木下百花ちゃん
げいにん2（転校生でボケよう）2013/4/10
http://v.youku.com/v_show/id_XNTQxMDMzMTcy_rss.html以下の写真すべて同じ
なんでそんな木下百花ちゃんの話を知っているのかと言うと、わたしは乃木坂46のファンで、このブログ書くために、命を削っているくらいのファン（うそ。せいぜい睡眠時間を削ってるくらい）なんですけど、比較対象の研究を欠かしちゃいけないという使命感で、AKBグループの番組も、録画して見ているわけです。
その中に、もう最終回になってしまいましたが「NMB48のげいにん２」っていう番組があったんです。内容は、NMB48ファンのみなさまには、もうしわけないけど、「乃木坂ってどこ？」とか「Nogibingo」に較べると、どうしても見たいってほどでもない感がかなり強いので、朝食中に新聞読みながら、バックグランドで流しているくらいなんです。しかもより優先順位の高いAKBとかSKEとかHKTとかの番組の録画を見ちゃうから、何ヶ月も前の「げいにん２」が溜まっちゃってて困っていたわけ。
でも、みなさま、やっと観る機会ができたんです。
実はわたしの住んでる地域には、昔からの風習があって、夏になると会社とかが、1週間くらい休みになるんです。すごいでしょ。もともとインド発祥の何かの行事が、中国経由で、わたしの住んでいる地域に伝わったらしいんですけど、1週間も仕事を休めるんでラッキー、って感じなんです。でもその代わり、一族でご先祖様のお墓まいりに行かなくちゃならない義務とかあって、変わった風習のある地域だなぁ、って思うよね。
でも、それだけじゃないんです。このころになると、この辺で取れる植物の実を食べるんですよー。まん丸で、大きさは30cmくらいあるんですけど、とんでもなく大きいでしょ。これって野菜なんだけど、果物っぽい感じがあるところなんかも、妙な実なんですよ。みなさまもへんてこな植物の実と思うでしょ。しかも皮が緑色なんですけど、黒っぽい縞々の模様があったりして、中身が、赤いわけ。なんなんだろーね、この植物って。大して甘くもないんだけど、半分義務みたいな感じで食べなきゃならないわけ。
そんな風習がある地域に、わたしは住んでるんですけど、実は、日本全国的に、結構そんな感じらしいですね、、、、全然、意味のない文章を、だらだら書きやがってと、みなさまお思いでしょうが、でも、そういうお盆が、この記事を書くきっかけだったんです。
先々週が、そのお盆だったんで、会社を休んで、遊びほうけていたんですけど、深夜には、新しい乃木坂46ファンを獲得するための前々回の記事「ブログのページビューとランキングの正しい関係」を書くためののデータの検討をしつつ、溜まっていたAKBグループの番組とか「げいにん２」を、彼我比較のためにバックグラウンドで見ていたわけ。すごいまじめな乃木坂46ファンだよね。褒めて欲しいです。
ちなみに、前々回の「ブログのページビュー、、、」の記事って、普段の記事の20倍くらい工数をかけて書いたんだけど、まったく人気がなくて悲しい。英語版なんて100倍くらい工数かけて作ったのに、もうほんとにページビューがないわけ。グーグルを英語版に切り替えて、検索してみると、まったく検索に引っかからないから、しょうがないんだけどさー、やっぱ英語のサイトの層の厚さって、恐るべきものがあります。乃木坂46の人気アップのためのページビュー／工数比でいうと、もう最悪で、こんなの仕事だったら、始末書は確実って感じ。全然、木下百花ちゃんの話にならないんだけど、ちゃんと戻しますからね。
それで、みなさま、ご存知かもしれませんが、この「げいにん２」って、MNB48のメンバーが高校のお笑い部の活動をしているっていうシチュエーションなので、お笑い芸をする番組なんです。たぶんAKB48グループ関係の番組の中で、もっともバラエティ用の個人スキルが必要な番組内容で、「16人のプリンシパルdeuxお笑い版」くらいの高度な技術が必要な内容なんです。それが、番組として成立していること自体、NMB48メンバーの能力ってすごいんですけど、でも、さすがにNMB48の本業は、アイドルであって、ほんとの芸人じゃないから、バックグラウンドで見るくらいな感じなんです。
ところが、お盆の休みの間に見た、録画の「げいにん２」2013/4/10（転校生でボケましょう）（http://v.youku.com/v_show/id_XNTQxMDMzMTcy_rss.html（注1）とかで見れます）の10:50くらいからの木下百花ちゃんとレギュラーのNMB48のメンバーの演技は、まったくレベルが違う感じで、ぜったいすばらしい感じで、ほんとに笑いのツボを刺激される感じなんです。
（注1）youkuっていう中国系の動画サイト。30秒もCMを見なきゃなりませんけど。
一発芸なはずなのに、何回リピートしても、めちゃめちゃ面白いです。われながら、どこか脳がいかれてしまった感じがするほど、つぼに入ってしまいました。しかもNMB48メンバーがやっているんでかわいいし、関西人のバラエティの素養がすばらしいので絵として映えます。なんでしょうね、彼女達って吉本新喜劇の間合いが血肉になっているんでしょうか。
でも何と言っても、木下百花ちゃんが、お笑いの演技者として、パーフェクトな感じだし、相当かわいい。これって、見ていただかないと、全然分からないんですけど、ちょっと書き起こすと、、、
レギュラーメンバーの会話中、木下百花ちゃんが石塚朱莉ちゃんを引き連れて登場。
木下百花ちゃん「おうおうおうおう、お前ら邪魔すんでぇ～」
山田菜々ちゃん「邪魔すんやったら帰って」
木下百花ちゃん「よっしゃ分かったぁ。さようならぁ～、、、、」
木下百花ちゃん「、、、って、どあほぉ！」
ズルっ～～
（ここから、お約束の、同一ギャグの繰返しね）
木下百花ちゃん「なにさすねん、、、邪魔すんねん言うてんねん」
山田菜々ちゃん「邪魔すんねやったら帰ってぇ」
木下百花ちゃん「そらそやな、分かったぁ、さぁよならぁ～」
帰りかけて１，２歩進んでから、ぴたっととまって、振り向きざまに
木下百花ちゃん「、、、って、どあほぉっ！！」
レギュラーメンバー全員、ずっこけて、ソファからズルっと滑り落ちる。
吉本新喜劇の典型的なシーンをやっているだけなんですけど、めちゃめちゃ最高におかしい。こういう芸って、一発芸というより、お笑いの前振りみたいなもので、本来、クスッとする程度のものですよね。でも、この木下百花ちゃんの芸は、わたし的に条件反射になっちゃっているのかもしれませんけど、何回もリピートしても、めちゃめちゃおかしい。木下百花ちゃんの登場シーンのゆるい歩き方だけでも、おかしい。「おうおうおうおう、お前ら邪魔すんでぇ～」だけでも、なんでこんなにおかしいのって感じ。
ポケットに手を突っ込んで登場するシーンの表情のゆるさから、手の力の抜き具合、歩き方の表現、せりふの間合い、巻き舌の程度、どこを取っても、これ以上にないくらいに、パーフェクトに決まっています。1,2歩、帰りかけてからの振り向きざまの「、、って、どあほぅ」で、歌舞伎の見得を切る感じになるんですけど、タイミングも恐ろしいほど完璧。ちょっと上向きにした顔の、その表情もパーフェクト。口の開きぐらいから、まつげの震え方まで完璧。お笑いとして、どこまでもシームレスに完璧。しかもペコちゃん（不二家のね）みたいな感じで、かわいい。
さらに、このシーンの、山田菜々ちゃんの力の抜けたせりふとか、山本彩ちゃん渡辺美優紀ちゃんのツートップをはじめとするレギュラーメンバーも、まったく照れとか衒（てら）いなくズッコケ芸をやってくれて、お笑いなんだけどなんだか感動的。このシーンのNMB48って、なんかこのために、お笑いスキルをためていたんですね、って感じで、わたしも今まで「げいにん２」を見させていただいていて、ほんとうに良かったと思いました。
さらにですねぇ、コンビの石塚朱莉ちゃんの芸もすばらしいです。続くシーンで、
石塚朱莉ちゃん「おう！そこの釣り師ぃ！」
渡辺美優紀ちゃん「釣り師、、、、」
石塚朱莉ちゃん「あまえなんち、あざといねん。ちょっと握手してみぃ」
渡辺美優紀ちゃん（震えながら手を差し出す）
石塚朱莉ちゃん（態度を豹変して、ファンになって握手して）「わー、これからミルキー推しになりますねん、、、って、なるかぁ、ボケェ！！！」
渡辺美優紀ちゃん「きゃっ！」
て、いうシーンもある種の様式美のおかしさのツボって感じで、はぁー、なんか石塚朱莉ちゃんと渡辺美優紀ちゃん、最高。
みなさま、「げいにん２」のこのシーンのNMB48のすごさを、ぜひご覧になってくださいませ。乃木坂46に、こういうことをやって欲しいとは思わないけど、NMB48のこの芸は、讃えられるべき、と思いました。
NMB48から1人、乃木坂46にトレードするなら、絶対、木下百花ちゃんを入れて欲しい。あまりに破壊的すぎですかねぇ。でも西野七瀬ちゃんとコンビ組んで、コントして欲しい。キャラクターがまったく違って、すごく面白そうな感じが、、、でも合わないかな、、、、
※木下百花ちゃんって、このシーンしか、知らないので、見当違いのことを書いていたらすみません。しかも、その後の「げいにん２」は、時間が取れなくて見てないので、もっとすごいシーンがあるかも知れませんけど、あしからず。
※この「げいにん2」のおかしさを言うと、とっくに終わっちゃったけど、SKE48のマジカルラジオ３の抜群の面白さも、書きたくなっちゃうよね。特に「ういろう夫人」コーナーの松井珠理奈ちゃんと田中美奈子さん（さすがに"ちゃん"づけでは、もうしわけない）のコントも、めちゃめちゃ最高です。お二人の演技もすばらしいし、脚本もほんとにすばらしいですので、絶対、見る価値ありです。
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