2016年5月17日火曜日

14thシングル「ハルジオンが咲く頃」感想

世界でもっとも遅い乃木坂46 14thシングル「ハルジオンが咲く頃」(with深川麻衣ちゃんセンター)の感想を書いてみましたよ。書こうと思ってから2ヶ月、ブログで書く書くと言いながら3週間以上も引っ張っちゃった上に、2ndアルバム「それれぞれの椅子」までで出ちゃったこの時期に、誰が読むんだって感じですけど、書いてみましたぜ。
写真 1 ハルジオン(Wikipediaより)

普通、引っ張っちゃうと、ちゃんとしたものを出さなきゃならないと思ってしまいます。他の書きたい記事でも同じですけど、遅れたからには、世界最高の記事を書かなきゃならない気がして、熟考するから、ますます遅くなります。でも熟考しても全然、良くなりません。さっと書けないテーマはいくら考えても良くならなくて、そのうち、あきらめて、ま、いいや、と途中で止めちゃう場合が多いです。そんな感じで、これまでいろいろなテーマで20本くらい出来かけの記事がわたしのパソコンに溜まっています。
写真 2 深川麻衣ちゃんの美しい後姿

「ハルジオンが咲く頃」の感想も、そんな感じで心が折れかけたんですけど、これは深川麻衣ちゃんのセンターで卒業記念作品で特別な曲です。書けなかったら、切腹したるぅ!!!ってくらいに思っている曲なので、自分に甘いわたしにしては奇跡的にがんばって記事が完成しましたぜ(いえ、そんな大それたものじゃありませんけど)。
写真 3 堀未央奈ちゃんが乃木坂女学院に
戻って(?)来ました。
学帽のバンカラな被り方がwww
心の内を表現している表情が上手です。

■オーソドックスに良い曲
それで、曲の感想なんですけど、「ハルジオンが咲く頃」は、オーソドックスに良いです。ちなみに「オーソドックス」とは、「正統的な」という形容動詞です。でも英語のorthodoxは形容詞です。面白いよね。でもこれは日本語文法で使われる用語の命名が、古文との連続性を確保するために、変なだけだから気にしなくてOKね。ていうか外来語も「形容動詞」とか日本語として品詞分類されるんですね。
写真 4 迎えた深川麻衣ちゃん。
何か引け目を感じている表情ですね。
この二人の間に何が、、、

そんな文法の話はどうでも良いですが、「ハルジオンが咲く頃」は、正統派のアイドル曲です。しかも格調高いです。さらに深川麻衣ちゃんぽい。さすが秋Pです(注)。深川麻衣ちゃんの卒業記念作品に、そういう感じの良い曲(作曲Akira Sunset氏&APAZZI氏)を用意するのは、良いプロデューサーです。
(注)秋Pがプロデュースしている曲は、(少なくとも表題曲は)秋Pが選んでるらしいです。
写真 5 深川麻衣ちゃんが歌うシーン。
落ち着いた美しさが好き。

わたしはシロウトなので「ハルジオンが咲く頃」が、ほんとに正統派のアイドル曲なのかどうか分かりません。でもわたしの心の中では、正統派の曲です。なにが正統派かというと、まずイントロ。「♪たぁ~らら、たぁ~らら、、、、、」っていう稚拙なオノマトペで表現して、もうわしないですけど、そんなイントロが正統派っぽくって、格調高くてクラシックっぽいですよね。いままで乃木坂46の曲ではなかったタイプのイントロじゃないかと思うんですけど、そうですか?
写真 6 他のメンバーが歌うシーン
みなさまそれぞれに良いですね

いつも思うけど、このブログの曲の印象の書き方って、内容が薄いよね。ていうか内容が無いよね。なぜかというと音楽に関してドシロウトだから。たとえばわたしは陶磁器が好きなので(JJIっぽい趣味でお恥ずかしい)、陶磁器に関してはちょっと詳しいです。江戸期の有田焼のデザインの変遷を言えといったら言えます。だから陶磁器を知らない人が、陶器と磁器の区別もつかないのをほほえましく思います。
写真 7 椅子取りゲームをしています。

そういうふうに陶磁器のことを知らない人が陶磁器のデザインの感想を述べたとすると、たぶん「www」と思ってしまうんですが、それは、わたしが音楽を語るのと同じことね。コード進行とか知らないしね。恐ろしいよねぇ、、、、ていうか、お読みの読者のみなさまの時間の浪費させてもうしわけありません、て感じ。
写真 8 深川麻衣ちゃんが驚いて見つめる先には、、、、
(この深川麻衣ちゃんのショットはこのMV中ベストですよね)

でも、シロウトで音楽のことは何も知らないけど、乃木坂46のことが好きだから、乃木坂46の曲のことを語るぜ!それで、次に気が付くのは、サビが最初に来ているってことね。乃木坂46でサビが最初に来る曲って、堀未央奈ちゃんセンターの7thシングル「バレッタ」とか、星野みなみちゃんセンターの「初恋の人を今でも」とか、西野七瀬ちゃんセンターの9thシングル「夏のFree&easy」とか、全部わたしの好きな曲です。
写真 9 堀未央奈ちゃんが立ってます。
うーん、このシーンの意味はなんなんでしょうか。

だから、「ハルジオンが咲く頃」も好き。最初にサビが来る曲ってキャッチーで良いよね。深川麻衣ちゃんの「♪ハルジーオンが道に咲いたらぁ~♪」っていう歌声がすばらしいです。どーして卒業しちゃうんだろうね。深川麻衣ちゃんはもともと年長メンバーなんだからさー、30歳になっても乃木坂46で歌っていれば良いのに。
写真 10 じつは、二人の間には葛藤があるのでした。
写真 3に続いて深川麻衣ちゃんが堀未央奈ちゃんの
マントを取ろうと手を伸ばします。

それはともかく、この曲一番好きなところは、
'   ♪君はどうしてそんなに優しい瞳で見つめるの?
'   ♪悲しみや怒り 憂鬱なことはないの?
'   ♪風に吹かれても清々しい表情で 全てを許すように佇んでる~
っていうところです。テンポが速くなって、だんだん音が高くなるところが、高揚感があって痺れます。
写真 11 堀未央奈ちゃんが逃げちゃいます。
親の仇(かたき)なんでしょうか?
(このシーンの堀未央奈ちゃんの手の振り方が超かわいいから必見ね)

ふぅ、、、でもやっぱシロウトの限界でそのくらいしかかけません。なんというか、この深川麻衣ちゃんっぽい曲の雰囲気が書けません、、、、作曲者のAkira Sunset/APAZZI氏がそういう雰囲気の曲にしてくれたのに、残念だよねぇ。ま、音楽のこと知らないしね。シロウトの限界ってもんですかね。
写真 12 深川麻衣ちゃんが踊ってます。
美しいまいまいの舞
(という駄じゃれを昔から言いたかった)。

■歌詞も深川麻衣ちゃんの雰囲気があって良いです。
そういうシロウトの限界はありますが、そんな感じで曲がまず良いです。さらに言えば歌詞も良いです。曲と同じく深川麻衣ちゃんぽいです。作詞はもちろん秋Pですけど、秋Pって「乃木坂工事中」とか「NOGIBINGO!」シリーズとか見てるんでしょうか。見てなきゃ、この「ハルジオンが咲く頃」のような深川麻衣ちゃんっぽい歌詞を書けないよね。
写真 13 奥ゆかしいまいまいの舞

ジャニーズ事務所のジャニー喜多川氏が、数十年に渡って、いまだにジャニーズメンバーにお気に入りを作って、そういうメンバーをめちゃめちゃプッシュするのって、アイドル育成が好きで好きでたまらないからだと思うんです。おなじように、秋Pも女性アイドルの育成が、好きで好きでたまらないので、AKB48グループの番組とか、乃木坂46系の番組とかは、全部見ているんでしょうか。しかもメンバーの個性も把握しているっぽいよね。
写真 14 きゃわいいまいまいの舞。

そういう歌詞を聞くと、秋Pのことを、深川麻衣ちゃんの最後の歌のために良い歌詞を書いてくれる良い人に感じてしまいます。欅坂46の曲の良い歌詞も含めて、最近、秋Pを肯定的に思い始めています。うーん、なんだか、そんなふうに秋P対して、Yesで良いのかサイレントマジョリティー(by 秋P)ですけどね。
写真 15 MVでは現在(?)と過去(?)の2つのストーリー
が流れますが、こちらは現在のほうの卒業式シーン

■ミュージックビデオもすばらしいです。
乃木坂46史上、最も華やかで、最もセンターに焦点当てたミュージックビデオ(MV)じゃないでしょうか。最初のシーンも最後のシーンも深川麻衣ちゃんです。
写真 16 衛藤美彩ちゃんが深川麻衣ちゃんに
禁断の恋をしているって暴露した壁新聞を
見て驚く衛藤美彩ちゃん。

MVの冒頭のシーンが、斬新で良いよねぇ。この山戸結希監督は、天才とか言われているようですが、この冒頭のシーン(写真 2)を見てもそう思います。アイドルのMVで、後姿を延々と映すなんて、JJIみたいにパシッ!と膝を叩いて「おうっ、そういう表現がありましたか」と、思います。
写真 17 その壁新聞を仕掛けた
悪の生駒里奈ちゃんwww

そういう斬新な表現を使う監督の作品なのに、とても良いアイドルのMVになっているのが、うれしいです。奇才と言われる監督が作ったMVで、○thのMVは、うーん、ま、その、うぅ、なんかアレだよねぇ、、、、っていう(わたし的にそんな)感じのMVがありましたが、14thの「ハルジオンが咲く頃」のMVは、深川麻衣ちゃんの卒業作品にふさわしいすばらしさです。アイドルのMVを買うタイプの人の心の持ちようを良く分かったすばらしい監督ですね。
写真 18 壁新聞に殺気立つ白石麻衣ちゃん
(ひぃ~、まじ超怖いんですけど、、、、)

そんなMVですが、ストーリーが難解じゃありませんか?わたしには難解でした。いえね、べつ美しい映像と音楽だけ鑑賞してりゃ-良いんですけど、なんか理解したくなっちゃうじゃーないですか。深川麻衣ちゃんの卒業記念MVでもあることだし、ここは、わたしくが、乃木坂46史上、最難解な(ってほどでもないけど)山戸結希監督のストーリーを解説させていただきましょう。ネットに「ハルジオンが咲く頃」のストーリー解釈の話は、いくらでも転がっている気がしますけど、わたしも解釈したるでぇ。
写真 19 ショックを受ける深川麻衣ちゃん
表情が子供みたいに純真で超かわいいよね。

まず堀未央奈ちゃんは、深川麻衣ちゃんの旅立ちの心です。だから他のメンバーには見えません。MVでも堀未央奈ちゃんは深川麻衣ちゃん以外と係わっていません。われながら冴えた解釈だぜ。それで、さまよっていた深川麻衣ちゃんの旅立ちの心が帰ってきたのが冒頭の写真 3のシーンね。なんでバンカラな帽子を被ってマントをまとっているんだろうね、、、、うーん、やっぱ無理があるかなぁ。ま、いいや。
写真 20 そんな騒動をボケッと見ている
かわいいさツートップの次世代エースたちwww。

それで、写真 4の深川麻衣ちゃんは、旅立ちの心に戸惑います。写真 10のようにマントを取って受け入れようとしますが、、、、、、、、深川麻衣ちゃんの心の葛藤を察した旅立ち心は写真 11のように逃げちゃいます。この旅立ち心はほんとかわいいよね。
写真 21 衛藤美彩ちゃんと深川麻衣ちゃんの騒動を、
じっと見つめる堀未央奈ちゃん。
うーむ、7th「月の大きさ」以来の
久々の謎の少女役です。それが似合います。

さらに、楽しく椅子取りゲームをしていても(写真 8)旅立ち心は現れます(写真 9)。衛藤美彩ちゃんと深川麻衣ちゃん達の禁断の恋の騒動にも旅立ち心は表れます(写真 21)。そんな感じ?それで、ここからは、キャプチャーした写真に解説をつけていきますね。書き方に、全然一貫性がないんですけど、仕事が死にそうに忙しいので、ご勘弁ね。

その後、深川麻衣ちゃんは衛藤美彩ちゃんに告白(?)されて連れ出されます。でも白石麻衣ちゃんに戻ってきなさいと説得されて迷う深川麻衣ちゃんです。悩む表情がかわいいよね。おとなしい女子が悩むのってちょっとはぁはぁします。それはともかく、深川麻衣ちゃんは、白石麻衣ちゃんを取ります。

深川麻衣ちゃんに振られてショックな衛藤美彩ちゃん。美しいですねぇ。衛藤美彩ちゃんって横顔も良いよね。正面からだと目立たないけど、鼻筋が通っていて、唇に立体感があって、色っぽいのが超好き。歌も超うまいから、秋Pは、早くソロ曲を衛藤美彩ちゃんのために用意しろってね。

さて、その直後に、白石麻衣ちゃんを詰問する(?)衛藤美彩ちゃんのシーンなんですけど、袴姿のシーンとセーラー服のシーンってどういう関係なんでしょうね。袴姿は昔そんなことがありましたってエピソードでしょうか。だけど今日は、そんな日々を乗り越えて卒業式なんですよ、って感じ?衛藤美彩ちゃんが、白石麻衣ちゃんに「あの時は、よくもまいまいをとってくれたわねっ!」って詰問しているんでしょうか。

■百合なテーマが、、、、
そんな感じなんで、このMVは百合のテーマが入ってます。うーん、アイドルのMVなのにすごいテーマが入っています。すばらしい。全編そうなんですけど、なんと生田絵梨花ちゃんと星野みなみちゃんもそういうテーマに参加してます。

生田絵梨花ちゃんと星野みなみちゃんのこの映像を見て、わたしはこのお二人に関して初めてはぁはぁしましたぜ。生田絵梨花ちゃんと星野みなみちゃんをこういうふうに使おうと思うなんて、この監督はかなりキ○ガ○寄りの人ですね。ていうか、ほんとに○チ○イ。どう考えてもキ○○イ。でもキ○ガ○の人の芸術は良いよね。芸術は、○チ○イに撮らせるべきと思いました。

このお二人の演技がすばらしい。ほんとすばらしい。めちゃめちゃドキッーーー!!!!とします。これは見なきゃ、人生の損ですぜ。うーん、それにしても生田絵梨花ちゃんと星野みなみちゃんでこのシーンですかぁ、、、かなりアヴァンギャルドなMVですねぇ、、、、

さらに言うと、この監督はドSです。そうとう振り切ったドSじゃないと、齋藤飛鳥ちゃんのこの表情を撮れません。この齋藤飛鳥ちゃんのおののく表情を見ると、胸が苦しくなるよねぇ。大丈夫?飛鳥ちゃん。これを見てはぁはぁする奴は、社会に出しておくと危ないので、予防拘禁して刑務所に入れとくべきだよね(はぁはぁしそうになったけど)。

なおご存知のように橋本奈々未ちゃんもドSです。齋藤飛鳥ちゃんを襲いかけて、この写真のように「ウソぴょ~ん!」てする橋本奈々未ちゃん、、、すばらしすぎるでしょ、このドSっぷり。齋藤飛鳥ちゃんを、楽しんでいたぶっている感じがおそろしいよね。さすがわたしが乃木坂46にはまるきっかけだった橋本奈々未ちゃんです。齋藤飛鳥ちゃんの可憐さが引き立ちます。

そういう映像を見ると、ドSも芸術に向いていると思いますよね。うん、芸術はドSに撮らせるべきです。そんなドSでキ○ガ○っぽいすばらしい山戸結希監督です。次は衛藤美彩ちゃんの個人PVを、このくらい振り切って色っぽく撮ってほしい。

、、、などと個人的に感銘を受けたシーンなどをご紹介しておりますが、やっぱ深川麻衣ちゃんのセンターなので、深川麻衣ちゃんのシーンは美しいですね。こういう目を伏せた表情は、わたしの好きな表情のひとつですけど、ほんとに美しい&かわいいなぁ。

ブーケ(?)を持つ深川麻衣ちゃんです。このブーケを堀未央奈ちゃんにトスします。

ブーケを受け取った堀未央奈ちゃん。旅立ちを決めた象徴ね(と思いますが、、、)。堀未央奈ちゃんもすばらしい美しさです。美しさだけじゃないと思いますけど、二期生でトップの人気なのは、この美しさもありますよね(ぶっ飛んだキャラクターももちろん好き)。

深川麻衣ちゃんが堀未央奈ちゃんを連れて「わたしは旅立ちます」って感じのシーンです。でもさ、旅立ち心にバトンタッチして、置いて行くってどういう意味なんでしょうね。ていうか「お前の解釈がまちがってんだろっ」て突っ込むところですかね。うーん、堀未央奈ちゃんは何を意味しているんでしょうか。

MV終盤の万感の思いがこもったすばらしい表情です。深川麻衣ちゃんはこういうふうにちょっと横からのショットが一番美しいですよね。口元といい目の表情のつけ方といい、おだやかな性格がにじみ出ている美しい深川麻衣ちゃんです。

うるうるしている深川麻衣ちゃん。見ているわたしもうるうるします。この最後の乃木坂を上る後姿のシーンが長回しで、すばらしいから時間のない人は、このシーンだけでも見て欲しいです。深川麻衣ちゃんが「努力、感謝、笑顔、うちらは乃木坂上り坂」の乃木坂46の掛け声を繰り返すシーンで泣きます。この監督、絶対泣かせようとしています。とても良い監督です。

「さようなら、さようなら、また乃木坂で会いましょう、大好きだよ」と深川麻衣ちゃんが手を振るのが最後のシーンです。大好きなら卒業しないで欲しいんですけど、、、うるうる、、、

おしまい

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