2019年5月9日木曜日

ミュージカル「笑う男」感想(衛藤美彩ちゃん出演)

ミュージカル「笑う男」は良いですぜ。原作は「レ・ミゼラブル」の作者ヴィクトル・ユゴーで、自分の作品の中で一番、評価している作品だそうです(by wikipedia)。期待しちゃいますよね。しかもミュージカルは、私の一番好きな芸能ジャンルです。良い原作+劇+歌って、すばらしいコンビネーションの出し物ですよね。その上、このミュージカルには、衛藤美彩ちゃんがご出演しています。

デア役の衛藤美彩ちゃん。
https://www.trendsmap.com/twitter/tweet/1090178768881078272

衛藤美彩ちゃんと言ったら、乃木坂46を卒業したばかりの、わたしの大好きなおねえさま芸能人です。美人で歌が上手でスタイルが良くてダンスもすばらしく性格が良くて明るくて頭が良くて努力家で忍耐強くて仲間思い(一部推定)なのでわたしは好き。

乃木坂46時代の衛藤美彩ちゃん。

乃木坂46で人気上位メンバーだったんですけど、初期から中期の乃木坂46では、ずーーーっと選抜に選ばれない不条理な仕打ちを受けていました(握手会人気上位だったのに)。ほんとよく耐えたよねぇ。偉いよねぇ。尊敬します。わたしだったら絶対、乃木坂46運営部の責任者を毒殺して木に吊るしちゃおうと思うくらいの意地悪な仕打ちだったとも思います。だから、もう衛藤美彩ちゃんが卒業しちゃった今は、乃木坂46なんか解散しても良いと思います(いえ、うそ。それは言い過ぎ。乃木坂46は大好き)。

そんな衛藤美彩ちゃんが、ミュージカル「笑う男」に出演していました。だから見に行きました。

発表会での衛藤美彩ちゃん。
https://natalie.mu/stage/news/314061

■あらすじ(ネタバレあり)
 昔のイギリスで、コンプラチコスという人身売買集団に誘拐され口の両端を「笑う顔」のように引き裂かれた子供(グウィンプレン)が、吹雪の中、一人捨てられます。彼は、凍死していた女性が抱いていた赤ん坊(デア=衛藤美彩ちゃん:目が見えません)を拾って雪の中をさまよいますが、世捨て人のウルシュスに助けられます。
 15年後、ウルシュスは、グウィンプレンと目の見えないデアを主演にした劇団を作って公演巡業しています。あることからグウィンプレンは、実は最高位の貴族の息子ということが分かり、貴族に復帰して国政に携わります。でも彼は、貧しい国民の福利厚生を考えない国の支配層に絶望して身分を捨てて、想いを寄せるデアとウルシュスの元に帰ってめでたしめでたし、、、、じゃないんです(再演されたら劇を見てね)。

「笑う男」のポスター。左下のデアはダブルキャストの夢咲ねねさん。
https://natalie.mu/stage/news/314061

そんな内容のミュージカルですが、見どころは、やっぱデア(衛藤美彩ちゃん)が美人、ってとこです。衛藤美彩ちゃんは美人なので良いです。やっぱ舞台に立つ人は美人であるべきだよ。それにきゃわいいのも良いですねぇ。舞台に立つ人はかわいくあるべきだよね。でも「美人」「かわいい」っていう属性は、個人が努力してなれるわけじゃないってのが世の中の不条理を感じます。

個人的に好みの衛藤美彩ちゃんの写真

美人じゃなかったら「デアの役をやりたい!」って思ってもなれなくて、美人に生まれた人しかデアになれないなんて「それで良いのかよ、この世の中は」と思いますけど、衛藤美彩ちゃんのデアは美人なので良いなぁ。そのうえ、薄幸そうで儚(はかな)げな雰囲気も声もすげーうまいぜ。

■デア(衛藤美彩ちゃん)の歌が心地良い。
デア(衛藤美彩ちゃん)が美人で良いんですけど、それ以上に衛藤美彩ちゃんの歌が良いです。衛藤美彩ちゃんは、元乃木坂46メンバーです。乃木坂46って、かわいい歌手の集団です。メンバーが、超かわいくて感じの良いので、わたしはファンなんですけど、衛藤美彩ちゃんを除くと、ソロの生歌を聴けるのって、うーん、生田絵梨花ちゃんと桜井玲香ちゃんと若月佑美ちゃん(既卒)と能條愛未ちゃん(既卒)とあの方とあの方とあの方とあの方とあの方くらいと思うんです。なんか恐ろしいことですね(でも乃木坂46は好き)。

デア役の衛藤美彩ちゃんの全身像
https://www.trendsmap.com/twitter/tweet/1090178768881078272

そういうメンバーの中で、衛藤美彩ちゃんは、トップクラスに歌が上手です。声が良いよね。透明感がある声です。透明感ていうのが音の特性の何に依るかというと、基本周波数(音程)に対する高調波の入る位置だそうです。基本周波数に対して簡単な整数比(=和音)の高い周波数にいくつかピークがあって、それ以外の周波数の音圧が小さい声は、きれいな澄んだ感じがするそうです。

それで、衛藤美彩ちゃんの声はそんな感じ。うーん、透明で清らか。美人で薄幸で控えめで性格が良いデアにすげーピッタリです。心が洗われるような美しい声。ミュージカルっぽいビリビリした発声じゃないのが、デアの雰囲気に合って、清らかで良いです(まじで)。

周りの役者さんが、浦井健治氏とか、山口祐一郎氏とか、朝夏まなとさんとかすごいミュージカルスターばっかりで、発声がすばらしくて、料理で言うとビフテキとか中華の満漢全席みたいです。すごい豪華でおいしいんだけど、長時間聞いているとライトなミュージカルファンのわたしとしては、結構、聴覚系が疲労する感じがします。それでデア(衛藤美彩ちゃん)のところで、「ほっ、やっぱ日本人は和食だよねぇ」的に癒されます。ほんとに清らかで美しい声なんですぜ。

■デア(衛藤美彩ちゃん)の演技が良い。
デア以外の感想はないのかよ、と思われるかもしれませんけど、ほんとに良いです。薄幸で控えめで、目の見えない美少女っていう雰囲気であふれています。初期の乃木坂46で、選抜に選ばれなかった時期を重ね合わせちゃうから、自然にうるうると涙が出ます。ほんと泣けるよねぇ(もはや保護者の心境)。美彩ちゃん、ほんとすばらしい演技だねぇ。

https://natalie.mu/stage/news/314061
良い表情&演技でしょ?

そんな感じで、すばらしいミュージカル「笑う男」の衛藤美彩ちゃんですが、共演の方々のパフォーマンスももちろんすばらしいです。

■ウルシュス(山口祐一郎氏)
山口祐一郎氏って、わたしの見たミュージカルでは、ダンスオブヴァンパイアとかレベッカ(桜井玲香ちゃん出演)などで主演をされていて毎回、恐ろしくて尊大な役をされていました。でも今回のグウィンプレンとデアの育ての親のウルシュス役は、人情味のあるちょっとユーモラスな役で、今までの役の中で一番好き。特徴ある声も今回の実は誠実で面倒見の良いウルシュスにあっていて、なんか最高ですぜ。

ウルシュス役の山口祐一郎氏&子供時代のグウィンプレン
https://natalie.mu/stage/news/314061

■グウィンプレン(浦井健治氏)
涌井健治氏は、昔、「ニーチェ先生」というテレビ番組(最高に面白いです)で就活全敗のダサダサの主人公を演じていたんですけど、その時に「うーん、コメディがうまいねぇ」と思っていました。実は、ミュージカルの人だったんですね。ほんとに歌がうまい、演技がうまい、声が良い、かっこいい。小学生みたいな感想になっちゃったけど、とーっても良い演技者です。

かっこいいでしょ。涌井健治氏のグウィンプレン。
https://natalie.mu/stage/news/314061

■ジョシアナ公爵(朝夏まなとさん)
ま、宝塚出身ですからね、歌も演技も立ち居振る舞いもめちゃめちゃうまい。尊大な貴族の役が恐ろしいほどはまっています。ほんとにうまい。わたし好みの広幅の顔立ちで、さらにセクシーで、はぁはぁするぅ。シロウトの感想まる出しですみません。最高に良いなぁ、朝夏まなとさん、、、、

美人でセクシーで最高でしょ。
https://natalie.mu/stage/news/314061

むちゃくちゃカッコ良くてすばらしい。
https://natalie.mu/stage/news/314061

■アン女王(内田智子さん)
うまいなぁ。異形な感じの衣装と化粧も最高。わたしは人間味のない感情を出さない悪役が好きなんですが、アン女王はそんな感じ(悪人じゃありませんが)。ちょっと不気味で威圧感のある人物を演じていて最高です。声がまたすばらしいソプラノで美しい。

右:アン女王役の内田智子さん。存在感がすばらしい。
左:ジョシアナ公爵朝夏まなとさん。華がありますねぇ。
https://natalie.mu/stage/news/314061

てな感じで、ヴィクトル・ユゴーの最高の作品が原作+出演のみなさまの歌・演技がすばらしいので、すばらしいミュージカルです。みなさま、再演の際にはぜひご覧くださいませ&衛藤美彩ちゃんの応援よろしくね。

2019年4月21日日曜日

「熱海殺人事件」感想(今泉佑唯ちゃん出演)

1年半ぶりの更新ですが、今回は劇「熱海殺人事件」の感想です。今泉佑唯ちゃんが出演しています。主演じゃありませんけど、基本的に出演者4人の劇なので、最初から最後までずっと出ています。
https://engekisengen.com/genre/play/11265/
宣伝用の写真ですけど、舞台ではこんな怖い感じじゃないです。

今泉佑唯ちゃんは、良いよね。なんといってもかわいい上に愛嬌があります。顔かたちが大してかわいくなくても、女性は愛嬌があれば超かわいく見えます。今泉佑唯ちゃんは、愛嬌がある上に形状的にも超かわいいので、世界最高にかわいいです。

さらに歌が上手です。かわいければ歌が上手でなくてもアイドルとしてOKと思いますけど、今泉佑唯ちゃんは歌がすばらしいです。なので、最高のアイドルと思えます。そんな最高な今泉佑唯ちゃんですが、欅坂46を卒業しちゃいました。うーん、残念。返す返すも残念。ほんとに残念。長濱ねるちゃんも卒業しちゃったし、欅坂46やばくね?でも個人的には2期生の武元唯衣ちゃんが良いので、欅坂46はセーフと思います。
https://engekisengen.com/genre/play/11265/
これも宣伝用の写真です。

、、、などと、一般人の分際で欅坂46の行く末に思いを巡らせておりますが、今回は今泉佑唯ちゃんが劇「熱海殺人事件」に出演した話です。「熱海殺人事件」は何回も上演されている原作つかこうへい氏(故人)の名作劇だそうです。なにも予備知識なしに見に行きましたが、(喜劇として)とーても面白いです。ほんとに名作と思います。
https://minicine.jp/0/0516.html
出演者のみなさま。最高に上手な方々です。

■あらすじ。
警視庁の木村伝兵衛部長刑事(味方良介氏)のもとに、殺人事件が舞い込み、大山金太郎(lol佐藤友祐氏)が容疑者として挙げられました。木村伝兵衛部長刑事は芸術家肌なので、愛人の婦人警官(今泉佑唯ちゃん)と、富山県県警から転属になったばかりの熊田刑事(NON STYLE石田明氏)を使って、取り調べ中に大山金太郎容疑者に自分好みの背景、動機を押し付け、自分好みの事件に仕上げて、犯人を死刑台送りにして、めでたしめでたし。

世界観が意味不明っぽいでしょ。「自分好みの事件に仕上げる」って、何のことかと思われるでしょうが、例えば「下等な職工が、そこらへんに落ちてた腰ひもで、ブスを絞殺した」なんていう美しくない構成の犯罪が許せないので、犯人を釈放し事件を無かったことにしようとしたりする感じです。
https://l-tike.com/play/mevent/?mid=322582
舞台のポスター

■面白い(喜劇として)。
めっーちゃくちゃおもしろいです。でも、観客のみなさまは大部分のパートで冷静に見ていました。「これってまじめに見るべき劇なのですか?」とか「喜劇を冷静に見るのが礼儀なのか?」とか、不安になります。そういう静かな雰囲気の中で一人で笑っている奴ってKYな感じで、周囲の人は不愉快に感じると思うので、めちゃくちゃ面白い(喜劇として)劇なのに、わたしは大部分、笑いを我慢して見ていました。うーん、観客のみなさま、あれって、すごーく面白いから、もっと普通に爆笑して見ましょうぜ。

でも、観客のみなさまの気持ちもわかります。初見のわたしにとっては、テンポが速くて、味方氏、石井氏、佐藤氏の演技とセリフの切れが良すぎて、「うっ、これはめちゃくちゃ面白い場面じゃん」と思って笑おうと思ったら、すでに次の場面に入っていたり、「おおっ、カッコいセリフ&演技じゃん」と思ったら一瞬遅れて、「あれ?スゲー面白いセリフ構成じゃん」とかって感じで、初めて「熱海殺人事件」を見ると笑いのツボに追いついていくのが難しいかも。そういう意味じゃ、歌舞伎と同じですね。(今泉佑唯ちゃんのところは、分かりやすいです、、、なぜか)

例えば、部長刑事の「御徒町で4本線のアディダスを探してきたからな」とかさ、前後の流れからして超おかしいセリフ&演技と思うんですけど、見事に観客にスルーされて、故つかこうへい氏や部長刑事の味方良介氏とかは、観客の反応の薄さに、悔し涙が出そうな気がするんですけど、ああいうのってベテランの観客が笑いを誘導すべきと思うんですけどねぇ。
https://natalie.mu/stage/news/269961
部長刑事役の味方良介氏。最高でしょ!

だから、繰り返しのコントのところは、理解できるのでめーーーーーちゃくちゃ面白い。例えば熊田警部がロシアンルーレット方式の取り調べをする場面(レボルバー拳銃に一発だけ弾を詰めて、自分と犯人に交互に引き金を引いて、なかなか弾が出ずに最後に自分の頭に弾を受けるギャグwww最高!)なんか、めっちゃおかしくて死ぬぅ(ってくらい面白かったです)。

なお、この劇の中で演劇スタイルが、3つくらいあって、建築たとえるとモダン建築のビルを基調として縄文竪穴式住居と明治期の庄屋屋敷をなんのスムージングもしないで、くっつけました的な劇の場面転換があって、ちょー最高www。え?何?どうしちゃったのって感じで、そのことで笑えるくらいのスカッとした転換が良いですねぇ。

ちなみに、一緒に見に行ったジャニーズおたく(+女子アイドル好き)のジャニ子は、「性的なテーマを出すのが気持ち悪い。ブスとか職工とかの下品な用語もイヤ」とダメ出ししていました。はぁ、そこが気になりましたか。たしかにジャニーズ的世界とは相容れないかもね。

■今泉佑唯ちゃんの演技は上手です。
最初に舞台袖から登場した時には、「うっ、丸くなってる」(いえ、ふっくらしてかわいくなっている)と思いましたが、いずれにしても超かわいいです。部長刑事(味方良介氏)の愛人の婦警の役なんですけど、かわいくてコケティッシュで軽薄な感じが良く出ています。
https://spice.eplus.jp/articles/227655
ナイスおみあし!

演技も普通に上手ですぜ。舞台女優っぽさに、はまりすぎていなところが好き。舞台の人って、舞台の上では、発声とか動きが「舞台の人」じゃん。あれって、走るのに特化したF1マシンがF1マシンぽい音で恐ろしい速度でコーナリングするのと同じで、かっこいいと思いますけど研ぎ澄まされすぎてね?

今泉佑唯ちゃんは、舞台女優として違和感のないくらい上手で、でもアイドルっぽいかわいさがあって、そこが
好き
です。そういうところが、舞台演出の岡村俊一氏は良くわかっていらっしゃる感じがします。
https://realsound.jp/movie/2019/04/post-346082_2.html
舞台の今泉佑唯ちゃん

それに表情が良いです。部長刑事の愛人の婦警なんですけど、後ろめたさがなくて、あっけらかんとしたワルの愛人が口を尖らせたり、ニコッと笑った表情なんか最高。かわいい顔でそういう表情を作るのが最高です。

セリフも上手です。結婚式場まで何時間で行けるのか尋ねられた今泉佑唯ちゃんが「ハーレーで高速道路を飛ばして、、」と延々と一分くらいの長台詞を言うんですけど、よく通るかわいい声で、よどみなくワルっぽく言うのが、超かわいい&超うまい!最高ですねぇ。
http://news.livedoor.com/article/image_detail/15983335/?img_id=20090018
インタビューの時の写真

しかも歌を歌ってくれます。ミュージカルじゃないのに歌があるなんて最高じゃーあーりませんか。今泉佑唯ちゃんの歌は、ほんとに良いね。それだけでも見に来た価値があったよ(一緒に歌った味方良介氏もめちゃめちゃ歌がうまいです。さらに「夏の花は向日葵だけじゃない」も歌ってくれます、最高w)

※被害者のアイコの役もやりますけど、底辺の女性の悲劇の役も上手です。

■木村伝兵衛部長刑事(味方良介氏)
 この人はマジうまいです。ていうか、うますぎ。まず、声がでかすぎ。舞台役者の人たちって声がでかくてよく通るのを競っている感じがしますが、あんまり声がでかいと不愉快に感じるじゃん。味方良介氏も声がでかすぎなんですけど、うまい。ここまで声がでかいのに、カッコ良くおかしみを含んで響く声はスゲーな。超好き。しかも、かっこいい。(故意の)大げさな演技も良いです。
この写真の感じからして、すばらしいって思うでしょ?目つきも尋常じゃないでしょ?しかも劇中で歌う歌がまたすばらしい。表情も声も体の使い方も目つきもゴシックで怪異でかっこいいですねえ。わたしはファンになりました。今泉佑唯ちゃんも、いつかこんな感じに成長してくれよ。
(こんなすごい演技をするので大ベテランかと思ったら弱冠27歳だそうです。うーむ、世の中には才能があって、若くして世に出る人がいるものですね。うらやましい)

■熊田留吉刑事(NON STYLE石田明氏)
お笑い芸人だけあって、面白いですねぇ。雰囲気がすでに面白いです。倫理感が弱い富山の田舎刑事という役という、どう演じるんだよっていう役を、そういうふうに演じているのが最高。わたし的に、ロシアンルーレット取り調べの下りが最高に面白かったです(分かりやすい部分だったのもあるでしょうけど、それを最高におかしくできるのは、石田氏の能力だと思います)
https://twitter.com/gakuishida
舞台「熱海殺人事件」を1日に2公演やったら、こんなにバッキバキの目になるそうです(石田氏のtwitterより)。確かにあのスーパーハイテンションの演技を2公演やったらそうなるでしょうねぇ。

■殺人犯・大山金太郎(lol佐藤友祐氏)
演劇出身でないとのことですが、安定感があって、安心して見ていられます。部長刑事(味方良介氏)とその部下(石田明氏)の演技がぶっ飛んでいるので、犯人役の佐藤友祐氏の抑えの効いた演技でバランスが取れている感じがします。佐藤氏と演出家の岡村俊一氏のうまさと思いました。
https://spice.eplus.jp/articles/227655

というわけで、「熱海殺人事件」は、役者さんが上手で超面白いです。でもシロウトのわたしが一回見たくらいじゃ、瞬間的に理解ができないお笑いとかがありすぎる劇なので、もう一度見てディティールも理解したい劇ですぜ(再演時にも今泉佑唯ちゃんを出して欲しい。どのくらい変わるのか見てみたい)。

結論:舞台でもかわいくて演技も歌も上手な今泉佑唯ちゃんの応援よろしくね。

※会場の紀伊国屋ホールの音楽の音量は、聴覚障害を起こすレベルで大きすぎ(セリフの音量と比べても)。音圧は数値できちんと管理してほしい。

2017年10月1日日曜日

欅坂46 今泉佑唯ちゃん 夏の花は向日葵だけじゃない 感想

久々の更新ですが、2ヶ月以上も前の話です。浦島太郎ですか。8月に欅坂46の1stアルバム「真っ白なものは汚したくなる」が発売されました。アルバムなのでメインはこれまでのシングルCDに入っている曲なんですけど、新曲も入っています。

その新曲の中で「夏の花は向日葵だけじゃない」(今泉佑唯ちゃんソロ曲)と、「自分の棺」(平手友梨奈ちゃんソロ曲)は、特に良いです。ていうかめちゃめちゃすばらしい歌です。良い歌手が歌う良い歌は痺れますねぇ。こういう歌を聴けるので生きてて良かったよ、と思えます。みなさまも、ぜひ買って聴いてほしいです。
すばらしい歌い手の今泉佑唯ちゃん

そんな感じのすばらしい歌なので、身の程知らずにも感想を書いてみました

欅坂46で一番「歌」が上手なのは誰でしょう。普通に考えて、今泉佑唯ちゃん、小林由依ちゃん、平手友梨奈ちゃん(以上、五十音順)の誰かであるのは間違いないと思います。この3人は歌の能力から言うと、アイドルっていうか「歌手」ですよね。ていうか歌い手?シンガー?ボーカリスト?唄方?って言うべき?

「歌手」の類語を全部並べちゃったけど、とにかくが、めちゃめちゃうまい人達ですよね。しかも美人でかわいいうえに、ダンスまで上手という、一般女子とかけ離れた存在なので、私は大好きです(一般女子も大好き)。

それで「夏の花は向日葵だけじゃない」と「自分の棺」のどちらの歌から書くべきかと思ったんですが、長幼の序を考慮して、年長の今泉佑唯ちゃんの「夏の花は向日葵だけじゃない」の感想から書いて見ました(「自分の棺」も絶対、書きますね)。

今泉佑唯ちゃんは、しばらく体調を崩して休んでいましたが、復活してくれました。わたしは大変うれしいです。欅坂46に今泉佑唯ちゃんがいないととても残念です。なので5thシングルで復活してくれてめちゃめちゃうれしい。全国ツアーでの復活の場面を見られなかったのが、めちゃめちゃ残念(チケットの抽選に外れたので)。わたしのチケットの抽選のくじを引いているチケット発券会社のスタッフは呪われますように、、、、
前髪を短くした髪型もかわいいですね

その今泉佑唯ちゃんですが、歌の偏差値は控えめに言って80くらいあります。すばらしいですね。ちなみに学力の偏差値は甘めに見積もって40くらいです。ギャップがかわいいよね。なお性格の良さの偏差値は絶対90は超えているので、総合的にすばらしい人です。

そんなふうにすばらしい今泉佑唯ちゃんは、「ゆいちゃんず」として「渋谷川」「ボブディランは返さない」「チューニング」とか最高にすばらしいデュエット曲を小林由依ちゃんと一緒に連発しています。さらに2ndシングルの個人PVで「ゆいのうた」でアカペラですばらしい歌声を聞かせてくれてますが、この「夏の花は向日葵だけじゃない」(ソロ曲)が、これまたスーパーすばらしい。これまでの歌で一番かも。
大人っぽい雰囲気の写真も良いですねぇ

曲も詞もすばらしいですけど、なんと言っても今泉佑唯ちゃんの歌がゲキウマ。歌うまいよねぇ。そんなすばらしい今泉佑唯ちゃんの歌ですが、そもそも、みなさまは「歌」ってご存知ですか? 歌というのはですね、呼吸器系を使って、リズムに載せて音の高低とか音量の大小をつけた言葉を発する芸術の一分野です。ご存知ですよね?小学生でも知っていることだから、えらそーに語るんじゃねーってね。

その「歌」がうまい、にはいろいろな要素があると思いますが、その一つに小音量から大音量まで心地良い声というポイントがあると思います。特に大音量で美しい声というのは、もって生まれた才能と大変な修練が必要です(と想像します)。今泉佑唯ちゃんは、その才能を持って生まれて、修練を積んでいるのですばらしい歌声を聞かせてくれます。うぅ、えらいねぇ、今泉佑唯ちゃん。
メガネをかけても超かわいい今泉佑唯ちゃん

わたしは、そんな今泉佑唯ちゃんの属している欅坂46のファンでほんとに良かったよ(あっ、でも乃木坂46が一番ですからね)。欅坂46のファンでなかったら、この「夏の花は向日葵だけじゃない」を知らなかったと思うと、そのことに恐怖を感じるよね。

そのくらいすばらしい「夏の花は向日葵だけじゃない」ですが、音楽シロウトのわたしがその良さを具体的に語るのが難しいです。だからみなさまはぜひ「夏の花は向日葵だけじゃない」を聞いてそのすばらしさを実感してね。おしまい。

、、、、なんですけど、少しはシロウトが語ってみます。

1.低音量のちょっとハスキーな声が、めちゃめちゃ良い。
特に出だしの「♪あれから恋だってしたけど♪」のささやくようなハスキーな声が、脳に突き刺さります。すげーかわいい。かわいいけど女の子っぽさを前面に出してないのがうれしくてかわいい。かわいさとうまさに鼓膜が痺れます。うーん、最高の出だし。
2ndシングルの個人PV「ゆいのうた」も最高なのでよろしく。

2.Sな今泉佑唯ちゃん
さらに続く「♪他の彼なんか覚えてない♪」の部分で、つい「他の彼」=「自分」と思っちゃうので、とても感じの良い今泉佑唯ちゃんに、ガン無視された感じがしてショックを受けます。キドニーブローをくらった感じ?思わず膝が崩れちゃうよね。うぅ、疎外感がすげーな、ここの今泉佑唯ちゃんの歌声。でもわたしはこの部分が大好きです。Sな今泉佑唯ちゃんのハスキーな歌声に興奮するぅ、、、
カニも似合いますwww

3.秋Pも気合を入れた歌詞を書いてます。
「♪人はその一生の間に何回くちづけするのでしょう?♪」も良いです。ここのメロディーはハスキーな歌声じゃない歌声で、ちょっと大人な感じです。今泉佑唯ちゃんも、昨日で19歳(1998年9月30日生)ですぜ。うーん、大人な今泉佑唯ちゃんの抒情あふれる美しい声です。
きゃわわっ!!

さらにこの歌は秋Pの作詞ですけど、この部分の歌詞は、秋Pの代表作の一つ「ヘビーローテーション」(AKB48)の「♪人は誰も一生のうち何回愛せるのだろう♪」と似てますね。でもこれは秋Pが詞のアイデアが浮かばなくていい加減に昔の詞を使い回しちゃおっと、って思って使った歌詞ではありません。

代表作の歌詞をモチーフにするくらいこの曲(作曲MARKIE氏)+歌い手の今泉佑唯ちゃんに入れ込んで書いたってことね(根拠はわたしの想像)。しかもこの「♪人はその一生の間に何回くちづけするのでしょう?♪」のほうが良い詞じゃん。サンキュー、秋P!
「サイレントマジョリティー」も最高でした。

4.でもなんと言ってもサビの歌声
そういう出だしからすばらしいこの歌の最高にすばらしい部分は「♪夏の花は向日葵だけじゃない、、、、」と続くサビです。これまでの今泉佑唯ちゃんの歌の中でも、たぶんもっとも大音量で歌っています。こういう声量が出るというのも才能と修練の賜物と思いますけど、その声量で声の美しさがあって感情表現がすばらしいのは、さらに少数の人にだけある才能と大変な修練の賜物じゃーないでしょうか。
どアップでももちろんかわいい!

「チューニング」(ゆいちゃんずデュエット曲)でも思いましたけど、声にテクスチャーがあるって言うか、今泉佑唯ちゃんの特有の音色のつき方があって、その音色が心地良くて、わたしの脳の報酬系の神経に作用します。報酬系の神経のシナプスまわりにドーパミンだかノルアドレナリンだかの信号伝達物質がドバドバ放出されて気持ち良い!

歌の出だしのささやくような歌声から、このサビの部分の大音量まで一貫して声の美しさがすばらしいですよね。美しさだけじゃなくて、声に含まれる前向きで陽気な感じ(失恋の歌だけど)の良さがわたしは好きです。
笑顔が良いですよね。

5.「♪太陽をじっと見つめてぇ~♪」の部分
「♪太陽をじっと見つめてぇ~♪」に続く部分はさらに痺れます。
「♪太陽をじっと見つめてぇ~♪」に続く部分はさらに痺れます。
「♪太陽をじっと見つめてぇ~♪」に続く部分はさらに痺れます。
重要なことなので3回書いてみましたよ。

ちょっとさー、この部分はヤバすぎね?うーん、ほんとヤバイと思います。ていうか完全にヤバイよね。この感想も重要なので3回書いてみましたよ。こういうやばい歌い手を野放しにしないで、欅坂46に入れてくれてほんとに良かったよ。ソニーミュージックと秋Pに感謝いたします。

声量のコントロールといい、声の美しさといい、微妙な質感といい、感情のこめ方といいすべてパーフェクトじゃね?パーフェクトですよね。パーフェクトじゃねーと思う奴はアホだね。あ、また同じ感じのこと3回書いちゃったよ。そのくらいすばらしい歌声ってことね。
スイートポテトパイがおいしかったそうです。

、、、てなわけで、欅坂46の1stアルバム「真っ白なものは汚したくなる」に収録されている今泉佑唯ちゃんのソロ曲「夏の花は向日葵だけじゃない」は、最高にすばらしい歌なので、みなさまもぜひ聴いてくださいませ&今泉佑唯ちゃんの応援よろしくね。

※こんなにすばらしい歌だから、ミュージックビデオは作って欲しかったよね。

今泉佑唯ちゃんの家のハッピーwww。

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2017年8月3日木曜日

Sexy Zone中島健人ソロコンサート2017 Summer Paradise, Mission:K 感想

ジャニーズの人気グループSexy Zoneの中島健人のソロコンサート2017(Summer Paradise)を見てきました。おっと、乃木坂46ファンのみなさま、ブラウザの「戻る」ボタンを押すのは、まだ早いですぜ。ちょっとでいいから話を聞いて(読んで)みてちょーだい。

乃木坂46ファンのみなさまは、ジャニーズの話なんか興味ねー、という方が多いかと思いますが、実はジャニーズのコンサートは男が見ても面白いです。面白いというかカッコイイ。とくにダンスが上手とか、歌が上手なグループのコンサートは特に面白いです。一度コンサートに行ってみることをお勧めします。こういうのはもう秋P系の女性アイドル文化と並んで、日本の文化だと思います。ジャニーさんの偉大な遺産だね(まだ、死んでないけど)。
中島健人
https://www.youtube.com/watch?v=dCwGIHlm8fY

ま、わたしも知人のジャニオタ(以下、ジャニ子)のジャニ友達が急に行けなくなった場合の補欠要員として、数回、ジャニーズの公演に行っているだけなので、偉そうなことは言えないんですけど、ほんとにカッコ良くて感心するので、お勧めです。それで今回は、ジャニーズで最も人気のグループSexy Zone(出典:ジャニ子さん)の最も人気のメンバー中島健人(出典:ジャニ子さん)のソロコンサートを見てきましたぜ。

実は、中島健人のソロコンサートは2015年にも行ったことがあります。ダンスのキレとか歌のうまさとか風貌とか会場の雰囲気作りとか合間のコメディとか、おうっ!すげーやつ!!と思いましたが、今回のソロコンサートは、さらにもう一段、いえ数段、成長してましたぜ。うーん、ほんとにすごいね、この人。

※しかもこのソロコンサートの構成、演出も中島健人作だそうです。すごいですねぇ。

■登場前からカッコイイ
スクリーンの動画からはじまります。サイボーグっぽい中島健人が、サイボーグっぽい仲間(Snow Man)6人を起こしながら歩くのを前方のカメラで長撮りした映像なんですけど、うーん、カッコイイ。黒のタイトなスーツに白シャツ細身の黒タイの中島健人がまずカッコイイし、Snow Manの6人の起きかたもカッコイイ。2人目くらいだったでしょうか、床に座り込んだSnowManのサイボーグが反動をつけずにすっ、と立ち上がるシーンなんか、特にカッコE!こういうディテールが美しいのは痺れます。

■登場シーンがカッコイイ
セリ(舞台装置:舞台の床の一部が上下する仕掛け)から、タイトな黒スーツ・黒タイ・白シャツ・黒サングラスでジャンプで登場します。それからポーズをつけてピタッと止まって動きません。しかも無音(ファンのキャーキャーの歓声はすごいですけどね)。
うーん、このキャプチャーした写真だと
生のステージのカッコ良さが出てないかも
https://www.youtube.com/watch?v=CbH0f54d_lY

おぉ!斬新な演出!!めちゃめちゃかっこーいーじゃーあーりませんか(ジャニ子さんによるとマイケル・ジャクソンの舞台のオマージュだそうです)。これ、細身で脚が長くて顔がかっこよくないと成立しない演出だよね。そういう見極めができる頭の良さがありますねぇ。
なお、Sexy girl(=Sexy zoneファン)を守るために
3017年から来たという設定ですwww。
https://www.youtube.com/watch?v=dCwGIHlm8fY

■ダンスがゲキウマ「Mission」with Snow Man
続いてSnowManの新曲「Mission」を歌うんですけど、中島健人の左右に3人づつSnowManが並んで7人でダンスします。これが、途方もなくゲキウマ。こんなの見てたら、乃木坂46のコンサートのダンスがお遊戯に感じちゃうじゃーねかよ!うーん、まじでヤバイですぜ、これ。
最初の曲「Mission」(だっけ?)
https://www.youtube.com/watch?v=rfnB8BUxAHg

まずステップの使い方がすげー、カッコイイ。マイケル・ジャクソンオマージュのブレークダンスと思いましたけど、シロウトなのでどう書いて良いか分かりませんが、ダンスで、ちょっとでもステップ使うとめちゃくちゃ、息が上がるじゃん。しかも恐ろしく疲れそうなステップなのに、そういうステップをずーーーーーっと続けて、どこまで行ってもキレキレで超カッコいいステップのままです。おみそれいたしました。ほんとサイボーグだね。
こんな感じのダンスで良く体力が持つね。すばらしい。
https://www.youtube.com/watch?v=rfnB8BUxAHg

さらに上半身~腕~手&頭のダンスの動きも、うひょー、痺れるぅ!ダンス用語を知らないので、そのすばらしさをどう書いて良いか分からないのが、超残念!でも体のあらゆるパーツの加速度と減速度が尋常じゃーないくらいすごいので、わたしのようなシロウトが見ても、ピシッ、パシッと音が聞こえそうなキレキレすぎて怖いくらいのすばらしさです。どのくらい才能があって、どのくらいの厳しい練習するとああいうダンスを踊れようになるんでしょうか。
上半身の動きもカッコE!
https://www.youtube.com/watch?v=dCwGIHlm8fY

Snow Manってジャニーズで一番ダンスのうまいグループ(+Travis Japanも)だそうですが、ほんとカッコイイダンスですねぇ。まじに感動させていただきました。それで普通、ソロコンサートをするんだったら、ここまでカッコイイダンスを踊るジャニーズで一番ダンスの上手な人達を呼んで、一緒に踊ろうと、思いませんよね。だって、そのレベルに達するのにすげー練習が必要じゃん。

ソロコンサートのダンスのレベルが多少アレでも観客の入りが変わるわけじゃないだろうし、寝る間もないくらい忙しいだろうから、自分で演出まで考えるんなら、あんまりがんばらなくて良い演出を普通は目指しますよね(=わたしなら)。

中島健人は、そういう意味でタダモノではないです。自分で演出しているのに、そういう超絶にダンスのうまいSnow Manを呼んで、すばらしいダンスのステージにしようという、根性の人です。真のプロフェッショナルですね。わたしもそういう仕事の仕方しなきゃいけないよね(でも、そこまでやったら過労死するな)。

それで中島健人のダンスですけど、Snow Man級にゲキウマ。この人、いろいろテレビに出たり、映画に出たりしてますけど、さらにダンスの練習とかして、寝る暇あるの?寝なくて死なないの?2015年のソロコンサートでも「うーん、めちゃめちゃキレのあるダンスだねぇ」と思いましたが、さらにパワーアップしてキレが増してますぜ。
でもダンス後はおちゃめな中島健人です。
https://www.youtube.com/watch?v=rfnB8BUxAHg

Snow Manと並んで踊っても、光ってます。ほんとマイケル・ジャクソンだね。全盛期(いえ、さらに人気が出ると信じてますけど)のアイドル特有のエネルギーを放射してます。こういう本気のすばらしいダンスだけでも、見に来る価値がありすぎで、乃木坂46ファンのみなさまにも、全力で中島健人のソロコンサートご観覧の推薦をさせていただきます。見に来てほんとに良かったよ。

それで「Mission」の歌もすばらしいです。良い歌ですね。わたしは好きです。シロウトなのでそんな小学生並みの感想です。Snow Manの新曲なんですけど、みなさまも買ってSnow Manを応援しましょうぜ。

■会場も良い
なお、会場が狭いのもちゃんとダンスを観ることができて良いです。会場がTOKYO DOME CITY HALLで収容能力3000人くらいなので、後方でも2階でも3階でもバッチリ見えます。もっと大きい会場でも一杯にできるのに、このくらいの会場でやってくれるのは、すごい良心的だと思います(でも、チケット購入時の抽選で落ちるファンも多数だから、それはそれでかわいそうですけど)。乃木坂46もこのくらいの会場で、メンバーのソロコンサートを開いて1週間づつくらい公演して欲しいです。

■トークも面白い
中島健人は、変なトークの世界観を自分のものにしている人です。「セクシーサンキュー」を初めとして、部外者がギョッとするようなセクシーな甘いトークを躊躇なくできるすごい人です。そういうふうにアホっぽいところまで達しているセクシートークを自分のものにして(あれは他の誰もまねできません)やり切って、しかも面白い。もはや尊敬できます。
東山紀之氏に「独特の世界観だね」と
評価されています。
https://www.youtube.com/watch?v=klcliP31M8w

例えば、コンサート半ばのMCタイムで「皆さんには大切な人がいますか?」→「健人ぉ!」→「誰?」 →
てな感じで文にしちゃうとベタベタなトークが、中島健人の場合は、お約束なので面白いwww。よくぞ、この世界設定をファンと共有できたな。恐るべき能力だと思います。

■Bad Boys
その後、SunBurnsDown(赤西仁)、Fly(SMAP)、 Black Cinderellaというカッコイイダンスの曲が何曲か続いた後、わたしがSexy Zoneで一番好きな歌「Bad Boys」です。

ダンスで踊りまくった中島健人が、「Bad boys」の劇中の暴走族の「極楽蝶」のメンバーとやりとりをして、上着を革ジャン(青、ラメがキラキラしている奴)に着替えて、4人のバンドで歌います。このやりとりが笑えます。まず、落ち着いて話すので、ハラハラしないで期待して見られるのが、2015年より進歩しています。さらに(台本はあるのでしょうけど)笑えるやりとりを自然にできるのが、「できる!」感じです。

「Bad Boys」は、橋本奈々未ちゃんが出演していたドラマ&映画の主題歌ということもありますが、ロックらしいロックらしいすばらしい曲です。「Bad boy!」って絶叫するところなんかほんとに好き。中島健人の歌い方が良いですねぇ。この曲は、ダンスはなしで普通のバンドの感じで歌うので、さらに歌声がすばらしい。

「Love風」みたいな甘い歌もうまと思いますけど、こういうふうにロックで絶叫する感じの歌もうまいですねぇ。顔つきもBad boysのころの不良の顔でかっこいいです。

■ピアノも弾けます
ピアノも弾けます。中島健人は映画(実写版)「心が叫びたがっているんだ」(※)の主人公ですが、その映画でほんとにピアノ(ベートーベン悲愴)を弾いています。吹き替えじゃーありません。アイドルで、歌もダンスもうまくて、バラエティでもやっていけて、ピアノが弾けるなんて、生田絵梨花ちゃんかよ、おまえは。

いえ、さすがにプロっぽいピアニストの生田絵梨花ちゃんとはレベルが違いますけど、上手です。このソロコンサートでも生ピアノを弾いてます。白のピアノってのが、ザ中島健人です。それにしてもすげーな、この人、尊敬させていただくぜ。

映画「心が叫びたがっているんだ」は、中島健人も良いですが、女性アイドルファンのわたしとしては、芳根京子ちゃんの演技が、GGGGGGGRRRRRRRRR!!!ってくらい良いと思います。超かわいくて演技がゲキウマ。ていうか芳根京子ちゃんが超好き。絶対見て欲しいです。なお、E-Grilsの石井杏奈ちゃんの演技もうまいし、ミュージカルシーンの歌もすばらしくて好き。絶対見てね!

ベートーベンの「悲愴」を弾いた後に弾き語りで「ディアハイヒール」を歌います。生田絵梨花ちゃんが言ってましたけど、ピアノを弾くのと、弾き語りをするのは、あのピアノの名手の生田絵梨花ちゃんでさえ、違う難しさがあると、言ってましたが、さすが中島健人ですねぇ、弾き語りの「ディアハイヒール」が心に染み入る感じです。
ディアハイヒールの弾き語り
https://www.youtube.com/watch?v=rfnB8BUxAHg

■その他
えー、こんな感じで書いているといつまでたっても終わらないので、簡単にまとめますね。ドラキュラのSnow Manが棺の中に入って、棺をくるっと回すと(だっけ?)、その棺から中島健人が出てきました。ベルバラのフランス将官の制服の形の緋色の上着です。うーん、わたしが着たら冗談でしょ!って感じの上着ですが、中島健人だとばっちり似合います。なぜでしょうか、、、
緋色の将校服のモチーフの上着が似合うよねぇ
https://www.youtube.com/watch?v=F8_pb0bHEwg

その後、Snow Manの気象予報士の阿部亮平が先生役で、ジャニーズJr.が生徒役でちょっとコントがあって、それから中島健人が出てきて、キャンディ(ぐるぐる巻いて棒が付いている奴ね)を胸から出して「Candy」を歌います。そうだっけ?ドラキュラの棺とどっちが先だったっけ?部外者なので、中盤以降は、記憶があやふやです(もうしわけない)。

でも「Candy」は良いです。歌も良いのはもちろんですけど、これって観客のコールが「Love kenty!」の連呼です。簡単で分かりやすくて一体感があって良いなぁ。乃木坂46のコールは、難しすぎない?
Candyのときの衣装(だったっけ?)
https://www.youtube.com/watch?v=F8_pb0bHEwg

どこのタイミングかなんの曲か忘れちゃいましたけど、観客席の中にあるサブステージで、Snow Manと一緒に歌って踊ってくれました。これは良いよね。わたしの間近で中島健人とSnow Manを見られて、すごい得した気分です。乃木坂46のコンサートでもこういうラッキーな出来事が起こって欲しいですね。

最後は、ベンチに座って、バラの飾りの付いたマイクwwwで「LOVE風」を歌っておしまい。ほんとに良いコンサートを見させていただきました。

■アンコール
でも、実はこれでおしまいじゃありません。お約束のアンコールがあります。「ケント!ケント!」のコールが起きますが、女性ファンの声なので、小さくてかわいい。乃木坂46ファンのアンコールの絶叫コールの声と違って、かわいくて良いですねぇ。

観客席後方に登場して、ちょっとサブステージに立って、視線を集めた後に、観客席の間の通路を通ってステージに向かいますが、観客にめっちゃ触られています。ていうか触られすぎて進めないじゃんwww。女性ファンだから許されることですね。

で、アンコール1曲目が「Teleportation」です。中島健人の初ソロ曲です。とても良い曲だと思います。今回のソロコンサートの中で、相当好きなほうの曲です。すばらしい。

2曲目が、このコンサートの最初に歌ったSnow Manの「Mission」です。この歌も良いですねぇ、、、なんですけど、歌の最後のほうで、黒のTシャツを破って、上半身をさらけ出します。女性ファンの絶叫がすごいです。男性アイドルだから許されることですねwww。
Tシャツを引きちぎります
https://www.youtube.com/watch?v=rfnB8BUxAHg

歌い終わって最後に上半身をさらけ出したまま、最後にトークをして、セリに乗って消えていきました。右手を上げて、中島健人のサインを出しながら消える演出はカッコイイです。
と、言って消えていきます。
(肩の三角筋が良く鍛えられてます)
https://www.youtube.com/watch?v=rfnB8BUxAHg

てな感じで、中島健人のソロコンサートは、ダンス・歌・トーク・ピアノとぜんぶすばらしいので、乃木坂46ファンのみなさまも見る価値ありですぜ。一度はご覧になったらいかがでしょうか。

ちなみにジャニーズJr.もバックで踊ってくれて、ステージを盛り上げてくれました。おおっ!と思えるほどダンスがうまくてかわいい(男の子だけどほんとにかわいいんですぜ)ジャニーズJr.も何人かしましたが、ジャニオタのジャニ子さんでさえ名前を知らなかったので、ここに書けません。いつか中島健人やSnow Manのような立派なアイドルに成長するんでしょうか。がんばってね。

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