2016年1月14日木曜日

能條愛未ちゃん出演 「カードファイト!!ヴァンガード」感想

今さらですが、新年おめでとうございます。

最近、更新が滞っておりますが、仕事のせいです。ほんと死ぬ。そのうえ乃木坂46が人気ありすぎて、アンダーライブもMerry X'mas Show 2015も、抽選で外れて見れなかったので、残念すぎてクリスマスから正月は寝込んでました。チケットを買えたみなさま、コンサートはすばらしかったですか?

でも、能條愛未ちゃんの「カードファイト!!ヴァンガード」のチケットは取れたんで、見てきましたぜ。
戸倉ミサキ=能條愛未ちゃん。原作がアニメなのでピンクの髪です

その「カードファイト!!ヴァンガード」なんですけど、アニメを舞台でやるって難易度高そうだし、アニメの内容も子供向けっぽいし、能條愛未ちゃんが出演しているとは言え、主役じゃないから、つい見なくても良いかなと一瞬思っちゃうじゃん。

でも、そう思って、この舞台を見なかった人は、後悔して死にます。やーい、やーい。そのくらい面白い舞台でした。いえ、さすがにちょっとオーバーかも。でもほんとに面白かったです。

■あらすじ
カードファイトを楽しむお店(カードショップ)「カードキャピタル」の店員さんの戸倉ミサキ(能條愛未ちゃん)は、カードファイターです。お店の常連のやたら強いカードファイターの櫂トシキ(健人)、初心者なんですけど急速に強くなっている先導アイチ(大平峻也)、クソガキだけど強いカードファイターの葛木カムイ(相馬眞太)と4人で、Q4というチームを作って、カードファイトの大会に出ます。1年目は地区大会で敗退しますが、2年目は4人で力を合わせて、ライバルのAL4を破って優勝します。

ほんとは、主役は先導アイチで、準主役が櫂トシキで、敵役がAL4の雀ヶ森レン(染谷俊之)です。そういう人達の物語です。ポイントは、各自の持つカードの中のキャラクターが、バトルするってことね。
出演者の方々(チームQ4関係)
http://www.animate.tv/news/details.php?id=1451993083

■実は、ミュージカルです
なんで「ミュージカルです」と宣伝しないのでしょうか。「舞台・劇」と「ミュージカル」じゃ、面白さのレベルが全然違うじゃん。そう思うのはわたしだけかもしれないけど、わたしは「ミュージカル」のほうが、圧倒的に好き。どの位の差かというと「会社の同僚の一般女子」<<<<「能條愛未ちゃん」くらいの差で、「ミュージカル」の方が好き。

ストーリーに歌&ダンスがついてるミュージカルって、人類最高峰のエンターティメントだと思うわけ。「カードファイト!!ヴァンガード」は、どう考えても、単なる「舞台」じゃなくて「ミュージカル」に属するエンターティメントなので、だからすばらしいです。うーん、これ良いよねぇ。

ネルケプランニングがプロデュースしているのに、なんでミュージカルって言わないんでしょうね。そういうのは手馴れていると思うですですけどねぇ。もったいない、、、などと、舞台の内容以外のことをグダグダと書いておりますが、実は舞台の内容は、すばらしいです。特に、すばらしいのはなんと言っても能條愛未ちゃんね。

■能條愛未ちゃんは、演技がすばらしい
カードファイトを楽しむお店(カードショップ)の「カードキャピタル」の店員さんなんですけど、能條愛未ちゃんの演技はうまいです。
クールな戸倉ミサキを演じる能條愛未ちゃん
http://blog.nogizaka46.com/staff/2016/01/030026.php

序盤は、あんまりストーリーに絡まないんですけど、そういう場合でも、目線の持って行き方とか、クールな表情の作り方とか、うまいよねぇ。わたしは、乃木坂46ファンなので、メインのストーリーをバックグランウンドにして、能條愛未ちゃんのそういう演技を見ておりました。普段の乃木坂46のコメディー担当の能條愛未ちゃんも良いんですけど、こういう舞台で真剣にやっている能條愛未ちゃんは美しくて存在感があって、さらに最高に良いです。こういう面を、乃木坂46ファンに見ていただいて、もっと人気が出て欲しいなぁ。

この舞台では、店員さんの能條愛未ちゃんが、布巾(ふきん)でテーブルを拭くシーンがあるんですけど、そういうのだけ見ても激ウマだって、ご存知でしたか?

話は2年前に遡りますけど、このブログを読むくらいの乃木坂46ファンなら「16人のプリンシパルdeux」ってご存知ですよね?ならば5/6の昼公演で、能條愛未ちゃんが、一幕目で家政婦の「栄」役のオーディションの演技で、床を拭くシーンから入ったのをご存知ですか?そんな瑣末な話、知るかってね。

でもさ、その床を拭くシーンから入った能條愛未ちゃんの演技は、そのアイデアもそうだけど、その拭き掃除の体の使い方といい、セリフの自然さといい「こ、この娘は何者っ?」と驚愕するくらいのうまさだったです。しかもシロウトが演じているオドオド感とか、ギクシャク感が、ゼロ。力が抜けてめちゃめちゃ自然。どう考えても二幕目の出演者に選ばれるべきうまさだと思いましたよ。

そのころは、わたしも乃木坂46ビギナーで、能條愛未ちゃんのことをあんまり知らなかったし、今も昔も生田絵梨花ちゃん一推しファンなので、同じく「栄」に立候補した生田絵梨花ちゃん(=生真面目な正調の舞台演技者タイプの演技が売りです)に投票しちゃったけどさ、そういう能條愛未ちゃんの演技の才能には、昔から注目しておりました。

などと、懐古談も交えて書いちゃうくらい、能條愛未ちゃんの演技は、良いです。ま、でも、クールな役だし、主役じゃないから、序盤はそんなに演技で見せる場面が少なくて、ちょっと残念だったんですけど、「布巾でテーブルを拭く」くらいの演技でも、うまさが際立ってましたってこと。

ちなみに舞台なので、演技中の声は、普段の能條愛未ちゃんより一段ハイトーンですね。そのちょっと高めの声も心地良い声です。

■能條愛未ちゃんは、歌が超すばらしい
能條愛未ちゃんのすごさは、演技のうまさだけじゃありません。演技以上に、歌がうまいし、上手な歌い手だし、グッドシンガーなんです。つい3重の冗長性を持たせた文を書いちゃったぜ。ま、そんな文を書いちゃうくらい歌がうまいです、能條愛未ちゃんは。
歌を歌う能條愛未ちゃんの良い表情

「乃木坂工事中」(2015/1/11)の日村賞争奪のカラオケバトルとか、10thシングルの能條愛未ちゃんの個人PV「Last teen」とか、聞いたみなさまは、歌のうまさはご存知かと思いますが、「カードファイト!!ヴァンガード」では、ステージ上で独唱します。だからそれを聞くだけでもAiiA 2.5 Theater Tokyoに行く価値あります。
乃木坂工事中(2015/1/11) カラオケバトル

比較的前半で、チームQ4を結成したときに、4人(先導アイチ、櫂トシキ、戸倉ミサキ=能條愛未ちゃん、葛木カムイ)が、順にそれぞれキメポーズをしてから独唱するシーンがありますけど、戸倉ミサキ(=能條愛未ちゃん)が、(亡くなった)両親に勝つことを誓う歌(でしたっけ?)が、震えるくらいのうまさです。
かっこいいー!

他の3人は、役柄上も(たぶん)本人の性格上も、気合が入った歌い方で、それはそれでうひょー!ってな感じでカッコ良くてすばらしい歌声ですが、能條愛未ちゃん=戸倉ミサキちゃんは、クールなキャラで、両親がなくなってしばらくカードファイトから離れていて、先導アイチに出会ってカードファイトへの情熱を取り戻した後のシーンなので、最初はクールに穏やかに歌いだします。

そういう感じを出せるのが、才能だよね。テレビ番組のおバカっぽい能條愛未ちゃんしか知らないライトな乃木坂46ファンは驚くと思いますが、単なるおバカな人じゃありません。きっと彼女の脳の神経接続は、勉強とかじゃなくて、こういう舞台芸能に特化しているんだと思いますぜ。

そういう風にクールで穏やかな歌いだしなんですけど、後半は情熱が盛り上がる感じで、でも他の3人ほどの熱さを感じさせないクールキャラを表現しているのが、うーん、うまっ!柔らかで良く通る美しい声だよねぇ。しかも能條愛未ちゃんの声って、さらにウェットな感じもあって、それがまた良いよね。あえて言っちゃうけどチームQ4の中で一番うまいです。すばらすぃ。

■さらに能條愛未ちゃんのすばらしいところ
能條愛未ちゃんの衣装は、超ロングスカートです。右側だけに太もも上端部分からスリットが入っています。その衣装で、ダンスしたり、決めポーズしたり、椅子に腰掛けたりします。そういう場合は、スリットから美しい脚が見えます。

普通は正面を向いて演技をしますから、舞台に向かって左側の席の観客しか美脚が見えません。ちなみにわたしは、左側のかなり前方の席でした。激しくうれしい。同じ料金払って、右側の席だったら、悔しさに発狂しているよねぇ。というふうに恐ろしく不公平で不条理な「カードファイト!!ヴァンガード」です。

※一応2幕目の冒頭で、ミニスカートで登場してくれるので、右側の席の人も少しは癒されるかもね。

一般に能條愛未ちゃんのセクシーさについて語られているサイトとかを見たことがありませんけど、そういう点、普通の乃木坂46ファンの視点は「あまい」と思うわけ。この「カードファイト!!ヴァンガード」じゃ、ずーっと能條愛未ちゃんの白い美脚がちらちらしています。ほんとさー、すばらしくセクシーなんですぜ。これからは、能條愛未ちゃんのセクシーさを語るファンが増えるべきだよね、ほんと。
知りうる限り最もセクシーな能條愛未ちゃん!

■さらに左側席の良いところ
出演者が、観客席の前方通路を通ってステージに向かうこともあるんですけど、そのシーンでも能條愛未ちゃんは、「左側」の観客席通路を通ってステージに向かっていました。すぐ目の前を通ってくれて、うれし過ぎ。カードファイト前の凛々しい横顔が最高!もうほんと好き。

、、、でも、なんでここまで左側席の観客が優遇されるんでしょうねぇ。不条理の世界だよね。

■ファイトシーンをちょっと書いてみました。
「カードファイト!!ヴァンガード」のバトルシーンはどんな感じか、ちょっと書いてみましょう。戸倉ミサキ=能條愛未ちゃんと、鳴海アサカ=柴小聖(しばこのな)ちゃんが戦います。2回目の戦いの状況を書いて見ましょう。
柴小聖ちゃんと能條愛未ちゃん
http://ameblo.jp/kononablog/

両者対戦なんですけど、うーむ、能條愛未ちゃんもかわいいけど、柴小聖ちゃんもかわいいねぇ。衣装もロングスカート+スリットVSミニスカート+ニーハイ。これは、どっちも超好みの衣装すぎ。引き分け?

ファイトが始まると、それぞれ手持ちのカードのキャラを登場させます。能條愛未ちゃんのカードのキャラは「和風衣装」の3人女子。対する柴小聖ちゃんのカードのキャラは「レオタード+ニーハイブーツ+網タイツ」の3人女子。おぅっ!カードキャラは、柴小聖ちゃんの側の勝ち?(純粋にわたし的好みですけど)。
後ろの3人が柴小聖ちゃんのカードキャラです
http://gamebiz.jp/?p=154880

ファイトが始まり、柴小聖ちゃんのターンで、柴小聖ちゃんの独唱があります。グラビアアイドル出身なのに、歌が力強くてうまいじゃないのよ。やっぱ舞台のオーディションを勝ち抜いた人ですねぇ。敵ながらアッパレ(いえ、柴小聖ちゃんは敵じゃありませんけど)。
柴小聖ちゃん。かわいいでしょ?
http://ameblo.jp/kononablog/

次のターンで、能條愛未ちゃんの攻撃です。このターンでも独唱していただけます。独唱の応酬なんて、なんつー最高の演出なのさ。このお二人のファイトがわたし的に、この舞台で一番良かったです。

そのファイト中の能條愛未ちゃんの歌が、これまたすばらしい。うぅ、シャープで張りがあるんですけど自然でケレン味がなくて、ほんと良いなぁ。加えて、歌いながらの戦いの身のこなしのかっこ良さとか、さらにロングスカートのスリットから美脚も見えたりして、ステージ上の身体表現として最高のコンビネーションです。能條愛未ちゃんは、すばらしい!!
舞台の写真が切れたので、わたしの好きな写真を貼ってみました。
超かわいい!ほんとかわいい!!ウルトラかわいい!!!

というふうに、衣装良し、カードキャラ良し、歌良し、何より出演者がすばらしいのが良しと、最高のファイトシーンでした。これはほんとに見るべきシーンでしたぜ。

■原作・アニメを知らなくても超わかりやすい
ところで「カードファイト!!ヴァンガード」のカードバトルって分かりにくそうじゃないですか。ていうか世界観を理解するのが大変そうなので、舞台が始まる前まで、理解が追いつくか心配で、テスト前のようにドキドキしてました。

でも、みなさま、ご安心を。超わかりやすいです。クールなイケメンの「櫂トシキ」が、初めてカードファイトをする「先導アイチ」に、カードファイトの世界観から説明してくれます。だから、アニメを知らずに、初めて見た観客もカードファイトのやり方&世界感が分かります。なんという親切な舞台でしょうか。
カードファイトのシーン
http://gamebiz.jp/?p=154880

でもみなさまは、「そんな説明してたら舞台としてつまんなくね?」と思われるでしょう。でも、そうじゃないんです。櫂トシキ(健人)のそーいう説明自体が、カッコイイです。やたらアニメっぽい様式美のかっこよさね。

櫂トシキを演じる「健人」氏の技量なんでしょうけど、かっこ良く、でも親切に説明してくれます。理解力の大半を、ストーリー&人間関係の解釈じゃなくて、身のこなしとかセリフとか歌&ダンスに使えます。「カードファイト!!ヴァンガード」部外者には、涙が出るくらい演出家の心遣いが感じられてうれしいなぁ。ちなみにカードファイト自体もカードのキャラクターが登場してバトルしてくれるので、超わかりやすくて、うれしい。

※この分かりやすさの点では、カードファイトのディープなファンの方にはどうなんですか?カードの能力の詳しい説明とその意外な能力の展開なんかが省略されているので、そういうのに重きを置くファンは、不満かも(そーでもない?)。

■他の出演者もすばらしいです
主役の先導アイチ((大平峻也)、櫂トシキ(健人)とか敵役の雀ヶ森レン(染谷俊之)もすばらしいです。でもわたし的に好きなのが、クソガキだけど強いカードファイターという設定の葛木カムイ(相馬眞太) です。
葛木カムイ(相馬眞太)
http://gamebiz.jp/?p=154880
パキパキに立った髪の毛とか如何にもアニメっぽい姿が良いし、それ以上に、この人は決めポーズが、ほんとに決まります。膝と腰を曲げた姿勢で、爪先立って片手を上に突き上げる決めのポーズが、めちゃめちゃ決まる。変なポーズといえば、変なポーズなんですけど、それが決まっていてカッコイイ。なんか強引な美しさがありますねぇ。

、、てな感じの出演者のすばらしい舞台でした。能條愛未ちゃんはミュージカルにもっと出て欲しいよね。とにかく、最高にかわいくて、歌うまで、演技上手で、さらにコメディ能力もすばらしい能條愛未ちゃんの応援よろしくね。

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