2015年11月18日水曜日

ミュージカル「リボンの騎士」の感想

「リボンの騎士」を見てきましたぜ。「リボンの騎士」ってミュージカルです。ミュージカルって、演劇の一種なんですけど、歌で感情表現する演劇なので、歌がたくさん歌われます。ご存知でしたか?しかも音楽の伴奏つき。あたりまえですけどね。さらに言うとミュージカルって、ダンスまで入っているという超お得で大サービスな芸術です。ご存知ですよね?いちいちうるせーってね。

そういう芸術&芸能だから、それだけでも嬉しさMAXなのに「リボンの騎士」は、乃木坂46の生田絵梨花ちゃんと桜井玲香ちゃんが出演してました。うれしすぎて発狂しちゃいますよね。
お二人ともすばらしいパフォーマンスでした
http://blog.nogizaka46.com/staff/2015/11/025734.php

、、、などと、分かり切ったことをダラダラ書いていると,読者のみなさまがブチ切れるでしょうから、「リボンの騎士」の感想などをご報告させていただきます。

■ あらすじ
「リボンの騎士」は、大漫画家、故手塚治虫大先生の同名の漫画が原作のミュージカルです。天使のいたずらで、男の心と女の心を持った生まれたシルバーランド(王国)の王女サファイア(生田絵梨花ちゃん)は、王位継承権を保つため王子として育てられ、文武に優れた「青年」に成長しました。

15歳になったある日、サファイアは女性として舞踏会に出る望みがかなったのですが、隣国のゴールドランドのフランツ王子と恋に落ちました(プラトニックな愛ね。15才なのでキスとかはしません)。でも宰相ナイロンのたくらみで、父君が亡くなったり、王位継承権を失ったり、魔女のヘル(その子供のヘケートが桜井玲香ちゃん)の魔法で「心」を奪われたり、とても苦労しますが、最後はゴールドランド王子フランツと結ばれます。めでたし、めでたし。

■ 見どころその1、ヘケート/桜井玲香ちゃん
生田絵梨花ちゃんが主人公だし、乃木坂46で生田絵梨花ちゃんが一推しのわたしですが、でも魔女ヘルの娘のヘケート(桜井玲香ちゃん)の役柄が良すぎなので、ヘケートのことを先に書かせていただきます。

演劇とか映画って、普通、悩む人が主人公じゃん。なぜかというと内面の葛藤がないと、劇が子供の作文みたいになっちゃいますからね。「リボンの騎士」の主人公の生田絵梨花ちゃんのサファイアも悩みます。そういう内面の葛藤の表現も、大漫画家・手塚治虫先生の芸術です。それを表現するのが、生田絵梨花ちゃんのすばらしさです。

でも、そういう悩むのってイライラするよね。そういうイライラする人は、心の葛藤の表現の芸術とか分かっていないシロウトなんですけど、わたしはシロウトなので「悩んでもしょーがないじゃん」とかって思ってしまいます。

その点、ヘケート(桜井玲香ちゃん)は、悩みません。悩まないで行動するし、お母さんの魔女ヘルが(押し付けの愛情で)、命を削って手に入れた「女性の心」をくれるって言うのに、欲しくないので「いらない」って平気で言います。怒った魔女のヘルと言い争っても引きません。そういう姿勢が、痺れるくらいカッコ良いです。
最高でしょ!桜井玲香ちゃんのヘケート
http://enterstage.jp/news/2015/11/003807.html

登場のしかたも、他の出演者が普通に舞台に出てくるのと違って、特別にカッコ良いです。真っ暗から明転する登場場面での音楽がロックです。衣装も銀ラメの超ミニのワンピースで、「悪魔の娘よ、文句ある?」ってシャウトするのが、すばらしくかっこ良すぎ!です。この部分は、音楽的に「リボンの騎士」の全体の雰囲気と違うんですけど、それが、特別でかっこ良いです。痺れるくらいにすばらしい。うぅ、ヘケートって主役ですか?みたいな感じです。

しかも、ヘケート・桜井玲香ちゃんのダンスも歌もセリフもメイクも、全部めちゃめちゃすばらしいんですよ、みなさま。さきほどの登場の場面で、一分間くらいでしょうか、独演で歌って踊るんですけど、ダイナミックなパフォーマンスで「ワル」&「自由に生きてます」感に圧倒されます。そういうオーラが舞台に満ちます。うひょーー!かっこよすぎだぜぃ!!桜井玲香ちゃんのヘケート!!!ここだけでも「リボンの騎士」に金を払わせていただきます。すばらすぃ。
悪魔の娘のオーラがかっこいい!
http://nogizaka-46bunno1.blog.jp/archives/cat_919379.html

※あの名作ミュージカル「スターライトエクスプレス」をご存知であれば、TGVの「エレクトラ」の感じね。あのワルっぽい感じが、ヘケートと同じ感じで最高に好き。どこかの国で公演している時に、わざわざ行って見るべきすばらしさですぜ。

桜井玲香ちゃんの普段の声は、柔らかで美しいですよね。話し方がベタベタしているのも超好きです。わたしは乃木坂46で一番、好きくらいな声ですけど、この舞台では、「ヘケート」のつんつんした声になっています。魔女の子の、金属音の声ね。セリフもそうですけど、歌がさらに金属的に魔女の娘の声になっていて、痺れるぅ。しかもセリフに伴って手足とか腰とかをビシッ、パシッて感じで、キレ良く決めるのが、かっけー!
かっこ良すぎと思うでしょ
http://blog.nogizaka46.com/staff/2015/11/025734.php

しかもダンスっていうか、歌いながらのフリも切れがあってすばらしいなぁ。この桜井玲香ちゃんは、ヘケートになりきって、切れてるフリで悪魔の娘をバッチリこなして、金属音の歌でワルで自由な内面を表現しています。これは劇場で、じかに見聞きすべき身体表現ですぜ、みなさま。

メイクも釣り目&怒り眉、アップ髪にターバンみたいな鉢巻(?)で爬虫類っぽくて魔女の娘って感じが、似合ってます。さらに衣装が、原作の衣装と全然違うけど、銀ラメのミニのワンピースで超超うれしい。桜井玲香ちゃん、超美脚!
ほんとは超かわいくて美しい桜井玲香ちゃん
http://blog.nogizaka46.com/staff/2015/11/025734.php

そういふうに、ミュージカル「リボンの騎士」のすばらしさのかなりの部分は、桜井玲香ちゃんのヘケートの寄与分じゃーないでしょうか。なお、カーテンコールのときにもヘケートは特別にロックの音楽でご挨拶です。それもすばらしいです。スピンオフでヘケートの物語を作って、舞台で公演して欲しい。

■見どころその2:生田絵梨花ちゃん/サファイア
生田絵梨花ちゃんは、芸事は、何でもできます。そういう芸能界で最高にナウでホットでシャンなお嬢様アイドルが、生田絵梨花ちゃんです。ピアノはプロ級、歌もダンスもバラエティーもばっちりです。だから、ミュージカルもバッチリです。
凛々しくて,まさに「リボンの騎士」!
http://blog.nogizaka46.com/staff/2015/11/025734.php

まず、歌がよろしいです。当たり前すぎましたか? もともと、すばらしく上手ですけど「虹のプレリュード」のときより、さらに上手になっています。あの時は、「ほんのちょっと声が細いかなぁ」とドシロウトなりに偉そうに思わせていただきましたけど、今回の「リボンの騎士」では、声量もバッチリです。さすが毎日、風船を膨らませるトレーニングをしていただけありますよね。才能と努力の「磨かれた金剛石」生田絵梨花ちゃんです。
サファイアとフランツ王子の出会いの場面
http://www.oricon.co.jp/news/2062189/photo/1/

声が力強くてすばらしいです。声量もそうなんですけど、声質が鋼(はがね)の力強さで、そういう感じが、女性なんですけど文武両道で男の心も併せ持つ、サファイアのキャラクターにぴったりで、やっぱ生田絵梨花ちゃんの表現力は、最高にすばらしい。

こんなにすばらしいので「13回もシングルを発売しているのに、センターを一回しかさせない乃木坂46なんか、辞めちゃって舞台に専念したらいかがでしょうか?」って思っちゃうよね。そのほうが、わたしも生田絵梨花ちゃんの舞台をたくさん見られてうれしいしさー、、、、、などという暴論を乃木坂46応援ブログに書いちゃうくらいに、すばらしいです。
劇中の生田絵梨花ちゃんはこんな凛々しさです
http://enterstage.jp/news/2015/11/003807.html

歌じゃないセリフを言うときの抑揚も、正統派。アイドルって言うより、舞台の人の発音です。乃木坂46コンサートのダンスの振付なんかも、他のメンバーより崩さないで、オリジナルの振付に忠実に踊る生田絵梨花ちゃんですが、こういうセリフの発音のディテールも、うぅ、舞台っぽい発音で、やっぱできる子だよねぇ、、、って感動します(個人的には、アイドルっぽく話して欲しい気もしますが、、、)。
劇中では深刻な表情が多いけど,笑顔も最高
http://blog.nogizaka46.com/staff/2015/11/025734.php

生田絵梨花ちゃんは、表情もすばらしいです。知らない人は、乃木坂46ファンとしてはドシロウトだと思いますけど、わたしはプロの乃木坂46ファンなので、生田絵梨花ちゃんの表情のすばらしさを分かってます。だから、「リボンの騎士」のサファイアの表情もすばらしいです。でも、観劇した2回とも結構、遠い席だったので肉眼で確認しづらいのが残念だったです。だから双眼鏡で時々確認して見てました。われながら結構、不気味な観客だよね、、、、でもほんとにすばらしいんです。みなさまも是非、双眼鏡をおためしを。

そんな感じで、乃木坂46の桜井玲香ちゃんも生田絵梨花ちゃんも、すばらしいんですけど、「リボンの騎士」は、それだけじゃーないんです。それが、魔女のヘルのすばらしさね。なんていうお得なミュージカルなんでしょうか。

■見どころその3:魔女のヘル/はいだしょうこさん
どう考えても魔女のヘルの歌はうますぎ。魔女のヘルは、はいだしょうこさんが演じています。「へぇー、元NHKの歌のおねーさんも出ているんだ」って軽い感じで意識していたら、歌が真にゲキウマ。驚愕させていただきました。NHKの歌のおねーさんって、ただものじゃないですね。

生田絵梨花ちゃんも、桜井玲香ちゃんも乃木坂46メンバーの中じゃ最高クラスに歌がうまいです。このお二人は、ミュージカルの演者として、とっても上手です。乃木坂46ファン目線じゃなくても、感動的なうまさですよね。

でも、はいだしょうこさんは、さすがに一枚上手(うわて)かも。いえ「かも」じゃなくて確実に上手。乃木坂46応援ブログに、そーいうこと書いて良いか迷いますが、やっぱり上手。そーなんです、上手なんです。めちゃめちゃ上手(じょうず)過ぎだよねぇ、、、っていうくらい上手。
魔女のヘル(夫人)が似合いすぎのはいだしょうこさん
http://enterstage.jp/news/2015/11/003807.html

低音量の声の滑らかな出だしから、大音量までの艶のある声とか、クリアな高音の伸びが、最高に美しいです。そういうありきたりの表現しかできませんけど、ほんとにすばらしいんです。生田絵梨花ちゃんや桜井玲香ちゃんの声に比べると、BBA(いえ、落ち着きのあるという感じ)の声なんですけど、そのBBAさ加減が、魔女のヘルに超絶似合いすぎ。ほんとに魔女っぽいんです。この歌声を聞くだけでも「リボンの騎士」は、見る(聴く)価値がありますぜ。

その魔女のヘル(はいだしょうこさん)が、ヘケート(桜井玲香ちゃん)と、床に置かれた「心の壷」を中心に、向かい合ってゆっくり周回しながら、言い争いの歌を歌う場面があるんですけど、ベテラン魔女に対する小娘の魔女の感じが、はいだしょうこさんの円熟の美しくて迫力の歌声と桜井玲香ちゃんの若くて金属的な声の対比で、舞台的に良く出来すぎ。このシーンにこの歌声が、意図した演出だとしたら、天才的な演出家の技&お二人の力量だよねぇ。すばらしさに痺れます。歌舞伎だったら、立ち上がって「××屋ぁ~」とか叫んでるな、きっと。

さらに、最後に魔女ヘルがヘケートへの愛情を抱いたまま、ヘケートと一緒に死んじゃう(?)シーンが悲しくて感動的です。その場面が、正義のサファイアたちと、悪のナイロン卿たちの戦いの場面とオーバーラップするっていうのが、とても技巧的で、うーん、これすばらしすぎじゃん、と思わない人は死んだ方が良いです。見なかった人は、一生後悔するレベル。そのくらい美しいシーンです。やっぱ、この演出家(上島雪夫氏)って天才じゃないでしょうか。

(以上、シロウトの感想文ですので、玄人の方のマジなツッコミはご遠慮願います、、と)。

いろいろ舞台を見ていくと、すばらしい能力の人を知りすぎて、その人の舞台を見に行きたくなっちゃうから困るよねぇ。お金はともかく、乃木坂46メンバーの情報をフォローしながら、はいだしょうこさん他の情報を集めたり見に行ったりする交通整理ができなくなっちゃうよん。芸能関係の情報を整理する秘書がほしい、、、、

■プラスチックの変身のエピソードも好き
シルバーランド王国のジュラルミン伯爵の息子プラスチック(赤澤燈氏)は、ヘナヘナで意志の弱くて能力のない奴なんですけど、サファイアの代わりに無理やり王位につかされて、いやいや王になります。でもある日、サファイアが悪の宰相ナイロンと対決した場面で、魔女ヘルの魔法とヘケートと天使の絡みで、サファイアの男の心が、プラスチックの心に入って突然立派な男になります。話す内容、声、立ち居振る舞いが、立派なのに謙虚で(しかもちょっと笑えます)、おぉっ!と感嘆符が出ちゃうくらい王族にふさわしい男になります。

それが感動的。人が立派に変身するのって、感動的ですよね。プラスチックが立派な男になったのって感動的です。あの星野みなみちゃんが立派なアイドルになった(開運音楽堂での13thシングル紹介の一生懸命さをご覧になりましたか?)のと同じくらい感動的で、涙が出ます。プラスチックの変身にも、星野みなみちゃんの更生にも、うれしさで涙が出ます。いくらなんでも同列に論じるなってね。再演のときは、このプラスチックのシーンは必見ですぜ。

■その他の人々も全員すばらしいです。
ナイロン卿(根本正勝氏)も有能で冷酷ですばらしく美形という、わたしの好きなタイプの役柄の上に、歌がうーんと唸ってしまうくらいにうまいです。超適役じゃないでしょうか。囚われた王妃 (池田有希子さん)がサファイアを思う歌も良いですし、海賊ブラッド(青木玄徳氏)が、さわやかで良い奴でかっこ良くて、歌うま。なにこれ、ブラッドがサファイアと結ばれすべきじゃん、ていうくらい良いです。女性ファンがたくさんいそうな感じです。天使のチンク(神田愛莉ちゃん)も子供なのに、なんという声量&美声なのさ。まじに子供とは思えませんでした。その他、書ききれませんけど出演者全員すばらしかったです。
演出家の上島雪夫氏、ヘケート、サファイア、海賊ブラッド、フランツ王子

■カーテンコール
すばらしいパフォーマンスなので、終了後の拍手の音量がすごいです。11/15公演では、3回、カーテンコールをしてくれたんですけど、3回目のカーテンコールで、最初一人で登場した生田絵梨花ちゃんが、立ち位置を間違えて、舞台中央じゃなくて、ちょっと下手(しもて)側で挨拶をしました。へぇー、真ん中じゃないなんて珍しいねぇ、、、、と思っていたら、後から共演者の方々が出てきたときに、立ち位置の間違いに気が付いたみたいで、テヘペロみたいな表情をしたのが、超絶かわいかったです。やっぱ生田絵梨花ちゃんの表情の作り方は、日本一です。なんか得しました。

そんな感じのすばらしい「リボンの騎士」でした。だから生田絵梨花ちゃん・桜井玲香ちゃんの応援よろしくね!!(はいだしょうこさん他の共演者&関係者のみなさまの応援もね)

※千秋楽(11/17)のカーテンコールでの生田絵梨花ちゃんのご挨拶によると、大阪公演もあるそうなので、よろしくね。

※舞台のミュージカルを見ると「ダンスしながら歌うシーンがあるとさらにすばらしいかも、、」といつも思うんですけど、それって、やっぱ難しいんですか?(息が切れちゃうの?)

※サファイアのメイクは、もっと女性よりのメイクが良いのじゃーないかなぁ、、と思うんですけど。その方が、ドレスを着たときに映えるよねぇ。男装シーンでも、男っぽいメイクの必要性はないと思うんですけど、、、、シロウトなりに意見してみました。

、、、と、書き散らして、たいして見直しもしていないままアップしたので、そのうち修正いたします。

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2015年11月6日金曜日

We are behind you, Miss Anastasia Lin.

みなさま、おひさしぶりです。いつもアホっぽいことを書いておりますが、今回はまじめなお話です。乃木坂46の話でもありません。でも正義派の乃木坂46ファンなら共感していただける内容だと思って書きました。

それは何の話かというと、2015年ミスワールド、カナダ代表のアナスタシア・リンAnastasia Linちゃんのことです。なぜアナスタシア・リンちゃんのことを書きたいかというと、まず第一に超美人だから。
2015年ミスワールドカナダ代表アナスタシア・リンちゃん。
http://blogos.com/article/142620/

■超絶かわいい
すばらしい美しさ。

すごい美人でしょ。さらに超絶かわいいでしょ。これまでミスワールドとか、ミスインターナショナルの方って、スタイルのすばらしさはともかく、顔が美しいかというと日本人的感覚からは、「うぅぅ、、、」と思ってしまう方が、多かった、、、というか大部分だったかと思いますが、アナスタシア・リンちゃんは、文句なく

超絶かわいい&最高に美人です。

うーむ、なんというぶっちぎりのかわいさ&美しさでしょうか。さすがミスカナダです。気品もすばらしいですね。わたしがミスワールド審査員ならば、他の候補者を見ずに、アナスタシア・リンちゃんを、ミスワールド優勝に推します。
目を伏せた表情も美しい。

ちなみにミスワールドは、美しさだけではなくて、知性や個性も選考基準です。アナスタシア・リンちゃんは、人権活動の実績も評価されてのミスワールドカナダ代表です。すばらしいですね。

■独裁政権に負けないで!応援してますぜ!!
そういうすばらしいアナスタシア・リンちゃんですが、2015/12に中国・海南島の三亜市で開催されるミスワールド大会に参加出来ないようです。なぜかと言うと、中国政府が政治的理由でビザを出さないから。
こちらは清楚な美しさ。
http://touch.courant.com/#section/-1/gallery/p2p-83894615/

中国生まれのアナスタシアちゃんは13歳のとき、お母さんと一緒にカナダに移住して、大学で国際関係と演劇を学んだ女優さんです。祖国・中国の人権状況に関心を持って、「法輪功」の学習者役を演じるなど、映画やTV出演を通じて中国の人権状況や腐敗の改善を訴えてきたそうです。ミスワールドカナダ代表に選ばれてから、中国に残ったお父さんに中国公安から圧力がかかっているそうです。

※正直言って「法輪功」って「気功」が基本みたいだから、気功?うーん?とか思っちゃう点もあるけど、ま、それはそれとして、、、
スタイルももちろんすばらしいです。
http://factorbanda.blogspot.jp/2015/05/anastasia-lin-la-miss-activista.html#!/2015/05/anastasia-lin-la-miss-activista.html

中国に残った父親に圧力をかけて、さらにアナスタシアちゃん本人にはビザを出さないで、中国に入国させない嫌がらせをするなんて、ほんとうに陰湿なやり方ですよね。そういうことを現代の法治国家がするなんて、ありえないでしょ。でも、中国は共産党の独裁国家だからそんな事をします。しかも人口が世界一多いことに由来する中国の経済力に目がくらんで、さらに政治外交力に恐れをなして、ミスワールド機構は、共産党政権に屈して、中国開催を変更しないつもりのようです。

※ちなみに2002年ナイジェリア大会は、類似の政治的問題が起こって、開催地がロンドンに変更になってます。こういう陰湿な政権には、世界中の人々が、反対の声を上げるべきだと思います。
普通の感じがまた最高にかわいいです。

そんなふうに中国共産党政権に圧力を加えられても、自らの保身を優先するミスワールド機構にそ知らぬふりをされても屈しない、美しくてかわいくて知性があって意志の強い、すばらしいアナスタシア・リンちゃんを、みなさまに知っていただいて応援していただきたくて記事を書きました。絶対応援よろしくね。
がんばれ!アナスタシア・リンちゃん!!
We hope everything turns out OK, Miss Lin!

※アナスタシア・リンちゃんのもっと詳しい事情は「BLOGOS」(http://blogos.com/article/142620/)に書いてありますので、読んでみてください。

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