2014年9月18日木曜日

10thシングル『何度目の青空か?』 感想

「何度目の青空か?」のミュージックビデオ(MV)が公開されたので、聞かせて(見させて)いただきました。それで、感想を書いてみましたよん。この「何度目の青空か?」のMVは、3つの要素から成り立っていますね。第一部が、生田絵梨花ちゃん、第二部が曲(歌)そのもの、第三部がMVの映像ね。第三部のMVの映像は、さらに二つに分けられるんですけど、それは後で書くとして、一つ目の構成部分の生田絵梨花ちゃんから行きましょう。

■第一部:生田絵梨花ちゃん
「何度目の青空か?」って、すばらしいと思うんですけど、すばらしい理由のかなりの部分は、生田絵梨花ちゃんがセンターであることです、って断定しちゃいますけど、そう思います。むしろ生田絵梨花ちゃんがセンターで、ダメなものを作る方が、難しいよね。
生田絵梨花ちゃんが立ち上がって歌い始めるシーン。とっても美しい始まり方ですね
https://www.youtube.com/watch?v=5OlxVvGCpdc

アップにすると非現実的に美しいです

群舞の中でも際立って美しいです

センターポジションでは震えちゃくらい美しいです

はぁ~、「何度目の青空か?」で、歌って踊る生田絵梨花ちゃんのすばらしさは、なんかもう、文字じゃ伝えられないと思うわけ。あまりにもすばらしいものって言葉じゃ伝えられないって、昔の人も分かっていて、前期の仏教は、文字で書いた経典で「悟り」っていう教えを広めようとしたんだけど、数百年間試して限界を感じて「禅」みたいに言葉以外の方法を編み出しました。そういうふうに言葉以外の方法で教えを伝えることにトライしているのね。
両脇が白石麻衣ちゃんと西野七瀬ちゃんという豪華さ!!

「片手の拍手の音とはどういう音か?」みたいな禅問答ってあるじゃん。こんなこと考えて意味あるの?って疑問を持つ人は、悟りまでたどり着けない人ね。こういう質問を真剣に考えて頭の配線がショートするまで考え抜くと悟りに達する(ような気がする)のね、たぶん。
いや~ん、もう、最高すぎぃ

だから、要するに生田絵梨花ちゃんのすばらしさを、文字で伝えたいんだけど、伝えられないので、みなさまは、「何度目の青空か?」のMVを100回くらいリピートして、生田絵梨花ちゃんの歌って踊っている姿を、頭の配線がショートするくらい真剣に見続けると、わたしの伝えたいことが伝わるのではないかと、、、

そのくらいすばらしい生田絵梨花ちゃんなので、みなさまも是非100回は、見て聞いて感じて、すばらしいと思ってね。

■第二部:曲(歌)
曲も文句なくすばらしいのではないでしょうか。日本で一番、音楽を売っている秋Pが「神曲」と推しているので間違いありません、、、と、権威の言うことに弱いわたしです。しかも音楽のことは、まったく分かりませんので、この項は飛ばしていただいてもOKです。
冒頭の独唱シーンです。気品あふれる美しい歌声です

そういうわたしですが、でも冒頭の生田絵梨花ちゃんの独唱は、ほんとに好き。しかもとっても長くてうれしい。あんまり加工されていない感じの素の生田絵梨花ちゃんの歌声が、とても心地よいです。そもそも声質が良いよねぇ。ワインでいうと、赤ワインの深みのある声ね。へヴィーなフルボディじゃなくて、もっと軽やかなフルーティな香りで、豊かな広がりがあって、深い味わいに、かすかに枯葉の香りの余韻があって、あらゆる要素がハーモナイズしたバランス感があるのね。

と、お酒は、一滴も飲めないわたしですが、ワインのおいしさを想像して書いてみました。でも、そんな感じの生田絵梨花ちゃんの声質が、まず良いです。

次に良いのが、他のメンバーの歌声ね。白石麻衣ちゃんと西野七瀬ちゃんのパートから、なにかのエフェクトがかかる感じがするけど、華やかな音になって好き。それぞれの乃木坂46のメンバーの声が、分別できる感じで、とっても良いのではないでしょうか。
手前の白石麻衣ちゃんと西野七瀬ちゃんの声も好き

しかも曲が良いです。秋Pが言う「神曲」っていう範囲が、秋P担当の歌詞まで入っているのかどうか知らないけど、少なくとも曲は、すばらしいと思います。生田絵梨花ちゃんが書いていたように、壮大なイメージで美しいメロディ(と装飾音)だと思います。

歌詞も、好きです。「少年易老学難成一寸光陰不可軽」の勧学の世界観を、乃木坂46に歌わせるなんて、斬新。努力家の生田絵梨花ちゃんに、ぴったりはまります。秋Pは、メンバーのことも良く見ているよね。さらに歌詞に人格感が薄い点も、叙事詩っぽくって、新しい境地って感じ?わたし的には、良い詩だと思います。

■第三部:ミュージックビデオゥ~ (の映像)
第一部の生田絵梨花ちゃん、第二部の曲(歌)までは文句なくすばらしいですよね。でもさ、このミュージックビデオ(MV)の映像って、いろんな意味でイカレテイルと思うわけ。このMVを見て「普通に良い作品だねぇ」って思う人は、かなりイカレテルのではないでしょうか。

でも、あれこれ書く前に、このMVを2つの部分に分けましょう。ダンス部分と、青春ドラマ部分に分けるのが、正常な人の分け方なので、わたしもそうします。

■MVのダンス部分
まず、ダンス部分なんですけど、わたしは生田絵梨花ちゃんが一番の推しなので、

最高にステキ

と思います。この監督(内田けんじ監督)って、イカレテル部分があるけど、すばらしいなぁ。

ちょっと暗い場面を使いすぎな気もしますけど光(と影)の使い方が良いよねぇ、ダンスホールの昭和中期のレトロな照明感も良いよねぇ、なにより生田絵梨花ちゃんを、あるべき美しさで、あるべきかわいさに、とっても魅力的に表現しているから好き。

さらに西野七瀬ちゃんファンも、この監督はすばらしいと思うよね。わたしも西野七瀬ちゃんファンなので、この監督は好きです。だって、

西野七瀬ちゃんが主役?

って思っちゃうくらい、魅力的なシーンがあるんですけどぉ。ていうか単に西野七瀬ちゃんの能力?うー、さすが2期連続で、すばらしいセンターやっただけのことはあります。
GUUUuuuuuRRROOooaaaaaaa!!!

最高すぎて、西野七瀬ちゃんが主役と思っちゃうよね

天才的に美しくかわいい表情の作り方&体さばき

西野七瀬ちゃんって、「乃木坂ってどこ?」の懐メロカラオケをやっていた昔から、歌って踊っているときの表情のすばらしさが、乃木坂46 No.1だよねぇ(参考記事「西野七瀬ちゃん 紀の善 あんみつ」)と、思ってましたけど、これはイカレテイルくらい魅力的な、ななせまるぅぅぅって感じ。たぶん人類(女性)の取りうる表現方法の到達点だよね。すばらしすぎて全体のバランス的にどうなのぉ?って思っちゃうくらいすばらしいです。

ちょっと寄り過ぎの映像だけと、橋本奈々未ちゃんのファンも、納得のダンス部じゃーないでしょうか。
何回書いたか分からないけど、わたしは、橋本奈々未ちゃんに魅かれて、乃木坂46ファンになりました。今でももちろんファンです。だから、この橋本奈々未ちゃんのダンスシーンは、とっても美しい橋本奈々未ちゃんなので、かなり満足です。

松井玲奈ちゃんも、比較的うれしい扱いですね。ちょっと出演時間が短すぎる感じするんですけど、松井玲奈ちゃんらしい美しい表情が出ているから、ま、いいか。

それで、生駒里奈ちゃんと星野みなみちゃんのファンも、ほんとにうれしいよね。生田絵梨花ちゃんを左端にして、2ndを除く1stから6thまでの、あの並びじゃーありませんか。
あまりの懐かしさ&美しさ&かわいさに、おしっこ漏らしました。それでズボンがびしょびしょになって気持ち悪いんだけど、うれしいから全然平気。ここってそのくらいやばいよねぇ。実は、乃木坂46のことを良く理解している良い監督なのかも。

でも、ズボンを乾かしながら、思いました、他のメンバーのファンは、きっとぶちきれているに違いないと。なんかダンスで全然、アップにならないしさぁ、フォーカスも全然合わせてくれないしさぁ、「この監督って、イカレテイル」って思うよね。
衛藤美彩ちゃんも、美しくて歌が最高なのに、この写真の左端みたいにone of themって感じで、出演時間が超短いじゃん。個人的に美彩ちゃんのこと好きなんです。そういう視点からは、なんかイカレテイル監督だよねぇ。

でも、それ以上に、この監督がイカレテイルと思うのが、ダンス部で、白石麻衣ちゃんを抜かないことね。抜くって言うのは、撮らないって意味じゃありませんよ。単独で映すっていう意味ね。これは、ほんとにイカレテイルと思うよねぇ。

白石麻衣ちゃんのポジションは、センター生田絵梨花ちゃんのすぐ下手(向かって左)なわけ。そのポジションなのに、世界で最高に美しくて、歌って踊っているときの表情も、西野七瀬ちゃんと甲乙つけがたいハイレベルな白石麻衣ちゃんを抜かないってのは、ほぼキ○ガ○レベルね、ほんと。
しかも、最大にアップした瞬間が笑顔じゃなくて、
フグっぽいのが、、、なぜこういう扱いなの?

ちなみに当ブログでは、「白石麻衣ちゃん2 すごい美人です」は、2番手の記事に3倍以上の累積ページビューの差をつけちゃうくらい、ぶっちぎりの人気記事です。そういうわたし的にも世間的にも人気の白石麻衣ちゃんを抜かない?ちょっと、あんまりだよね。

そういうふうに、わたしの中だけでも、毀誉褒貶が定まらない内田けんじ監督なので、みなさまも好き嫌いが、はっきりする監督かとは思います。でも総合的に、このMVのダンス部分は、とっても美しくて、歴代の乃木坂46のMVのなかでもトップクラスに好き。内田けんじ監督は、鬼才と言っても良いかも。

それにしても、このMVのダンス部の生田絵梨花ちゃんは、最高に輝いていて美しいよねぇ。ほんとに最高すぎだよねぇ。生きてて良かったよ、って感じるくらいのレベルです。だから、このMVのダンス部分は、
イカレテいるけどとっても好き

■MVの青春ドラマ部分
次が、青春ドラマ部分ね。この監督のイカレテイル感が、マックスに達しているのがこの青春ドラマ部分です。こういうふうにイカレテいると、秋Pでさえ「おれは、好きだよ」(755)って、言うしかないよねぇ。

秋Pは昔、3rdのカップリング曲の「春のメロディ」のMVを見て、映像に関して改善要望を出していました。その後の4th以降の乃木坂46カップリング曲のMV(「13日の金曜日」とか「シャキイズム」とかね)のレベルの高さを見ると、秋Pは押しの強い良いプロデューサーだと思うんですけど、その秋Pに「おれは、好きだよ」っていう腰の据わっていないコメントを出させちゃうなんて、この監督のイカレテイル感は、むしろ好き。

■青春ドラマ部のストーリー解説&解釈
女子高が、共学になった初年度に、男子生徒が入学しました。ところが男子生徒は、彼ひとりで、他は全員女子生徒でした。なじめなくて疎外されて苦悩します。ある日、悪魔みたいな白石麻衣ちゃんに制服を盗まれて、同じくデビルな西野七瀬ちゃんに、その制服を着られちゃいます。この二人はセンターをやって頂点まで上り詰めているので、ただの男子高校生なんか、イジメてもなんとも思いません。ただ生田絵梨花ちゃんだけは、天使みたいな優しい子なので、男子高校生のことを助けてあげます。

でも、男子高校生は、デビルな西野七瀬ちゃんにとび蹴りされて、亡くなってしまいます。亡くなる瞬間に、「こういうふうな学園生活を送れたらよかったのになぁ」と、女子生徒と仲良くしているイメージや、仲良くなったことを友達に自慢している会話イメージが、走馬灯のように駆け巡ります。そして、やさしくて大好きだった生田絵梨花ちゃんのことを思ったまま、天国へ旅立ちました。うぅ、ちょっとフランダースの犬みたいな悲しいストーリですね(というふうに、解釈すると、心穏やかに見られます)。

■善と悪のドラマ
ま、そんな感じのストーリーなんですけど、こういうストーリーのMVを、気持ち良く感じる男子ファンが、いると思う時点で、この監督はイカレテイルよね。そういう監督が作っているから、なんと乃木坂46メンバーが、善と悪とに分かれている青春ドラマなんです。男子生徒をいじめる悪のメンバーと助けてあげる善のメンバーの葛藤があるのね。女性アイドルのMVとしては、斬新な構成です。まず、悪のメンバーから紹介しますね。

■悪のメンバー
まず、秋元真夏ちゃん。男子生徒が自転車で去っていく姿を、睨みつけているんです。これ、かなり怖いよねぇ。秋元真夏ちゃんって、とってもかわいいと思うんですけど、実はいじめっ子です。深川麻衣ちゃんは、悪の設定でも良い人っぽいよね。ほんとは悪なのに、穏やかな感じで癒されます。桜井玲香ちゃんは、能天気な悪のお嬢様っていう設定でしょうか。

次が、白石麻衣ちゃんね。男子生徒の服を盗っちゃうシーンなんだけど、悪魔の笑みを浮かべています。これ、おしっこちびっちゃうよぅ。最高に美しいんですけど、このまま耳を尖らせて、牙を生やして、鏃(やじり)の尻尾を生やしたいレベルですね。でもこういう白石麻衣ちゃんに、意地悪されても嫌じゃないかも。ていうかうれしいかも。「わたしが身代わりになってあげよう」と、男子高校生に言いたい。代わってくれ。

さらにデビルなのが西野七瀬ちゃんです。ほんとさー、ここまで、かわいいデビルだと、悪魔崇拝したくなっちゃうよね。このデビルな表情としぐさが、破壊的に悪で、かわぅいい。西野七瀬ちゃんは、デビルが天才的に上手すぎ。
デビルなので、盗った男子生徒の制服を着ちゃってます。

デビルな表情が好き。

デビルなので、とび蹴りで男子生徒を蹴り殺します(わたしの解釈ね)。

■善のメンバー
以上、悪のメンバーをご紹介しましたが、対する善のメンバーは、もちろん10thセンター生田絵梨花ちゃんです。ほんとやさしいの。やっぱ絵梨花ちゃんだよねぇ。美しくて歌も上手でダンスもすばらしい上に、やさしい。これ以上の良い子がいるでしょうか。生田絵梨花ちゃんが、あまりにすばらしすぎるので、現実と設定が入り混じっておりますが、そんな感じで、絵梨花ちゃんは、やさしさに包まれた「善」を表現できる子です。
男子生徒が、初めて教室に入ったときに、他のメンバーが目線で拒否する中で、生田絵梨花ちゃんだけは、「あら、かわいそう」って感じで、優しい目になっているのね。とても良い子ですね。

男子生徒が、ベランダで一人ぼっちでいるときも、心配しているの。ほんと良い子だよねぇ。

さらに悪魔の白石麻衣ちゃんと、デビルの西野七瀬ちゃんに、制服を取られて困っている男子生徒に、西野七瀬ちゃんの制服を渡して、駆け引きできるようにしてあげます。なんて良い子なんでしょうか。生田絵梨花ちゃんは、天使です。

だから、男子生徒は天国でも生田絵梨花ちゃんのことを思っています
(わたしの解釈ね)。

そんな感じで、イカレたストーリーで、イカレタ設定なんですけど、わたしの解釈では、男子生徒が最後に亡くなってしまうので、美しく感動的に思えます。だから、この青春ドラマ部分も、イカレテいるけど、わたしは、好き。

■まとめ
というわけで、「何度目の青空か?」のMVは、生田絵梨花ちゃんも、曲(歌)も、映像も、どのパートも、とってもすばらしい。だから、このMVは、最高にすばらしい10thセンター生田絵梨花ちゃんにふさわしい仕上がりだと思います。

※でも、青春ドラマ部は、他のストーリでも良かったよねぇ、、、

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