若月佑美ちゃん:黒主優姫
乃木坂46ファンのみなさまは、若月佑美ちゃんがミュージカル「ヴァンパイア騎士」の主演に決まるまで「ヴァンパイア騎士」という少女マンガをご存知でしたでしょうか。わたしは知りませんでした。でも、乃木坂46で一番しっかりしていそうな若月佑美ちゃんが、主演するというじゃーありませんか。
若月佑美ちゃんの舞台といえば「生きてるものはいないのか」で、間近ですばらしい演技を見させていただきましたので、今回もチケットを申し込みました。それで、無事に当たって希望日のチケットをゲット出来たので、たーーーーーいへんに楽しみにしておりました。
■あらすじ
難しいです。ていうか人物設定が複雑。「ヴァンパイア騎士」の漫画/アニメの内容を知らないと、たぶん理解できません。わたしはWikipediaで1回読んでいったので、話の流れは、だいたい分かりましたけどストーリを追うのにちょっと頭を使う必要があります。そういうあらすじを、わたしが歌やダンスに感激しながら理解して、2日経った後に記憶に残っている部分をつなぎ合わせて、若月佑美ちゃん中心に書いてみました。なのでたぶんボロボロです。
舞台は、黒主学園です。黒主学園は、昼クラスが人間対象で、夜のクラスが、全員超美形のヴァンパイアの男女共学の高校(?)です。黒主優姫(若月佑美)ちゃんは、人間で昼クラスなんですけど、風紀委員なので錐生零(ルウトさん)という昼クラスの同級生(男役)と、夜も学園の見回りをしています。夜クラスには、玖蘭枢(AKIRAさん)というヴァンパイアの純血種の先輩がいて、若月佑美ちゃんは、玖蘭枢に憧れています。
若月佑美ちゃんと玖蘭枢役のAKIRAさん
後半の夜のパーティーのシーン(だったような気が、、、)
http://natalie.mu/comic/gallery/show/news_id/136645/image_id/355166
錐生零は、人間という設定なんですけど、昔ヴァンパイアに家族を殺されたので、ヴァンパイアを恨んでいます。当時、錐生零も血を吸われたのでヴァンパイアに変化しつつあります。ある日、若月佑美ちゃんがそのことに気づいて、心を痛めていますが、定期的に血を吸わせてあげて、錐生零の正気を保たせてあげています。やさしいよね、若月佑美ちゃんは。
錐生零役のルウトさんと若月佑美ちゃん
http://blog.nogizaka46.com/yumi.wakatsuki/2015/01/022558.php
それからどうだったけ?えー、血を吸われて人間からヴァンパイアに変化しちゃった普通の雑魚ヴァンパイアが徘徊しているんですけど、そういう奴らは、黒主学園の夜のクラスのレベル高いヴァンパイアが狩って処分しています。これってどう繋がるんでしたっけ?ま、いいや。
ある日、女子のヴァンパイア紅まり亜(荻野可鈴さん)が、黒主学園に転向してきました。でもこの子は、錐生零の家族を殺した悪いヴァンパイア緋桜閑(渡辺舞さん)が乗り移っています。黒主学園の夜のヴァンパイアクラスを仕切る玖蘭枢は、この紅まり亜の正体を見破っていました。
紅まり亜、藍堂英、支葵千里、玖蘭枢というヴァンパイアの方々
そんなある日、夜のクラスのヴァンパイア藍堂英(喜屋武ちあきさん)の誕生会(?)に優姫と錐生零が招かれました。えー、それでなんか話したんですけど、思い出せないです。喜屋武ちあきちゃんの歌がすばらしくて、内容を忘れちゃったよ。
それで、錐生零と玖蘭枢によって、悪のヴァンパイア緋桜閑は倒されました的なストーリーだったと思うんですけど、そうでしたっけ?他にも細かいエピソード&設定がありましたけど、とても書ききれないくらい、盛り込まれていました。
というわけで「ヴァンパイア騎士」部外者としては、ストーリーは半分くらいの進行ぐあいで良かったかもね。進行をゆっくりにしてPart2、3、4、、、、って続編で公演して欲しい。でも歌やダンスや演技がすばらしいので、ストーリー進行が早くても気になりません。
■なんと言っても若月佑美ちゃん!
ミュージカルなので若月佑美ちゃんが、歌って踊ってくれます。これはすばらしいよね。しかも、最初の歌の場面が、黒主学園のかわいい制服で、かわいいダンスをしながら、歌ってくれます。
物語の背景説明のシーン(かも)
これは、感激します。若月佑美ちゃんって、これまでテレビとかライブで、かわいい演技ってほとんど見たことないです。どっちかって言うと、ハードボイルドな演技とか男役の演技のほうが似合う感じと思っていましたけど、女子役でダンスも表情もかわいくてコミカルで、新境地のパフォーマンスです。
歌もすばらしいです。こういう舞台って「最高に上手」くらいじゃないと上手な感じに聞こえないじゃーないですか。しかも、若月佑美ちゃんのしょっぱなの歌なんて、速いテンポの運動量の多いダンスをしながらなので、すごく難しいと思うんですけど、ほんと上手。若月佑美ちゃんは、なんでもものにする人だよねぇ。
でも、単に上手なだけじゃありません。劇の後半の歌は、さらに上手です。ウォームアップがすんでいるせいなのかわかりませんけど、後半の方が悲しくてテンポがゆっくりの歌なんですけど、こちらのほうが、声量があって情感がこもっていて、おおぉぉぉ、若月佑美ちゃん、すばらしく上手じゃないの!って感じです。
ほんとねー、上手なんですよ。声量を出して歌うのって、立ってないと難しいじゃん。でも若月佑美ちゃんは、(ストーリー進行の関係で)床にへたり込んだ姿勢でも、すばらしい声量で歌えます。すごいでしょ。
若月佑美ちゃんって、わたし的に「歌がめちゃめちゃ上手」という印象はなかったんですけど、これはほんとに「男子、三日会わざれば刮目せよ」です(若月佑美ちゃんは女子だけど)。ミュージカルの独唱で「うううまっ!」と思えるのは、すごいよねぇ。
終了後に、近くの女子の観客も「乃木坂の子って意外に上手でびっくりしたわ」みたいなことを仲間内で語っておりました。なんか失礼っぽいやつだけど、まぁ、褒めてくれたから許す。ていうかありがとう。ほんと上手でしたぜ、みなさま。
歌がすばらしいです。
http://blog.nogizaka46.com/yumi.wakatsuki/2015/01/022547.php
普通の演劇としての演技も、上手です。この「ヴァンパイア騎士」って前半の方が軽くてコミカルで、後半がだんだん重く悲しくなってくる感じで、どちらかというと、わたしは、軽い前半の方が好きなんですけど、特に若月佑美ちゃんの笑顔のコミカルな演技が好き。
みなさまは、「、、、だぞっ!」とか「、、、なんだからっ!」って語尾を上げてかわいく話す若月佑美ちゃんを見たことがあるでしょうか?しかもしぐさがアニメっぽい特有のポーズをしてくれます。うーむ、若月佑美ちゃんが、こういうかわいい表情でかわいい声でかわいいセリフを言うのを、初めて見たような気がしますけど、グーかわなので、これだけでも「ヴァンパイア騎士」は見に行く価値があります。
しかも、最近、髪をショートにしているじゃないですか。それが演技に、めちゃめちゃ似合って、最高にかわいくて美しいんです。しかも乃木坂46のライブと違って、若月佑美ちゃんに注意を集中できるという環境もうれしいです。
やっぱさー、乃木坂46のライブはメンバーが、多すぎてなんか集中できないから、今後は廃止して、個別のメンバーがこんな感じに舞台に出るような、システムにした方が良いよねぇ(、、、とは本気では思いませんけど、ライブは、メンバーが多すぎて集中して見れなくてもったいなく感じます)。ほんとに一人のメンバーに集中できるって、良いです。
出演者の方々
http://blog.nogizaka46.com/yumi.wakatsuki/2015/01/022547.php
共演者の感想もちょっとだけ書いておきます。共演者は、勘違いして記憶しているかもしれないので、ご承知のほどを。
■AKIRAさん:玖蘭枢
玖蘭枢役のAKIRAさんって、カッコいい。背が高くてスタイルが良くて細面の美形で、かっこいいなぁ。若月佑美ちゃんが、あこがれる設定がごく自然に納得できるすばらしさです。姿も声も動きも、純血種ヴァンパイアの孤高なオーラをまとっています。このAKIRAさんの玖蘭枢は、絶対当たり役だと、保証いたします(漫画もアニメも見たことないけど)。カーテンコールでの歌もダンスもかっこ良くて見どころでした。
ちなみに共演者は全員、女性です。なんか安心して見られるよね。
ちなみに共演者は全員、女性です。なんか安心して見られるよね。
■ルウトさん:錐生零
錐生零役のルウトさんもかっこいいなぁ。若月佑美ちゃんの血を吸うんです。首筋に噛み付くわけ。劇だから、ほんとには噛み付かないんですけど、そういうふうに見えるくらいガバッと抱きしめて、若月佑美ちゃんの首筋にくっつきます。いいなぁ~、、、、、、ちなみにそのシーンの若月佑美ちゃんの「(血を吸っても)いいわよ」と言うセリフと、それに続く血を吸われる演技が、最高に色っぽいので、見ているわたしも力が入って、観客席で思いっきり手を握り締めて硬直してしまいます。あれって最高だよねぇ。ルウトさんの錐生零役は、わたしが一番替わりたい役です。
■天翔りいらさん:一条拓麻
http://ameblo.jp/vivitoai/page-2.html
宝塚歌劇団出身の方に共通する超絶すばらしいパワーのある歌声です。こういう本職の方の声は、聞き惚れるよね。すばらしすぎるので、その前後のストーリーを一瞬、忘れちゃって、あれっ?これってどういうつながりだっけ?って思っちゃうくらいです。■喜屋武ちあきさん:藍堂英
http://ameblo.jp/kyan-chi/page-2.html#main
劇中で誕生パーティー(だっけ?)で歌う場面があるんですけど、めちゃめちゃ上手。ミュージカルの本職の方かと思ったんですけど、グラビアアイドル出身の方なんです。ちょー意外じゃあーりませんか!でも声量がすごくて、激うまっ!!なんでこんなにうまいの?さらに劇の設定でもあるんでしょうけど、歌っているときの表情が楽しそうで、愛嬌があって、そういうのもすばらしいじゃーあーりませんか!!!
超かわいい
http://ameblo.jp/kyan-chi/entry-11488034422.html
しかも激かわ。ちょっとネットで画像検索していただくと分かりますが、超かわいくて、ハァハァするぅ。アラサーなんですけど、きききききゃわいいすぎ。うーむ、今年一番の発見かも(まだ一月だけど)。喜屋武ちあきさんのファンになりました。なんかチョーうれしいぜぃ。みなさまも、是非是非チェックよろしく!
すばらしい、、、、
http://ameblo.jp/kyan-chi/entry-11648950046.html
そんな感じのミュージカル「ヴァンパイア騎士」でした。今回は、諸般の事情で見てすぐに書けなくて残念。ちょっと時間が経つと記憶が薄れてしまうので、感激した割には、短くなっちゃったけど、「ヴァンパイア騎士」は、ほんとに良いミュージカルでした。
そういうわけで、ミュージカルにもすばらしい才能を発揮している若月佑美ちゃんの応援よろしくね。
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