)統計をご存知の方は、表1の説明変数の個数と、乃木坂46のメンバー数と、決定係数を見ていただくと、ほぼ正しいことがお分かりと思います。

点は、各メンバーの値です。各点の、縦軸の値と、縦軸の値が、だいたい同じ感じで分布しています。つまり、表1の値でもって選抜順位を推定すると(縦軸の値)、実際の選抜順位(横軸の値)と、だいたい一致する、ってことは、表1の値は、だいたい正しい、って思っていただけると思います。

どのくらい正しそうか、っていう指標が、表1の「決定係数」です。これが1に近づくと、図の楕円がつぶれて、ほとんど直線になって、各点の縦軸と横軸の値が一致するよう(=推定値が正しく)になります。今回の解析で8th選抜を解析した結果、決定係数は0.79なので、8割ぐらい「握手会人気」と「容姿」で決まって、2割くらいは、なんだか分からないけど他の要因が入ってます(あるいは、2割くらい偶然の要素です)、って感じです。

(注2)「実際の選抜順位」:正確には、「実際の8thの選抜順位に、過去の選抜実績をちょっと加味したもの」です。なぜ、「過去の選抜実績をちょっと加味」するかというと、できるだけ数値の線形性を確保するためなんです。そういう話に、興味がある人は、「■解析方法」の項にそのうち書くつもりなので読んでね。

■そもそも「握手会人気」と「容姿」で選抜順位を決めて良いのか
という、疑問があります。なんで「歌唱力」とか「ダンス」の上手さを、選抜基準に入れないのか?という疑問もあるんですけど、、、、、でも、もっと納得できない疑問があるんです。

■衛藤美彩ちゃんは、不当に冷遇されている
今回、この解析をしてみて、特に言いたいことは、衛藤美彩ちゃんのことです。今回8thの選抜で、表1のように「握手会人気」と「容姿」に重きを置いて、選抜メンバーを選んでいるなら、なんで衛藤美彩ちゃんが、選抜メンバーじゃないのか、不思議ですよね。

だって、衛藤美彩ちゃんは、「握手会人気」で言うと、(数え方にもよるけど)10番目の人気です。「容姿」のネットでの評判もかなり上位のほうです。わたしも乃木坂46の中でもすごい上位の容姿だと思います(重回帰分析の際の衛藤美彩ちゃんの「容姿」の数値は、個人的な感情を抑えて、ネットでの評判くらいの数値と入れてますけど)。

だから、衛藤美彩ちゃんは、絶対に8th選抜メンバーにならなきゃおかしいですよねぇ

ほんとは、衛藤美彩ちゃんは、歌がすばらしく上手なので、選抜に当たっては、「歌唱力」を評価してもらいたいけど、これまでずーっと選抜で「歌唱力」をプラスに評価してなかったから(表1参照)、それは、無理って、がまんしますよ、はい。

でもさ、今回の分析結果から、8th選抜では、8割がた”0.79×「握手会人気」+0.18×「容姿」”の順番に選抜メンバーを選んでると思われるんです。そういうふうに選ばれるとすれば、衛藤美彩ちゃんは、上位10番目なんです。だから2列目が妥当なところなんです。ていうか、歌唱力も考えたらフロントにしてよね、ほんと。
図2 各メンバーの実際の選抜順位と、推定される選抜順位の関係

それをグラフにしたのが、図2です。今回の選抜基準(縦軸)でいうと、衛藤美彩ちゃんは10番目なのに、「実際の選抜順位」(横軸)は、とっても低いのね。本来あるべき点線の楕円の中心軸から、左側(実際の選抜順位が低いほうに)にズレすぎているんです。運営部は、明らかに意図を持って、左側にずらしているよね。

一方、西野七瀬ちゃんとか白石麻衣ちゃんは、だいたい中心軸に近くて、正しく評価されているんです。秋元真夏ちゃんは、衛藤美彩ちゃんと同じく、中心軸より、ずっと左に寄っていて、冷遇されていて、かわいそう。

だから、今回8thの選抜って、衛藤美彩ちゃん(と秋元真夏ちゃん)に関しては、とーってもおかしいよね。昔から、衛藤美彩ちゃんが選抜じゃないってのは、おかしいんだけど、それでも、5thとか6thでは、「歌唱力」の偏回帰係数がマイナス(=歌が上手だと選抜順位が下がる)っていう基準があったから、納得はできなくても、「衛藤美彩ちゃんは、歌が上手なんで選抜に入らないんだな」と理由は分かったけどさ。

今回の8thは、そういう変な基準でなくて、衛藤美彩ちゃんが、選抜メンバーに入るべき基準での評価なのに、衛藤美彩ちゃんを選抜からはずすって、どういう了見なの?って思うよね。あーあ、衛藤美彩ちゃん、かわいそう、、、歌が最高に上手で、握手会も人気で、とっても美しいのに、これ以上、なにをどうがんばって良いか分からないよね。

というわけで、みなさまも、今回の運営部の選抜って、衛藤美彩ちゃんにとって、ものすごく不当な選抜メンバーの決め方って、思いますよね。運営部に抗議のメール、よろしくね!

こちらからどうぞ→乃木坂46公式サイトお問い合わせhttp://www.nogizaka46.com/contact/

■秋元真夏ちゃんも冷遇されています
あとさ、選抜メンバーなんだけど、不当に冷遇されているのが、秋元真夏ちゃんだよね。握手会人気が3から4番目で、容姿も良いから、1列目でも、良いはずなのに、おかしいじゃん(図2で左側にズレすぎているよね)。

■北野日奈子ちゃんは、正当に評価された結果です
二期生から選抜メンバーに選ばれた北野日奈子ちゃんは、今回の選抜基準からいうと、とっても正当に評価されています。けっして、二期生だから、、、とかの贔屓目で選ばれたわけではありません。わたしも超好き。がんばってね。

■他にも
ほんとは、数字から言うと、齋藤飛鳥ちゃんとか、斉藤優里ちゃんも選抜メンバーに入るべきなんです。いつもこの二人は、そういうふうにボーダーで入るべきなのに残念な感じなんです。

さらに、星野みなみちゃんも、今回、数字的には、選抜に入っても良かったメンバーなんですぅ。ていうかそんな数値の基準とかより、かわいさで選抜メンバーに入るべきだよね。そのくらい超かわいいのにね、もうほんとに残念。星野みなみちゃんは超かわいいんだから、乃木坂46運営部は、くだらねー基準とか、いじくって選抜しないで、星野みなみちゃんを選抜メンバーにしろってね。みなさま、応援してあげてね。

以上なんですけど、とにかく衛藤美彩ちゃんが、8th選抜メンバーじゃないのって、絶対おかしいです。みなさまも、そう思いますよね。そんな衛藤美彩ちゃんの応援よろしくね。
なんか、この笑顔が良いなぁ。


次回予告!!!!乃木坂46の選抜で、とっても重視されている「握手会人気」の秘密!!!どのメンバーの握手会対応が最高?!

、、、と、テレビっぽく予告してみました。よろしくね。


■付録:解析方法について
えー、重回帰分析の意味とか、やり方とか、数値の決め方とか、書こうと思ったんですけど、最高につまらない内容なんです。だから、書いても読む人がいないと思いますので、暇なときに追記します。「6th選抜基準」「7th選抜基準」に、だいたい解析のやり方とかは、書いてあるので、早く見たい方は、そちらを参照してね。メンゴー。
※解析に使う個人の数値表で、白石麻衣ちゃんの歌唱力をプラス方法に修正させていただきました。7thカップリング曲「私のために誰かのために」の歌唱力ユニットに入ってたし、コンサートの生歌もとっても上手だったので。
※8thから二期生が含まれていますが、「歌唱力」「ダンス」「バラエティ適性」って不明なので、一期生のみで解析してみて「歌唱力」「ダンス」「バラエティ適性」は、一期生内では、選抜順位と無関係と分かったので、二期生も含めた解析では「歌唱力」「ダンス」「バラエティ適性」は、説明変数に入れませんでした。
※この記事の用語は、分かりやすくするために統計用語としては、誤った使い方をしていますが、そこはご理解のほどを。

謝辞:この解析をするにあたって「乃木坂46握手会情報まとめ」http://ameblo.jp/seto-kasumi/のデータを使用させていただきました。すごいデータ蓄積のブログです。当該ブログに、普通のコメント欄がなくて、お礼のコメントができませんので、ここでお礼を述べさせたいただきます。

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