2014年7月21日月曜日

頭脳王/頭NO王

サッカーワールドカップも終わり、一抹の寂しさを感じる今日この頃ですが、「乃木坂46ってどこ?」は相変わらず快調に飛ばしてますね。一週間遅れの記事ですけど「乃木坂ってどこ?」乃木坂頭脳王(2014/6/29)&一番のおバカ=「頭NO王」が決定!(2014/7/13)って、面白さ最高でした。

■中田花奈ちゃん&秋元真夏ちゃんが、筆記試験トップなんですね
意外と言っては失礼ですけど、そーなんですか。お二人ともこれまで頭の良さって言われていなかったと思いますけど、頭良いんですね。尊敬させていただきます。
中田花奈ちゃんも秋元真夏ちゃんも、かわいくて頭良いなんてすばらしい

下の写真の5人は乃木坂46の頭良いトップ5ですけど、特に!こういう暗記問題じゃない問題に、さっと答えられるなんて松村沙友理ちゃんは、相当、頭切れますよね。松村沙友理ちゃんって最近美しくなっている上に、頭も切れるなんて、うー、ますます好き。
一瞬でこれ分かるのって、松村沙友理ちゃんスゲー

■能條愛未ちゃんの成績(ブービー賞)って意外でした。
能條愛未ちゃんって、演技がとっても上手ですよね。16人のプリンシパルdeuxでもtroisでも、どっちもすばらしい演技で、一幕のオーディションでのアイデアも「おっ!」と思わせるものを持ってます。それに7thの個人PV「レバー怖い」で、3人を演じ分けるうまさも、おかしさも(もしろんかわいさも)すばらしいです。
ある意味、最高に頭の切れの良い能條愛未ちゃんだと思いますが、、、

そういう演技のうまさって、すごく頭の良さ(知識の蓄積とか機転)が必要と思いますけど、そういう頭の良さと、テストの点って関係ないのね。とっても意外です。

ま、それはともかく、能條愛未ちゃんって、とっても愛嬌があってかわいくて、機転が利いて感じ良いよね。歌もとっても上手だし、わたしは、超好きです。選抜メンバーにしてあげてちょうだい。

■和田まあやちゃんは、頭NO王だけど、かわいいのでノープロブレム
テスト成績下位10名の決勝戦で優勝して「頭NO王」に輝いた和田まあやちゃんですけど、バラエティの対応がすばらしいく上手になったよねぇ。かわいさは昔から注目していましたけど、最近の「乃木坂ってどこ?」での対応の上達度合いは光っています。
すばらしくかわいいうえに、バラエティの対応もとっても上達しています

今回「頭NO王」とか、ひどい言われかたしてますけど、アイドルには、そんな筆記試験成績なんて、どーでも良いですよね。むしろ愛すべきおバカでかわいいです。畠中清羅ちゃんと組んで、AKB48のおバカの頂点の木﨑ゆりあちゃん&川栄李奈ちゃんと、対決して欲しい。最高に期待しております。

■せっかくテスト点数の数値データがあるので、ちょっと数字をいじってみました
まず、筆記試験の成績がこの表です。あんまり個人情報を出すのって気が引けますけど、テレビで放送していた結果ですから良いよね(しかも敬称略ですみません)。
表1 成績一覧表
ここで変動係数=教科別点数の標準偏差/各教科の平均点

この表を見ると、国語、数学、英語、社会の平均点と標準偏差が良くそろっています。きっと教育関係の業者の作ったちゃんとしたテスト内容だったんですね。理科の平均点だけ、ずいぶん高いんですけど、乃木坂46メンバーのみなさまって理科が得意なの?

国語、数学、英語については、平均点、標準偏差、歪度、尖度がほぼ同じ値で、分布プロファイルが良く似ています。どんなプロファイルかって言うと、二山で少数のできるメンバーと、できない多数のメンバーの分布です。

■テスト点数と順位をグラフにすると
試験順位を横軸に、テスト合計点数を縦軸にとると、片対数グラフで直線に乗ります。これは、好成績者が少数で、そーでもない子が多数いるってことを示しています。さらに青の点が、能條愛未ちゃんと畠中清羅ちゃんなんですけど、直線から外れて、ちょっと特異な点になっています。対数グラフで直線から外れるっていうのは、すごい特殊な特性のデータです。
畠中清羅ちゃんもかわいくて良いよねぇ

ま、でも能條愛未ちゃんも畠中清羅ちゃんも、ちょっとくらい成績が特異だからってなんだってーのよ。アイドルとしてのすばらしさは、そんなの関係ないぜ!!!(とフォローしてみました)。

■できる子は、どの教科もできる
この図は、横軸に各メンバーの「テスト合計点」を取って、縦軸に「変動係数」をとったものです。ここでの変動係数って教科ごとに得意・不得意があるかを表す値です。この図を見ると、「テスト合計点」の高いメンバーは、変動係数が小さい=どの教科も得意・不得意がない=どの教科もよくできる=オールラウンドにお利口さん、です。逆に「テスト合計点」の低いメンバーは、「変動係数」が大きい=苦手教科があるみたいです。

もうちょっと解析してみると、数学と英語の成績が良い子は、統計的に有意に「変動係数」が小さい=得意・不得意の差があまりないんです。やっぱ普段の生活であまり使わないことができる子は、なんでもできるんですね。

■テストの成績って、選抜メンバー選考基準と関係あるか?
重回帰分析をしてみると、今回のテストの成績(個別教科も総得点も)は、9thシングルの選抜メンバーの選考基準にはなっていない(=重回帰分析で有意な説明変数にならない)ようです。ま、そりゃそうだよね(意味不明な方は「9thシングル選抜基準」とかを読んでね)。

なお、「握手会人気」と、テストの成績も統計的に有意な相関はありません(正確には有意な相関があるとはいえない、です)。へー、成績良いメンバーのほうが機転が利いて握手会の対応上手とか、成績の良くないメンバーのほうが天真爛漫で握手会の対応がうれしい、とかっていう傾向はないのね、ふーん、そうなのですね。

■テストの成績ってメンバーの特性と関係ある?
テストの成績って、メンバーの「容姿」とか「歌唱力」とかの特性と関係あるか、見てみました。

表2 各教科の成績とメンバーの特性との関係

この表は、第一行目に記載してある教科の点数が、メンバーのどの特性と関係が深いかを示しています(重回帰分析した結果の標準化偏回帰係数を示しています)。例えば、「国語」の点数は、「歌唱力」が高いと下がる傾向にあって、「英語」「理科」の点数が高いと、高い傾向がある、ということを意味しています。ただし決定係数は0.57なので不確定要素も大きいです、って、感じです。

(注)「---」の欄は、有意な説明変数になっていないことを表し、空欄は、説明変数に入れませんでした、ということを表しています。「合計点」は各教科の点数を説明変数に入れたら解析の意味がないので、各教科の点数を説明変数に入れませんでした。

(注)メンバーの特性の値の決め方は「6thシングル選抜基準」とかを見てください。

ある教科の成績に、他の教科の成績が関係あるってのは、とってもありえそうで納得できますね。でも「容姿」「ダンス」「バラエティ適性」「身長」とかっていう特性は、あたりまえだけど、成績とはほとんど関係がないんですね。

一部、「歌唱力」が高い(=歌が上手)と「国語」の成績が、低い傾向があるっていうのは、不思議です。なんででしょうか。

でも「英語」や「合計点」が、「年齢」と関係がある(年齢が高いと成績が良い)っていうのは、納得できます。やっぱ中学生の問題って、社会人になった今、見直してみると何でできなかったんだろうって、問題はたくさんあるよね。

(注)「年齢」は年齢が高いほうが値が小さくなるような変数のとり方にしているので、表中の「年齢」の値(=標準化偏回帰係数)が負になっているということは、年齢が高いほうがテストの点数が高い、ことを表しています。

■年少メンバーの成績は、実はそんなに悪くないです
表2のように「年齢」が高いほうが、成績が良いのはあたりまえなので、テストの成績を単純に比較されると、年少メンバーは、実際よりおバカに見られて、かわいそうです。
星野みなみちゃんも、、、
https://www.youtube.com/watch?v=zDRvufCgUSQ
齋藤飛鳥ちゃんも、、、
https://www.youtube.com/watch?v=Xq5CNwFc2mU
和田まあやちゃんも、年齢補正が必要です

だから年齢で補正してあげると、和田まあやちゃんは24位から17位、星野みなみちゃんは26位から20位、齋藤飛鳥ちゃんも同じく26位から18位までジャンプアップして、そんなに悪くないんですよぉ、みなさま!だから、ほんとは和田まあやちゃんのことを、「頭NO王」だなんて言っちゃいけません。

(注)平均的にはそう推定できるんですけど、でも、表2の「合計点」と「年齢」の関係の決定係数が0.11なので、年齢による向上率は個人差がとっても大きいです。だから和田まあやちゃん・星野みなみちゃん・齋藤飛鳥ちゃんの成績を年齢補正すると、ほんとにそのくらいになるのかどうか、不確定要素がひじょうに大き過ぎ、ですが、、、、、

もっと突っ込んで解析するといろいろ見えてくるのでしょうけど、乃木坂46みたいなアイドルは、ファンとしては、頭がよければうれしいけど、そうでなくても最高にかわいくてうれしいので、どうでも良いよね。結局、いろいろなメンバーがいる乃木坂46は最高です、ってことで。

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