2016年10月22日土曜日

舞台 「墓場、女子高生」 感想

すげー面白かったですぜ。ミュージカルっぽい喜劇なのが、すばらしいです。実は、普通の劇だと思ってチケットを買いました。でも、ちょっと悩みました。なんで悩んだかというと、普通の劇ってつまらないじゃん、ていうこと。しかも「墓場、女子高生」って深刻そうな感じの題名だし。
出演の乃木坂46メンバー
http://natalie.mu/stage/news/205445(以下すべて同じ)

劇って、ミュージカルに比べて一段、面白くない芸能な感じがします。いえ、単なる個人的好みの問題なので、劇が好きなみなさまは、気にしないでちょーだい。でもさー、やっぱ歌とダンスがあったほうが、脳のうれしさ中枢の刺激度が10倍くらいアップしませんか?

そんな感じで、うーん、劇かぁ、しかもまじめそうな劇だよねぇ、と思い込んで、そんなに気が進まなかったんですけど、チケットを買いました。乃木坂46メンバーが出てますからね。特に、能條愛未ちゃんが出演されるじゃーあーりませんか。それで買わずにいらりょーか、てね。

■劇場が良いです
公演日に、後楽園ドームシティのシアターGロッソに行きました。シアターGロッソという劇場は、わたしの知っている劇場の中で最も良い劇場です。観客席に階段状のすごい段がついていて、傾斜が強烈についてるので、前の席の観客の頭が邪魔にならず、舞台が見やすいです。
舞台セットです。セットの高さは4階分くらいあるでしょうか。
卒塔婆を背負った伊藤純奈ちゃんがwwwwww

さらに、舞台の床から天井までの高さが高いです。高いこと自体は、良いことってわけじゃないかもしれませんけど、高さのある舞台装置をセットできるので、舞台セットがかっこ良く作れます。「墓場、女子高生」の舞台セットも、すごい高さのある(墓場の周辺の)セットで、センスがあって、味わい深くて、すばらしい。

音響とかはシロウトなので分かりませんけど、どうなんですか?わたしは気にならなかったです。とにかく、どうしょうもない見えにくい座席設計の「帝国劇場」なんかとは、比べものにならない良い設計の劇場です(規模が違いすぎますけど)。
出演者全12名。
みなさんすばらしい。

普段は、戦隊ヒーローものの劇場だそうですけど、ステージが見やすいので、お子様をお持ちの乃木坂46ファンのみなさまにも、シアターGロッソでの戦隊ヒーローショーは、たぶんおすすめです。

■あらすじ(ネタバレあり)
舞台は墓場のみです。死んでしまった日野(伊藤万理華ちゃん)は、幽霊になって墓場にいます。友達だった女子高生達(乃木坂46メンバー7人)は、墓場の周りでたむろして、アレコレ事件を起こします。ある日、オカルト部の武田(伊藤純奈ちゃん)と西川(井上小百合ちゃん)の主導で、死者を復活させる儀式をしたら、ほんとに日野(伊藤万理華ちゃん)が復活しちゃいました。心を通じ合いますが、でも日野はまた死んじゃいます。そんな悲しい結末ですが、最後は残った7人が、爽やかに高校を卒業しておしまい。

■喜劇でミュージカルっぽいので最高
まじめで悲しい劇かと思っていたら、実は、歌とダンスがあってミュージカル風味でした。うぅ、感激。なんで宣伝文句に入れないのさ。さらに、喜劇でした。うぅ、めちゃくちゃ面白い。なんで、宣伝文句に入れないのさ。

単なる劇かと思ったら、ミュージカルっぽくて喜劇だったなんて最高じゃん。ということで超おすすめパフォーマンスです。はじまりの時から歌とダンスを入れてくれるのが、うれしいです。ミュージカルと言うほど、歌とダンスの比重が高いわけじゃないですけど、でも歌とダンスがあるのとないのじゃ、天国と地獄ぐらいエンターティメント性が違います。やっぱ歌とダンスは、劇を引き立てるよねぇ。
「魔女の宅急便」のキキ、、、の
伊藤純奈ちゃんwwwwかわいい。

「墓場、女子高生」は、泣かせるポイントもあるんですけど、喜劇なので、どんな感じで面白いか、ちょっと2シーンだけ書かせていただきます。

■面白ポイント1:セ○○スシーン
墓場で、会社員(みのすけさん)と高校の先生(柿丸美智恵さん)がセ○○スをしている(ように見える)ところに能條愛未ちゃんが出くわします。この会社員と高校の先生が、墓場で○ッ○スをしているように見える行為に至るシーンが、すでに爆笑ものなんですけど、そこに能條愛未ちゃんが出くわした瞬間の能條愛未ちゃんの固まった演技が、さらに超絶爆笑ものです。
井上小百合ちゃん。
劇でもこんな躍動的な感じです。

このシーンは、3人の表情・動作・セリフとその間の取り方が、うますぎでしょ。その上、セリフのひねりかたが、下品なんですけどハイブラウで、これは爆笑せずにはいられないです。この脚本家も、演出家も、演技しているみのすけさんも柿丸美智恵さんも能條愛未ちゃんも、激ウマ。感動するくらい面白いですぜ、これ。このシーンだけで全額料金払いたいです。

■面白シーン2:墓場で復活シーン
女子高生7人(乃木坂46メンバー)が墓の前で、死者の復活の儀式をします。この場面のジモ(鈴木絢音ちゃん)の天狗の衣装がすでに、個人的に最高に面白いんですけど。超笑えるぅ。そこからさらに落雷(?)と共に、日野(伊藤万理華ちゃん)が復活して、墓石から出てきます。それが「リング」の貞子のパロディ(と思いました)で、うぉっーーー!!!と叫びたいくらい激おかしい。これは、どう考えても爆笑シーンだろがぁ!!!!と言うくらい最高におかしい、、、、んですけど、笑っているの、わたしだけ?まじ?
斉藤優里ちゃん。
劇中はこういうキャラじゃないけどかわいい。

うーん、これ最高におかしいと思うんですけどねぇ。あれってまじめに見るべきシーンだったのでしょうか?ていうかさ、全体に観客のみなさま、笑わな過ぎじゃね?なんで?

■やっぱ能條愛未ちゃん(合唱部のメンコ役)です。
能條愛未ちゃんは、良いよね。歌がうまい。スーパーうまい。ウルトラうまい。実は、わたしはシロウトなので能條愛未ちゃんが、ほんとにウルトラうまいかどうか分かりませんけど、能條愛未ちゃんの歌は、めちゃくちゃ好き。
能條愛未ちゃん。
見に行ってよかったよ、ほんと最高。

さらに演技もすばらしい。喜劇のパフォーマンスも激ウマ。喜劇ができる人って、生まれ持った才能の部分がかなりあるよね。訓練でかなり変わるのかも知れませんけど、能條愛未ちゃんを見ていると、才能の部分が相当ある感じがします。だから喜劇ができる人って尊敬します。能條愛未ちゃんのことは、尊敬させていただきます。ていうか、それ以前に、能條愛未ちゃんのことが超好きで、ファンです。なんだかんだ言っても結局そこね。

■他のメンバーももちろん上手です。
他のメンバーのみなさまも上手です。幽霊役の日野が主役っぽいんですけど、伊藤万理華ちゃんが演じてます。伊藤万理華ちゃんは、味のあるかわいさで、演技も上手です。単に美しくてかわいい感じじゃ、主役には向かないよね。伊藤万理華ちゃんみたいな、ちょっとひねったかわいい姿は、主役にふさわしいと思いました。
主役の伊藤万理華ちゃん。
かわいくて演技がすばらしいです。

樋口日奈ちゃん(チョロ役)は、気の強い女子高生っぽい迫力ある演技がうまいですねぇ。さすが演劇の経験を積んでいるだけあります。斉藤優里ちゃん(ナカジ役)は、下町のおバカな女子高生っぽさが全開な感じで、そういう雰囲気が良くて、新内眞衣ちゃん(ビンゼ役)も大人の声と雰囲気でちょっと気の弱そうな役柄が似合ってます。さらにテレビなんかで話しているのを、ほとんど見たことがないおとなしい鈴木絢音ちゃん(ジモ役)の張りのある声を聴けましたぜ。それだけでも「墓場、女子高生」は見る価値があると思いますよね。
新内眞衣ちゃん。
スタイル良いですねぇ。弾けてます。

以上が合唱部の生徒役なんですけど、他にオカルト部の伊藤純奈ちゃん(武田役)が、凶暴そうなんですけど、おかしみのあるオカルトな雰囲気が良いよね。存在感があります。さらに同じオカルト部の井上小百合ちゃん(西川役)舞台では、役者さんの声なんですけど、なんか頭のネジが抜けた感じがあっておもしろい雰囲気です。
樋口日奈ちゃん。
かわいいけど迫力のある演技をしてくれます。

乃木坂46のメンバーだけで、劇が成立するなんてすごいですよね。乃木坂46以外の役者さんは、4人しか出てこなくて、かなりの部分、乃木坂46メンバーで劇を回している感じです。シロウトの分際で、出演者が上手とかそうでないとか評価するのもおこがましいですけど、わたし的には、演技も表情も声も、もう十分にうまっ!と思えました。大変な量の練習と指導と稽古があったと思います。えらいなぁ、、、
鈴木絢音ちゃん。
ちゃんと声が出ているので感激!

劇を見ていつも思うんですけど、2時間の劇のセリフを覚えきるだけでも、すごい能力だと思います。その上、その状況あった動きと表情を感情に乗せて、発声するなんで、考えただけで途方もなく難しいですよね。わたしには、恐ろしくて志す気にさえならない高度な技能だと思います。ほんと尊敬させていただきます。

そんな感じで、「墓場、女子高生」は、乃木坂46メンバーががんばっていて、喜劇で、ミュージカル要素も入った、とても良い劇でした。再演があったら是非、ご覧くださいませ。さらにすばらしい演技をしていた伊藤純奈ちゃん、伊藤万理華ちゃん、井上小百合ちゃん、斉藤優里ちゃん、新内眞衣ちゃん、鈴木絢音ちゃん、能條愛未ちゃん、樋口日奈ちゃんの応援よろしくね。

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2016年10月18日火曜日

生田絵梨花ちゃん 谷茶前節 三線

生田絵梨花ちゃんは、美しくてかわいい上に、芸事は何でもすばらしく上手にできるよね。わたしの一番推しです。そんな生田絵梨花ちゃんが、「乃木坂工事中」の夏休みの宿題で、谷茶前節(たんちゃめぶし)の弾き語りに挑戦してました。2週も前の話ですが、すばらしかったので記事にして見ました。

琉装がかわいいですねぇ。
 1ヶ月くらい(?)課題を練習して、結果発表に臨みます。沖縄の紅型生地の美しい着物が、美しい生田絵梨花ちゃんに最高に似合ってますね。生田絵梨花ちゃんのおじいさんは鹿児島出身だし、ご本人の顔立ちも縄文系だから、遺伝的には、平均的日本人より沖縄の服が似合う要素があるよね。

生田絵梨花ちゃんは、表情がすばらしいです。ほんとは緊張しているんでしょうけど、ニッコリしたかわいい余裕を感じさせる表情をしてます。良い表情ですねぇ。プロの心構えです。

立ち姿も美しいですね。棹も弦もまったく見ないで、顔を正面に向けて笑顔で演奏します。練習中の楽器で手元を見ないなんてのは、超難しそうです。ていうか普通は不可能です。やっぱなんでもものにする生田絵梨花ちゃんです。すばらしいです。

でもその技能の裏には、大変な努力があります。全国ツアーの間にも三線の練習です。ちゃんと手元を見てます。コンサートの練習、音楽大学の勉強、その他のお仕事もしながら、三線の練習なんて、すごいですねぇ。寝る時間があるのでしょうか。さすが、周辺スタッフから「努力家の天才」(乃木坂46 46時間TV)と言われるだけあります。すばらしさに頭が下がります。

三線の撥(バチ)って大きいですね。形とか色が古典芸能っぽくてカッコイイです。なおギターのピックでも弾けるそうです(先生も手本はピックで弾いていたように見えました)。

谷茶前節の歌い出しのシーンですが、美しくて、かわいくて、最高です。最近、一層美しくなっていますよね。髪型もすばらしいし、表情もすばらしい。そのうえ、三線までものにする努力の人というのが、さらにすばらしい。わたしは、生田絵梨花ちゃんのファンでほんとに良かったよ。

夏休み期間中に、三線を弾けるようになって、谷茶前節をマスターするだけで、途方もなく難しいと思います。仮に全時間を三線の練習につぎ込んでも、かつ棹の運指を見ながらでも、三線を弾くのって、一般人には、ほぼ不可能じゃん。めちゃめちゃ忙しい超人気アイドル(+音楽大学生)には、もう物理的に無理って感じと思うんですけど、、、、

でも、この天才の努力の人は、棹とか撥とかの手元なんか見ないで谷茶前節を弾けるようになっています。うーん、この、日本最高の能力のアイドル!!!

しかも美しい歌声で歌ってますぜっ!しかも超かわいくて美しい笑顔ですぜっ!!弾くだけでも、歌うだけでも超難しそうなのに、笑顔の弾き語りとはすごいですねぇ。志(こころざし)がプロフェッショナル過ぎ。「予の辞書に不可能と言う文字はない」のナポレオンの生まれ変わりじゃーないかと思います。なんで乃木坂46で、アイドルやってるんでしょうね。なんか、もったいない感じ。

だいたいさー、三線っておそろしく不完全で難しい楽器じゃん。あ、いえ、そうでもないんですけど、おそろしいのはフレットがなってことね。フレットというのは、ギターのネックの軸と直角にたくさんついている金属の短いバーのことで、どのフレット(の間)を押さえるかで、音程が決めるパーツのことです。

フレットがないと、ある音を出したいときに、押さえるべき場所がわかんないじゃん。三線とかバイオリンとかのフレットがない弦楽器って、トチ狂っているとしか思えないわけ。「耳で音を聞いて押さえるべき位置を押さえてください」とか、アホかよ、ほんと。もっと古い楽器の琵琶にだってフレットがついているのにさー、理解不能な楽器だよね。

しかも、三線って發弦楽器じゃん。間違えた位置を押さえて、鳴らしちゃったら回復不能じゃん。バイオリンとかの擦弦楽器だと擦り始めながら「あれ?ちょっと高音すぎ?」と思ったら指の押さえの位置を調整できるじゃん、、、、なんて思っているのはシロウトだけで、プロの演奏家は、はぁ?なに言ってんの?このドシロウトは、って感じなんでしょうけど、、、

そんなシロウトの心配をよそに、才能溢れる努力の人、生田絵梨花ちゃんは、美しい声で谷茶前節を歌いながら、三線を弾いています。すばらしすぎて感涙です。

ちなみに歌詞の「大和ミズン」はイワシで、「スルル」はキビナゴで、谷茶前節は谷茶(という地名)の前の浜の漁の歌だそうです。

横顔も美しいですねぇ。生田絵梨花ちゃんって、長頭(=頭蓋幅に対して前後長が大きい)だと思いますけど、長頭の人って顔の大きさの割に脳容積が大きくて、頭良さそうな感じですよね。そういうところも好き。ていうか生田絵梨花ちゃんの属性ついては、何でも好き。

はぁ、歌声がまたすばらしいよねぇ。力強いのにライトで明るい谷茶前節だよねぇ。これさー、16thシングルの個人PVに入れて欲しいです。なんなら16thのカップリング曲にしてくれよ。いえ、表題曲でも良いです。

16thシングル表題曲「谷茶前節」(生田絵梨花ソロ曲)、、、なんてね。橋本奈々未ちゃんが、ぶち切れそうですけど(美しい16thセンター橋本奈々未ちゃんには大変、期待しております、ハイ)。

棹に音の位置をマークしておくのは、良い工夫ですよね。師匠によっては、「古典芸能は体で覚えるものだ」とか言って、こういう合理的な教える工夫ができない人が、いそうですけど、麓節子先生(生田絵梨花ちゃんの先生)は、さすが琉球民謡研究所の師範です。良い芸能を広げるには、良い教育方法から、ですよね。

この琉装(沖縄の着物)は、ほんとに良い色柄ですよねぇ。襟の合わせ位置の具合が、どストライクに良いです。ごくわずかにはぁはぁ感を醸してくれてます。生田絵梨花ちゃんにしては、最大限がんばったのではないでしょうか(そーでもないの?)。生田絵梨花ちゃんの美しさが一層引き立ちます。ほんと良いなぁ、、、、

ちなみにこういう精緻な模様を描ける紅型(絣とかの先染めじゃないって意味)は、昔は、王族士族しか着ることができなかったそうです。

表情がすばらしいです。
生田絵梨花ちゃんって、これだけなんでもできるのに、なぜ天狗にならないのでしょうか。普通、天狗になるよねぇ。わたしだったら、絶対、天狗になる自信があるんだけど。良い家庭で育つと、どんな状況でも気配りができる人になるのでしょうか。いいなぁ。

そんな感じの、美しくて才能溢れる努力の人なのに、謙虚でおかしみのある生田絵梨花ちゃんの応援よろしくね。

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2016年10月17日月曜日

16thシングル 選抜メンバー 感想

■センター橋本奈々未ちゃん
センターおめでとうございます!!!わたしが、乃木坂46ファンになったのは、ずっと昔、2ndシングルの頃に、橋本奈々未ちゃんのファンになったからです。なぜ橋本奈々未ちゃんのファンになったかと言うと、美人だからです。そんなシンプルな理由です。橋本奈々未ちゃんは、特別、目立つ美しさですよね。
http://blog.nogizaka46.com/nanami.hashimoto/2016/10/034736.php
橋本奈々未ちゃんは、1stシングルからずーっと福神でいるくらいのすばらしさなので、きっとすばらしいセンターになるのではないでしょうか。

http://blog.nogizaka46.com/nanami.hashimoto/2016/09/034665.php
センターに選ばれた感想が、落ち着いていて「良い作品を作りたい」というお言葉というのが、さすが仕事ができる橋本奈々未ちゃんですね。応援してますぜ、がんばってね(でも、無理して体は壊さないで欲しいです)。

2016/10/20追記:来年の誕生日(2月)に乃木坂46を卒業して、芸能活動も辞められるとか。16thが最後の活動でしょうか。ファンとしては悲しい。シクシク。芸能活動まで辞めてしまうのが、橋本奈々未ちゃんらしい。シクシク。でも、ご本人が考え抜いた上でのことでしょうから、応援させていただきます。シクシク。卒業後も頑張って下さい!シクシク。陰ながら応援させていただきます。シクシク、、、


■高山一実ちゃん
高山一実ちゃんが1列目です。良かったよねぇ。歌がうまくて、かわいくて、喋れて、MC上手で、コンサートで盛り上げ上手で、いろいろなテレビ番組でちゃんと役割をこなして、ほんと1列目がふさわしいよね。
2016/10/174の選抜発表後のブログです。
http://blog.nogizaka46.com/kazumi.takayama/2016/10/035010.php
番組でもブログでもすなおに喜んでいるのが、すごーーーく好き。そういうふうに素直に感情表現をできるのは、良いアイドルだと思いますぜ。

2016/10/174の選抜発表後のブログです。ウインクがかわいい!
http://blog.nogizaka46.com/kazumi.takayama/2016/10/035010.php

■生田絵梨花ちゃん
毎回思いますけど、生田絵梨花ちゃんはセンターで良いと思うんですけどねぇ。なぜ違うのか、秋Pとソニーミュージックに、毎回(10th以外の)選抜発表時には、呪いの念を送っているですけど。ま、単にわたしの個人的な思いです。でもいつか通じると良いですね。
琉装が美しい生田絵梨花ちゃん
http://blog.nogizaka46.com/erika.ikuta/2016/10/034914.php

■新内眞衣ちゃん
すばらしいスタイルで大人の雰囲気の新内眞衣ちゃんは良いですね。がんばってね。

■堀未央奈ちゃん
堀未央奈ちゃんって最近、すごくきれいになっていますよね。だからうれしい。ほんとうれしい。スーパーうれしい。なんで美しくなっているのでしょうか。ま、とにかくすばらしいのでうれしい。
美しいですねぇ。
http://blog.nogizaka46.com/miona.hori/2016/10/034933.php

やばいよねぇ。この美しさはどうしたことでしょうか。
http://blog.nogizaka46.com/miona.hori/2016/10/034933.php

とりあえず、そんな感じです。16thシングルとーても期待しております。がんばってね。


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2016年10月12日水曜日

桜井玲香ちゃん 舞台 嫌われ松子の一生 赤い熱情編 感想

「嫌われ松子の一生」は、堅気の生活を送れない人達の陰惨な物語です。お友達の山田君(仮名)からは、「おまえ見に行くの?その舞台はどうか知らないけど、映画もドラマも超面白くない話だったぜ」と警告されておりました。だけど大丈夫。なぜかというと、

桜井玲香ちゃんが主演で美人で
演技がめちゃめちゃ上手で、
しかも超近くで見ることができる

から。物語自体がアレでも、見に行く価値はあると思いますよね。そんなふうに桜井玲香ちゃんが、すばらしいから大丈夫です。
桜井玲香ちゃんの松子、最高でしょ。
http://okmusic.jp/#!/images/news/1674228

「嫌われ松子の一生」は、山田君(仮名)の言うような超面白くない話って言うか、クズな人達の暗くてかわいそうな話です。クズって言っても倫理感が欠如しているだけなら、むしろ面白くなる要素が、たくさんあると思うんですけど、クズなくせに中途半端に倫理感があって自分の行為を反省したり、悩んだりする人達です。悩む人って、見ているほうまで暗くなっちゃうじゃん。悩む人がいない劇は、深みがなくてアホっぽい劇になっちゃうと思いますけど、悩む人は劇中で一人くらいで良いと思いますよねぇ。

あ、なんか批判っぽくなっちゃいましたけど、単なるわたしの好みです。悩む人とか心の葛藤の表現が好きなみなさまでしたら、最高に興味深くて面白い劇じゃーないでしょうか。

ストーリーも書かずに、批判っぽい感じを書いただけじゃ、もうしわけないので、あらすじを書いてフォローしてみます。社会生活不適合な人達の物語ですから、そういう頭のいかれている人達の行動や言動を楽しみましょーぜ。

■あらすじ
川尻松子(桜井玲香ちゃん)は、中学校の教師だったんですけど、学生の窃盗事件に絡んで、教師を辞め(辞めさせられ)ます。その後、貧乏暮らしなのに、作家志望の八女川徹也を養っています。八女川は、仕事もしないで養ってもらっているのに、松子に暴力を振るったりします。ほんとクズですね。しかも良い作品を書けないので自殺します。絵に描いたようなどうしょうもない人生だよねぇ。
20代の松子(桜井玲香ちゃん)
http://okmusic.jp/#!/images/news/1674228

松子は、自殺した八女川の文学友達の岡野健夫(既婚者)に、いろいろ面倒を見てもらって不倫関係になります。でも岡野健夫は、奥さんに不倫がばれて、松子を捨てます。良い判断ですね。そんな岡野健夫ですが、劇中では比較的まともな部類で、ぎりぎり社会生活ができそうな感じな人です。なので、松子が死んだ後、その物語を書くために、いろいろな人にあって回想を聞いて回っていて、その回想をまとめたのがこの劇です、って感じのリカーシブな構造の世界です(と理解しましたけど、そうなんですか?)。
良い演技ってことが伝わる写真ですね。
http://news.dwango.jp/2016/09/30/106523/idol/2/

岡野に振られた松子はショックでソープ嬢(※)になります。ほんとに頭がおかしいよね。いえ、ソープのお仕事は、立派な職業だと思います。でもさ、それを「落ちた人生」という捉え方をしていて、どうしてもお金が必要ってわけでもないのに「落ちちゃう」のは、頭のネジが外れた人っぽいじゃん(だから、リアルワールドで、プロ意識を持ってやっているソープのかたがたには、とても失礼だと思いますぜ)。

※ソープ嬢を、旧称で言っているのどうかと思いますが、、、その時代の言葉なのかもしれないけど、違和感があるし、某国の方が観劇していたら絶対、不愉快に思うじゃん。
とても良い表情です。
http://news.dwango.jp/2016/09/30/106523/idol/2/

松子(桜井玲香ちゃん)は、ソープランドのマネージャーの赤木と信頼関係を築いて、ほのかな恋心をいだきますが、赤木は経営者の方針と衝突してマネージャーを辞めます。辞めて北海道に帰るときに、松子についてきて欲しいと思いますが、言えません。良い年したマネージャーが、そんなことくらい言えない、っていう理解できない奴なので、そのことにイライラします。ほんと腹立つ物語だよねぇ。

※ちなみに赤木は、なぎだ健壱氏が演じていてめちゃめちゃ良い声です。演技も動きが滑らかでかっこ良くて(ちょっとおかしくて)超好きな感じ。うーん、ほんとすばらしい。
美しいよねぇ。
http://news.dwango.jp/2016/09/30/106523/idol/2/

松子は、なじみのソープの客の小野寺保に誘われて雄琴(=滋賀県の歓楽街)に移ります。小野寺は松子のヒモになるんですけど、松子の稼いだ金を、女子大生につぎ込んで使い込んでしまい、怒った松子に刺し殺されます。うぅ、ゲロが出そうなほどクズな人間模様でしょ?
小野寺を刺し殺します。
http://okmusic.jp/#!/images/news/1674228

そこから逃げた松子は、東京で床屋をやっている島津賢治に拾われて、一緒にすごし、美容師の資格もとって、良い仲になって籍を入れようとしますが、指名手配されていて警察に捕まります。島津は、松子が刑務所から出るまで待っていると言いますが、やがて気が変わって(?)松子のことは見捨てます。殺人犯が、一般市民をだまして生活していたんだから、あたりまえな感じがしますが、松子はショックを受けます。ちょっとかわいそう。
床屋で幸せに暮らす松子
http://news.dwango.jp/2016/09/30/106523/idol/2/

出所後、松子(36才)は美容師として生活しますが、松子が教師を辞めざるを得なくなった事件の学生だった龍洋一(現在やくざ)と偶然再会します。龍洋一は「松子が好きだったからウソをついて松子を窮地に追い込んだ」と告白しますが、松子は許します。意味不明な展開ですけど、さらに!龍洋一と同棲します。

うーん、キチガイ同士、末永く幸せにお過ごしください、と思うんですけど、龍洋一はヤクザで薬の売人です。なのでなんだかんだで、龍洋一は4年、松子も1年の刑務所暮らしになりました。いゃーーー!もう頭が割れそうにクズな人の物語すぎるぅぅうう!!!
龍洋一と再会する松子。30代の感じが出ています。
http://news.dwango.jp/2016/09/30/106523/idol/2/

先に出所した松子は、龍洋一の出所を待ちますが、龍洋一は松子のためを思って、出所後、松子の前から姿を消します。ショックを受けた松子は、酒におぼれて身を滅ぼして(50才過ぎ)、街を徘徊しているときに、不良少年達に襲われて死にます。やっと終わってくれてホッとしたよ、このクズな人々の物語。
龍の出所を待っていた松子40代。良いなぁ、
超お付き合いさせていただきたい感じ。
http://news.dwango.jp/2016/09/30/106523/idol/2/

そんな感じに楽しむと楽しめる物語です。うーん、さすがにちょっと無理めなフォローでしょうか。でも、どのくらいすごい人間模様なのか興味持ったでしょ?ぜひ、再演の際には見に行きましょうーぜ。

てな感じの劇なんですけど、乃木坂46ファンのみなさまもにとって(わたしにとっても)、自分の好みと違う方向性のストーリーでも、それはそれとして余裕で楽しめます。桜井玲香ちゃんが出演しているので、(こういう話が楽しい方々が一定数いる、ということを含めて)興味深く楽しめます、というわけで、本題の桜井玲香ちゃんのことを書かせていただきましょ。

■桜井玲香ちゃんが出ているのが良い!
桜井玲香ちゃんが主演で川尻松子役です。すばらしいですね。桜井玲香ちゃんは、歌がすばらしい+ダンスもすばらしい+声が美しい+演技もスーパー上手、という乃木坂46のキャプテンにはもったいない(いえ、ふわしい)、天賦の才のアイドル&芸能の人です。そんな桜井玲香ちゃんが出ているので、見に行くべきです。なんで見に行かない奴がいるの?

■美人!
しかも桜井玲香ちゃんって、超美人です。美人ぞろいの乃木坂46の中でもかなり美人なほうです。でも、乃木坂46メンバーがみんな美人だから、普段見ている分には「桜井玲香ちゃんって、美人だよねぇ」くらいの感想になっちゃいます。うぉー、超もったいねー!!と、いつも思っておりました。

でも、「嫌われ松子の一生」の舞台の桜井玲香ちゃんは、言葉にしてはいけないくらいの美しさです。どんな感じに美しいかと言うと、古代クレタ(ミノア)美術で描かれた女性に雰囲気が似ています。
クレタ文明の女性

目が釣り目で切れ長で黒い瞳が大きくてギラギラしているところが、そんな感じ。鼻梁もシャープで、口も大きく開くので日本人っぽくありません。

桜井玲香ちゃんは、そういうふうに顔の造作が派手です。だから舞台で映えます。きれいな20代からボロボロになった50代までの松子を演じます。20代の松子は、当然美しいんですけど、40代の松子も良いです。ああいう桜井玲香ちゃんを見るとBBAが好きになります。40代の桜井玲香ちゃんのような美しいBBAとお付き合いしたい、、、、(などと、また変な性癖が追加されちゃったよ)。
公式ブログで出演報告の写真です。

■近くで見ることができます。
「品川プリンスホテル クラブex」という会場です。円形の劇場で席が5列(5重円)+1段高くなって6列+2階席1列しかありません。超近くで見れます。

めちゃめちゃ近いので、桜井玲香ちゃんを間近で見ることができます。近くで見るって重要だよね。4th birthday live全国ツアー2016の神宮球場のスタンド席後方から見るより、10万倍くらい美しく見えます。神宮球場のスタンド席後方からだと、桜井玲香ちゃんといえども、棒人間にしか見えないけどね。そういう棒人間に比べると、クラブex劇場の桜井玲香ちゃんは、100万倍は美しいぜ。ほんと、うれしい。

なので、それだけで超満足。もう一生分の桜井玲香ちゃんを見ました、と思えるくらいのすばらしい距離感でした。
美しい桜井玲香ちゃんが間近で見られます。
http://news.dwango.jp/2016/09/30/106523/idol/2/

※でも、観客席に段差がないので、後方列だと、寝た状態の演技とか、座った状態の演技が全然見えませーん。演出者or舞台装置作成者は工夫して欲しい。

■演技がこれまためちゃめちゃ上手
みなさまは、桜井玲香ちゃんの演技を見たことがあるでしょうか。16人のプリンシパルdeux, troisとか、「すべての犬は天国に行く」とか「リボンの騎士」とか知っている限りの桜井玲香ちゃんの劇を書いてみましたけど、全部すばらしいです。そんなすばらしい桜井玲香ちゃんなのに、なんでソロ曲がないのだろうか。秋P/ソニーミュージックは呪われるべきだよね。

そういう感じの桜井玲香ちゃんのパフォーマンスを見たことがあるので、それをすばらしいと言えるのが、わたしの自慢です。「Mr. カミナリ」を(出張で)見逃したのが、いまでも心の傷です。あれ?「じょしらく」も見てなかったっけ?結構見てねーじゃん。ま、とにかく桜井玲香ちゃんのパフォーマンスは、何をとってみてもめちゃめちゃすばらしいです。
良い演技が伝わるでしょ。
http://news.dwango.jp/2016/09/30/106523/idol/2/

桜井玲香ちゃんって、乃木坂46の中にいると、普通のアイドルにみえます。いえ、普通っていっても乃木坂46メンバー全体のレベルが高いから分からないだけかもしれないけど、「わたしが、わたしが」って感じでぐいぐい出る感じがなくて、才能が際立つ感じがしません(でも、声の美しさはすばらしいよね)。

でも、劇とかでパフォーマンスをすると、おそろしいほど激ウマ。歌も演技もダンスもカミソリの切れ味です。乃木坂46のグループでヘラヘラしている桜井キャプテンをイメージしていると衝撃を受けるくらいの変わりようです。

「嫌われ松子の一生」は劇なので、桜井玲香ちゃんの最高にすばらしい特技の歌とダンスがないですけど、演技と美しい声だけでも、すばらしいです。声が良いよね。桜井玲香ちゃんって、舞台に立つと高音で硬質の声になります。そういう声が、一途なんですけど、結果的に頭のおかしい行動ばっかりする松子に、ぴったりです。

最初にも書きましたけど、「嫌われ松子の一生」は、どーしようもない人々の物語です。だから主役の川尻松子役の桜井玲香ちゃんも、すばらしく表現がうますぎて、序盤に八女川が自殺するあたりの演技なんかは、うぅ、桜井玲香ちゃん、ほんとに頭おかしい人?って感じに思えて、気持ち悪くなるくらいです(おそろしい人間模様の劇に免疫のついていない序盤だしね)。うーん、ほんとすばらしい。

■てな感じですばらしいですが、、、
でも桜井玲香ちゃんには、歌って欲しい感じ。踊って欲しい感じ。舞台演技だけだと、戦艦大和に空母の護衛を勤めさせているだけ的もったいなさを感じちゃうよねぇ。ミュージカルにしていただけると、桜井玲香ちゃんの能力もさらに引き出せるし、内容自体も超絶すばらしくなるんじゃーないかなー、といつも劇を見終わった後に思いがちなことを書いてみました。

ということで桜井玲香ちゃんのすばらしい演技を間近で見ることができたので、超満足できる劇でした。みなさまもそういう感じのすばらしい桜井玲香ちゃんの応援よろしくね。

※諸事情から若月佑美ちゃんの回を見なくて報告できなくて大変もうしわけありません(脚本が違うらしいので見たかったです)。

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